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探偵が行う「身辺調査」。依頼をする前にチェックすべきポイント

探偵が行う「身辺調査」。依頼をする前にチェックすべきポイント

インターネットの普及、SNSや出会い系サービスの利用拡大により、人との出会いは増えるとともに不透明感も増しています。婚活アプリで出会った婚約者、ビジネスマッチングサービスで知った相手との取引など、重要な相手なのに「本当はどんな人物なのかよく分からない」という状況になりやすい現代です。そのような中、身辺調査の必要性が高まっています。

目次

探偵が行う「身辺調査」とは?

近いうちに結婚する相手、社員として雇用する予定の人材、新たなビジネスパートナーや取引相手など。これから深く関わろうとする相手が「本当に信用できる人物なのか」を確かめたいときがあります。

そのようなときに、その相手の素性を明らかにする調査が「身辺調査」です。その調査項目は、

  • 氏名(本名)
  • 住所
  • 経歴
  • 素行
  • 交友関係
  • 周囲からの評判

などであり、偽名や経歴詐称、詐欺などからの被害を防ぐ目的や、問題となる重大な隠し事がないかを確認する目的で行われます。

探偵の身辺調査は個人情報保護法の制約内で行われる

2005年に施行された個人情報保護法は、個人の情報の取扱いについて定めたもので、探偵が行う調査業務にも影響があります。同法によって、個人情報の利用目的を特定すること、また対象者に通知すること、本人の同意を必要とすることなど、個人情報に関していくつかの制約があるのです。

しかし、一方で、本人または第三者の生命・身体・財産や権利を損なう恐れがあるとき、個人情報取扱事業者の権利や正当な利益を損なう恐れがあるときなどには、例外規定が定められています。

結婚や契約の相手の身辺調査、浮気調査など、探偵が行う調査のほとんどが、この例外規定に該当するケースです。

身辺調査の調査内容についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

身辺調査は自分でできる?

身辺調査はプロである探偵に依頼するのが望ましいことはいうまでもありません。しかし、多くの人が探偵に依頼した経験がなく、何となく敷居が高いような気がしたり、費用を考えると自分で調査した方が安くできそうな気がするものです。そのような理由から、「何とか自分でやってみよう」と考える人も多いことでしょう。

もちろん、ある程度は自分で調査できます。しかし、調査力の不足から、偏った情報しか得られなかったり、確証が得られないまま、想像や思い込みで結論を出してしまったりする可能性もあります。

また、経験や知識の不足から、調査の過程で違法行為を犯してしまったり、何らかの事故に遭遇するなど、別の問題が新たに生じてしまう危険性に留意すべきです。したがって、自分で身辺調査を行うことは可能ですが、リスクが高いため、おすすめはできません。

しかし、ある程度の身辺調査であれば自分でもできないことはありません。ここからは、2つの自分でできる身辺調査の方法について、その注意点もあわせて紹介していきます。

インターネットで調べる

身辺調査を行うにあたって、インターネット上から情報を探すというのは、プロである探偵も行っているやり方です。対象者が利用しているSNSやオンラインサロンなどで、盛んに発言や発信があれば、その中に手がかりがあるかもしれません。

しかし、必ずしも十分な情報がインターネット上にあるとは限らず、また、得られた情報の信ぴょう性も疑うべきところです。そのため、これだけでは十分な調査結果は得られないでしょう。

また、「もっと調べよう」という思いから違法な調査手法に手を出さないようにしなければなりません。

非公開にしている情報を調べようと、SNSやマッチングアプリなど対象者が利用するWEBサービスのアカウントへ不正にログインした場合、不正アクセス禁止法に抵触します。また相手のスマホに監視アプリを許可なくインストールすると不正指令電磁的記録供用罪に問われます。

尾行・張り込み

尾行や張り込みもまた、プロである探偵も行う身辺調査の手法です。もちろん自分でやってみること自体は可能ですが、素人には難易度が非常に高いでしょう。

結婚前調査や取引相手の調査など、身辺調査の場合は、一般的に顔見知りの相手が調査対象です。そのため、「知り合いが見ても誰か分からない」ほど変装する必要があります。しかし、なかなか素人にそのような巧妙な変装はできません。何かのきっかけで対象者が後ろを振り返ると、それだけで尾行がバレることになります。

万が一誰が見ても分からない巧みな変装ができたとしても、尾行の腕は一朝一夕では向上しません。「サングラスにマスクをした同じ人物が、いつも後を追ってくる。」と、感づかれてしまう可能性が高いのです。

身辺調査を探偵に依頼する前にチェックすべきポイント

自力で身辺調査を行うことはある程度は可能ですが、先述のように非常に難しいといえるでしょう。それならば、探偵に調査を依頼すれば良いわけですが、それでも「どの探偵に依頼すべきか?」という疑問が残るのではないでしょうか。

そこで、どのような探偵事務所に依頼すると良いのか、探偵の選び方について、重要なチェックポイントを8項目あげてみました。その探偵事務所のWEBサイトを見るときや電話で問い合わせるとき、または事務所に出向いて直接相談するときなどに、チェックすべきポイントです。

調査費用

婚前調査や採用調査など各目的別にパック料金を打ち出したり、本名確認や反社チェックなど調査項目別に料金を予め設定したりしている探偵事務所もありますが、多くの探偵事務所では身辺調査の依頼内容を検討した上で、その都度、見積金額を算定しています。

そこで、まずチェックしておきたいのは、その金額は身辺調査から結果報告までの全ての料金なのか、それとも後で追加料金が必要になるのかということです。しっかりチェックして、本当に必要な費用はいくらなのかを知っておきましょう。

たとえば、時間制の料金体系で、見積金額は「およその調査時間を想定したもの」だったなら、実際の料金は調査にかかった時間によって大きく変わる可能性があります。また、パック料金ならどこまでがパックになっているのか、調査結果報告書はパックに含まれているかなどをチェックしましょう。

そして、その金額が身辺調査の費用相場とかけ離れていないかどうかも見ておきたいところです。

依頼したい身辺調査を得意としているか

身辺調査とひとことでいっても、調査する項目は多くの種類があり、普段の暮らしぶりの調査から反社とのつながり、政界とのつながり、隠し財産のありなしまで、実にさまざまです。その全てを一つの探偵社が行うことは不可能でしょう。

つまり、探偵によって得意な調査と苦手な調査があるわけです。ですから依頼したい身辺調査を得意としている探偵事務所かどうかをチェックしましょう。

公安委員会へ探偵業の届出を出しているか

その昔、探偵は、どちらかといえば闇社会で暗躍するタイプの事業者で、素性があまりよくなかった時代がありました。その業界の健全化を図るため、2007年に施行された探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)により、各都道府県の公安委員会に届け出なければ探偵業を営業してはならないと定められました。

この探偵業法は、依頼者に対する探偵の義務や、探偵の営業を認めない条件も定めており、探偵を利用する消費者保護の観点から施行されたものです。

そして、探偵に依頼する前には、その探偵事務所がこの法律にしたがって届出を出しているかどうかをチェックする必要があります。それには、公安委員会から発行された「探偵業届出証明書」があるかどうかを確認すると良いでしょう。通常は事務所内の分かりやすい位置に掲げられています。

探偵業法と、探偵による調査が合法で行われる仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

打ち合わせを丁寧に行ってくれるか

調査の要となるのは、本格的な調査の方針や計画を立てる段階です。ここが上手くいかないと、思うような成果は出ません。

依頼者が何を求めて調査依頼をしようと考えているのか、そこに関心を持っている探偵事務所なら、調査に役立つ手がかりだけでなく、どんな思いからその調査が必要なのか聞いてくるでしょう。そうすると、時間をかけた丁寧な打ち合わせが行われることになります。

依頼解決数が豊富にあるか

素人が自力で調査するのではなく探偵に依頼するのは、その調査力に期待しているからなのではないでしょうか。そして、その調査力が満足のいく調査結果に結びつくと信じているからです。

その調査力を計るには、これまでの実績が参考になります。しかし、これはそれなりに豊富な依頼解決数があれば十分です。というのも、ある一定以上の実績数は調査力を示すものではなく、探偵の事業規模を示す数にすぎないからです。

たとえば、大企業からその年の新入社員の学歴チェックを請け負っている場合、その個人ごとに一件の調査と数えれば、実績数が10万件や20万件あったとしても不思議ではありません。また、大手探偵事務所で全国展開している場合、全店舗の実績の合計です。

このように、依頼解決数は多ければ多い程良いというわけではありませんが、一定以上はないと信頼のおける探偵だとはいえません。

調査中に連絡がとれるか

依頼者は探偵に調査を依頼し、打ち合わせなどを済ませれば、後は待つだけです。しかし、探偵に任せてただ待っていると、「調査の方は今、どうなっているのだろうか?」と、気になってしかたがありません。

「どこまで調査は進んでいる?」「あの件はどうだったのだろう……」など、さまざまな疑問や心配事が心に浮かんで来る中で、黙って静かにひたすら待つのも大変です。やはり折に触れて中間報告が欲しいもので、調査中でも問い合わせたくなります。

また、予想外の事態が発生して、急いで探偵に連絡をとりたい場合もあるでしょう。そうした要望に対応しているかどうかもチェックポイントです。

証拠や報告書の提出があるか

探偵業法では、探偵業者は依頼者に対して、契約時に「調査の結果の報告の方法と期限」を明示した書面を渡さなければならないと定めています。つまり、探偵は依頼者に対して、調査結果を必ず報告しなければなりません。

もちろんそれ自体は良いことなのですが、問題となるのは結果報告のクオリティです。もし、依頼した調査が誠意を持って行われず、適当にごまかしたような結果報告を渡されて終了となると大損害でしょう。逆に、詳細な調査報告書を見れば、しっかりとした調査が行われたことが分かります。

ですから、その探偵事務所が証拠写真とともに詳しく記載された調査報告書を依頼者に提出しているかどうかは、大変重要なチェックポイントです。

警察OBや弁護士とつながりがあるか

ストーカー被害に関連する身辺調査もあります。加害者の身辺調査を行うことで、住所氏名年齢など個人を特定し、どのような人物なのかを明らかにした上で、警察への橋渡しの役割を担う場合があるのです。また、訴訟の際にも探偵の調査業務に加えて法的な知識が役立ちます。

そこで、その探偵事務所は「警察OBや弁護士とのつながりを持っているか」が重要なチェックポイントとなるわけです。

また、反社チェックを目的とした身辺調査にも「誰が暴力団関係者なのか」をよく知っている警察OBが有力な情報を持っています。

探偵が行う身辺調査、どうやって調べる?

身辺調査を行う探偵は、どうやって調べているのでしょうか。一般人が何かを調べるときに必ず利用するのがインターネットですが、今では探偵の調査においてもインターネットで調べることが有力な方法となっています。他にも探偵独自の情報網やデータベースを駆使した調査も身辺調査に有力です。

しかし、実際にはそのような調査だけで十分とはいえません。やはり、素行調査など身辺調査の基本となるのは、尾行・張り込み・聞き込みなど、調査員が能動的に活躍する調査方法といえるでしょう。

尾行

尾行することで、調査対象者の住所や勤務先を確認できます。それだけでなく普段の生活の様子が明らかになって、そこから得られる情報や手がかりは、交友関係や趣味、行きつけの店など多岐に渡るでしょう。

基本的に尾行は2名(場合によってはそれ以上)の調査員で行われ、上手く連携をとりながら、対象者にバレないように追跡していきます。対象者が車で移動したり、徒歩、あるいは交通機関を利用したりする場合など、臨機応変の対応が迫られ、技術力が求められる調査です。

探偵による尾行の高度なテクニックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

張り込み

住所や氏名が真実かどうか確認するために、その住所近辺で張り込み調査を展開するような、特定の目的を持った張り込みもあります。また、尾行の途中で、対象者がどこかに立ち寄った場合、再び動き出すまで見失わないように監視するための張り込みもあり、いつでも張り込み調査ができる体制が必要です。

また、身辺調査では張り込みによって、重大な情報を得ることがあります。たとえば、結婚前調査において、対象者の自宅を張り込んでいると、同居人と思われる人物が子供を含めて存在し、既に結婚していたことが判明するなど、張り込み調査で真実が浮き彫りになるケースもあります。

聞き込み

聞き込み調査は、場合によっては「君についてあれこれ聞かれたよ。」と対象者に伝わり、調査がバレてしまう危険性をはらんでいます。

採用調査のように、対象者の同意を得て行うものならば、本人に聞き込みを行うことも可能です。しかし、結婚前調査のように、相手に知られると破談になる恐れがある場合は、探偵事務所によって聞き込み調査に関する判断が分かれるところです。

中には聞き込み調査はほとんど行わなくなったという探偵事務所もあります。一方で、全く別件の調査のふりをして情報を聞いたり、自然な会話の中で情報を引き出したりする探偵事務所もあり、実態はさまざまです。

探偵の身辺調査、値段はどのようにして決まる?

探偵事務所によっては、さまざまな身辺調査がある中で、いくつかのパック料金を定めているところがあります。結婚前調査や経歴確認、反社チェックなど、よくある身辺調査に分かりやすい料金プランを設定しているのです。

しかし、身辺調査の性質上、どこまでの範囲を調査するのか、どの項目を調査するのかを取り決めて行う必要があります。そうすると、案件によって、調査範囲が広い狭い、調査項目が多い少ないなど、調査内容の違いが大きく、一概に決まった料金を打ち出しにくいのです。

そこで、多くの探偵事務所では「時間制の料金体系」によって料金を定めています。それは、調査員の数と調査時間、それに加えて車や機材の使用料と諸経費から料金が算出される方法です。調査時間にほぼ比例するような料金体系で、金額は下記のような計算で定まります。

  • 調査員一人1時間の料金 × 人数 × 調査時間 + 車や機材費と諸経費

これはまた、調査内容や難易度を問わず、実際にかかったコストをベースに料金を定める方法ともいえるでしょう。

探偵に身辺調査を頼むときの料金相場

身辺調査の範囲と目的、調査項目を定め、パック料金としている場合、「経歴確認」や」反社チェック」「結婚前調査」など、目的別や項目別にそれぞれ料金が設定されています。全般的な傾向として、調査範囲や調査項目が少ないものは安く、多いものは高くなっているのが普通です。

結婚前調査のように、調査対象が家族にまで及び、交友関係や人物評価、反社チェックなど、複数項目に渡るような身辺調査になると40万円〜80万円が料金相場といえます。

また、一時間あたりの料金水準は、調査員2名で調査にあたれば10,000円〜25,000円程度です。

身辺調査について探偵が出した見積金額を検討する際には、このような料金相場と比較してみると良いでしょう。

身辺調査なら、アルシュ探偵事務所へ

身辺調査のご要望なら、優れた調査力でご好評をいただいているアルシュ探偵事務所にご相談ください。

アルシュ探偵事務所の代表は、警視庁組織犯罪対策部の刑事として暴力団や違法薬物密売組織などの取り締まりに従事し、警視総監賞、刑事部長賞、組織犯罪対策部長賞他数々の受賞歴があります。その後警視庁を退庁し、アルシュ探偵事務所を設立しました。

調査員は全員が刑事OBで構成されており、厳しい犯罪捜査で培われた経験と知識や調査技術は、アルシュ探偵事務所の高い調査力を支えています。

身辺調査ならアルシュ探偵事務所へ。ご相談お見積もりは無料で承っております。

まとめ

身辺調査とは、対象者の住所氏名の確認や素行および交友関係、評判など、その人物がどのような人なのかを明らかにする調査です。

ある程度は自分で行うことも可能ですが、違法行為となってしまったり、調査がバレて深刻な問題が生じたりする可能性があるため、プロである探偵に依頼すべきでしょう。

どの探偵に依頼するのかは、いくつかのチェックポイントがあります。実際に依頼する探偵は、慎重に選択するようにしましょう。

アルシュ探偵事務所では、確かな調査力をもとにあなたのお悩みを解決に導きます。身辺調査をご希望であれば、一度アルシュ探偵事務所にご相談ください。

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