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身辺調査はどこまでわかる？探偵による調査を詳しく解説
恋人や結婚相手を探すマッチングアプリ、オンラインでビジネスパートナーと知り合うケース、SNSを通じて始まる人間関係など、一度も会ったことがない相手との交流は、今では珍しくなくなりました。
その場合、WEB上に記載されたプロフィールや職能で、その人物を判断することになりますが、それには一抹の不安が残ります。もしかすると、実際のその人は、想像していたのとは別人のように違う人物かもしれません。
このような理由から探偵に身辺調査を依頼するケースが増えています。身辺調査では、知りたい相手のことがどこまでわかるのでしょうか。詳しく解説いたします。
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探偵による身辺調査ではどこまでわかる？
さっそく、探偵による身辺調査でわかる内容について見ていきましょう。
- 名前・住所
- 素行
- 経歴・職場での評判
- 家族・親族との関係
一つずつ、どこまでわかるのかを説明していきます。
名前・住所
何らかの理由で自分が何者なのかを知られたくないと思っている人は、本名と住所を偽っている可能性があります。
SNSやメッセージアプリでは、一般的に本名を公表しないことが多く、表示する名前はそのアカウント用に使用するニックネームです。それに住所も公表しないか、または明確には表記しないでしょう。
また、詐欺目的で近づいてきた人物が、自分の本名と住所について本当のことを言うはずはありません。嘘で固めているはずです。
どれほど巧妙に名前と住所を偽っていても、探偵による身辺調査なら対象者が住んでいる場所を確実につきとめ、本名と住所を明らかにすることが可能です。
素行
素行とは、その人物の普段の行いや品行のことを言います。探偵による身辺調査なら、普段の行いだけではなく「調査対象者の人物像」までわかります。
朝何時に仕事に出かけ、帰りは何時ごろ、居酒屋などよく行く店はあるのか、また休みの日はどう過ごしているのかなどからさまざまな事実が判明します。友人とのつきあいや趣味、どんな態度で人と接しているのかなど、人物像が浮かび上がってくるのです。
さらに、アルコール依存であることを隠していたり、さらには犯罪グループと関わっていることが判明する場合もあるでしょう。
経歴・職場での評判
マッチングアプリや結婚相談所のプロフィールにも、学歴や職歴を記載する場合があります。また就職活動に使う履歴書にもそのような経歴が記載されます。
経歴はその人を評価する指標となることが多く、高学歴だとやはり優秀だという印象になるものです。逆に、過去に犯罪を犯しているとなると、信用度が下がります。
そのような経歴に加えて、今の職場での評判、または過去の職場での評判などが調査の対象となるのもよくあることです。
このような経歴や職場での評判も、身辺調査で明らかになります。
家族・親族との関係
身辺調査では素性や素行など本人に関する項目の他に、家族や親族に関連する調査も実施可能です。
家族や親族の中に反社会的組織に属している人物がいないか、前科のある人物がいないかといった、本人の周囲を含めた社会的信用度を知りたい場合には、家族・親族が身辺調査の対象となります。
この身辺調査は、結婚前の婚約相手に対して実施されるケースが多いです。結婚を控えているのになかなか両親に紹介されない、親族のことになると話をはぐらかされると思っていたら実は……ということがあるのです。探偵による身辺調査なら、ここまで調査をすることができます。
探偵の身辺調査でここまでわかる理由
探偵による身辺調査でどこまでわかるのかを知ると、「なぜそんなことを調べることができるの？」と疑問に思ってしまう方も多いでしょう。
犯罪に関わりたくないと思って身辺調査を依頼しているのに、その調査方法が犯罪まがいだったりしたら本末転倒です。しかし、その心配は無用です。
探偵の身辺調査は、合法かつ安全な方法で行われています。しかも、一般人には真似できない高度なテクニックに裏打ちされているのです。その理由を詳しく解説いたします。
高度な尾行・張り込みテクニック
何かで知り合った人に「どこに住んでいるのですか？」と尋ねたとしましょう。そして、住所を教えてもらったとしても、それが本当なのか嘘なのかわからないので、そのまま信じるしかありません。
しかし、探偵は身辺調査において、その人物を尾行して本当の住所をつきとめるでしょう。またそこで実際に暮らしているかどうか、張り込みをして確認します。
調査対象者にバレないように尾行や張り込みを行うのは難易度が高く、素人が簡単にマネできるものではありません。そして、そうしたスキルこそ、探偵が持つ高度な職務能力であり、本名や本当の住所、素行や交友関係を調べ上げる調査力なのです。
探偵による尾行のコツ・テクニックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
独自の情報ネットワークを駆使
探偵が調査を行って何を入手するのか、結局のところ求めているものは情報と言えます。本名は何か、正しい住所はどこか、つまり本当はどうなっているのかという情報を探し求めているわけです。
その情報を得る手段には、対象者を追って調べる方法だけでなく、情報網を駆使する方法もあります。探偵はそれぞれ独自の情報ネットワークを構築しており、身辺調査にはそれを駆使して情報を掴んでいくという方法もあるわけです。
場合によっては僅かな手がかりから、かなりのことが判明することもあり得ます。
身辺調査の成功は情報量にかかっている
そもそも探偵が行う調査は、最初の情報に基づいて調査し、そこで得た情報からさらに効果的な調査を行い、目的の情報へと至るというプロセスをたどります。ですから、たとえ僅かな情報からでも、調査によって情報を得ていくことも可能です。
しかし、最初の情報があまりに少ないと、調査が長引き費用もかさむでしょう。場合によっては調査不可能ということもあり得ます。
身辺調査を依頼する際には、できる限り多くの情報を探偵に伝えるようにしましょう。それが成功の秘訣です。
身辺調査を実施するのはどのようなケース？
ここまで探偵による身辺調査について詳しく解説してきましたが、実際にこれまでどのようなケースで身辺調査は行われてきたのでしょうか。よくある4つのケースをご紹介します。
- 結婚予定の相手の素性を知りたい
- ビジネスで取引する相手の信用を知りたい
- パートナーの浮気相手がどのような人物か知りたい
- 採用内定者が問題の無い人物か知りたい
似たような内容でお悩みの方は、ぜひ探偵に身辺調査の相談をしてみましょう。
1.結婚予定の相手の素性を知りたい
先ほど少し触れた通り、これから結婚をする予定の相手の素性を知りたいというのはよくある依頼です。
相手が口頭で話す家族構成や仕事内容に矛盾があったり、やたらと結婚を急がれる・先送りにされるといった怪しい行動が見られた場合には身辺調査を検討したほうがいいでしょう。
自分で調べることができると考えてしまうかもしれませんが、それはさらなるトラブルを呼ぶ可能性もあります。相手が手練れの結婚詐欺師であれば、素人を欺くスキルも高いでしょう。そんな時こそ、調査のプロである探偵の出番です。
2.ビジネスで取引する相手の信用を知りたい
暴力団対策法の施行以来、表立った形で活動しにくくなった暴力団は、名簿に連ねる構成員の数が少なくなりました。その一方で非構成員でありながら実質は暴力団員、または暴力団と深いかかわりがある者が存在します。
ほとんどが、普通の民間会社や事業者に見え、まさか暴力団だとは思えません。
また、ビジネスの場には、詐欺師も暗躍しています。2017年に発生した、都心の一等地の売買で大手建設会社が50億円以上の金を騙し取られた事件は有名です。
新規の取引がある時、信用できる相手なのか、反社会勢力ではないか、詐欺師ではないかを身辺調査によって徹底的に調べることは重要です。
3.パートナーの浮気相手がどのような人物か知りたい
場合によっては浮気調査の一部として、パートナーの浮気相手について身辺調査を行うことがあるでしょう。とにかく名前と住所がわからない限り、交渉も訴訟も始められません。
浮気していたパートナーから聞き出せばよいのですが、意外と浮気相手に迷惑がかかるのを避けようとして、正直に言わないケースも少なくないのです。また、インターネットで知り合った浮気相手なら、本当に名前と住所を知らない場合もあります。
そのような時には、慰謝料を請求する内容証明郵便を送る住所を知るためにも、身辺調査によって浮気相手の素性を明らかにすることが可能です。
探偵による浮気調査について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック
4.採用内定者が問題の無い人物か知りたい
採用する側の企業とそれに応募する側とが接触する機会は限られています。会社説明会や会社訪問、筆記試験や何度かの面接試験です。それらに履歴書やエントリーシートが加わって、応募してきた人物を判断するための手がかりとなります。
誰を採用するか決定するにあたっては、その手がかりだけが頼りです。面接で様々な質疑応答があったとしても、基本的には面接用に作りだされた答えや態度であり、応募者の全てがわかることはあり得ません。また、履歴書に書かれた学歴や職歴が本当のことなのかという根本的な疑問が残ります。
そこで、採用内定者に何か問題はないか、履歴書に書かれた経歴に偽りはないかを身辺調査で確かめるわけです。公務員では特に警察や自衛隊などで身辺調査が行われることが知られています。また、民間企業の場合は企業それぞれの判断で行われるでしょう。
探偵が身辺調査をできないケース
探偵による身辺調査はその調査能力の高さから、多くのケースで役立っていることがわかりました。
しかし、全ての依頼に対して身辺調査が可能なわけではなく、中には探偵が身辺調査を断るケースもあります。以下から詳しくご説明いたします。
ストーカー規制法に違反する身辺調査
ストーカーは付け狙っている相手のことを詳しく知ろうとします。ですから、ストーキング目的の身辺調査を探偵に依頼するかもしれません。また、ストーカーから身を隠すために引っ越した上、住民票の閲覧を制限して本当の住所を隠している人の行方調査を依頼することもあるでしょう。
探偵業法第9条では、その調査の結果が犯罪に用いられることを知った時は、その調査を行ってはならないと定めています。ですから、調査結果を「ストーカー規制法に違反するつきまとい行為」に利用されるような依頼があった場合、探偵は法律に基づいてその依頼を断ります。
差別目的の身辺調査
昔から行われてきた身辺調査には、実は差別問題が含まれていることが珍しくなかったのです。従業員の採用や結婚などで、特定の地域の出身者を差別することが半ば公然と行われてきました。
現在でもそうした差別問題が根強く残っていると考えられ、差別を目的とした身辺調査の依頼がないとは言えません。
しかし、これも探偵業法第9条で、その調査結果が違法な差別的取り扱いのために用いられると知った時は、それを行ってはならないと定められています。
こうしたコンプライアンスを大切にする探偵が、信頼できる探偵と言えるでしょう。
身辺調査はどこまでわかる？よくある質問
ここまで「探偵による身辺調査でどこまでわかるのか」をテーマに解説してきました。素性（住所・氏名、家柄など）や素行を始め、経歴や交友関係まで身辺調査で明らかになることは既に説明した通りです。
しかし、まだ説明していない事や疑問点が残っています。たとえば、身辺調査を依頼する上で気になる疑問点です。
ここからは、身辺調査に関するよくある質問に答えていきます。
「どこにいるかわからない人」について調べられる？
調べられますが、それは身辺調査ではなく「人探し」という調査プランに該当します。
調査対象者の本当の住所がわからないケースでは、確かに身辺調査で住所をつきとめることが考えられます。ただし、それができるのは、その人物の住所は不明でも、特定の場所に現れる場合や依頼者との交際などでどこかに姿を見せる場合です。
聞いている住所が正しいかを調べるなら、その婚約者とデートで会う際に、探偵が尾行してどこに住んでいるのかを調べるという方法を取ることができます。
しかし、どこにいるのか全くわからない上に、会うこともできない場合は身辺調査ではなく「人探し」つまり行方調査ということになります。
探偵による人探しについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
身辺調査で調べた内容は訴訟にも使える？
はい。事前に探偵へ「調査結果次第では訴訟も検討している」ことをご相談いただければ、裁判所に提出できる調査報告書にまとめることができます。
また、証拠といっても、実際に法廷で何が証拠として有力なのか、専門的な判断をしなければなりません。ですから、弁護士と連携している探偵事務所が頼りになります。
1日だけ身辺調査をしてもらうことはできる？
もちろん、1日だけという依頼でも調査は可能です。ただし、調査結果として得られる内容が限定されるということは留意しておきましょう。
例えば、「◯月◯日にデートで会うのでその後尾行をしてもらって、聞いている住所が正しいのかどうかだけ調査してもらいたい」という依頼であれば、1日だけの調査で成果が得られます。
しかし「聞いている住所が正しいのかどうかと、本当に一人暮らしなのか、もしかしたら他に恋人がいるかもしれないのでそこまで調査してもらいたい」という依頼であれば、1日では成果は得られません。
探偵に依頼する際に、あらかじめ予算と求めている情報をお教えいただければ、ベストな調査日数をご提示いたしますので、ご安心ください。
身辺調査は総合探偵事務所アルシュにお任せください
身辺調査の依頼をご検討中なら、ぜひ総合探偵事務所アルシュにご相談ください。
総合探偵事務所アルシュでは、この記事でご紹介した身辺調査はもちろん、浮気調査、いじめ・嫌がらせ対策やストーカー対策、人探しといった幅広い調査が可能です。
アルシュ所属の調査員は、全員がベテランの元刑事で構成されています。どの調査においても高い調査能力を発揮し、訴訟に向けた調査結果報告書の作成にも対応いたします。また、必要に応じて連携している弁護士をご紹介するアフターケアシステムまで完備しています。
ご相談、お見積もりは無料です。依頼主様のプライバシーやご要望を第一に調査に取り組みますので、安心してお問い合わせください。
まとめ
探偵の行う身辺調査によって、どこまでわかるのかについて詳しく解説しました。
探偵に身辺調査を依頼すれば、名前や住所、素行、経歴や職場での評判、家族・親族との関係など多くのことがわかります。尾行や張り込みの高度な技術と情報網がそこまでの調査を可能にするのです。
身辺調査は、結婚相手に何か不審な点がある時や、新規の取引相手の信用、従業員採用内定者の経歴や人物の確認などで行われます。そして調査結果によっては、相手の不正が発覚し訴訟を提起することになる可能性もあるため、弁護士と連携した探偵事務所がおすすめです。
身辺調査ができる探偵事務所をお探しなら、総合探偵事務所アルシュにお任せください。