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公開日:2025.08.08

飲み会での浮気はなぜ起きる?アルコールと不倫の危険な関係、許せない時の証拠集め

飲み会での浮気はなぜ起きる?アルコールと不倫の危険な関係、許せない時の証拠集め

現代社会において、アルコールは私たちの生活に深く根ざしています。

友人との会食、仕事の接待、プライベートなイベントまで、お酒が介在する場面は枚挙にいとまがありません。

しかし、その一方で、お酒の席での出来事が、取り返しのつかない事態、特に浮気や不倫へと発展してしまうケースが後を絶たないのも事実です。

探偵事務所に寄せられる浮気相談の中には、「お酒を飲んだ勢いで…」「飲み会で浮気を…」といった言葉を聞くこともあります。

なぜ、アルコールは不倫の引き金となりやすいのでしょうか?そして、もしもパートナーの飲酒がきっかけで浮気を疑ってしまったら、どうすればいいのでしょうか?

この記事では、長年多くの浮気調査に携わってきた探偵の視点から、アルコールが浮気に与える影響を科学的・心理学的な側面から徹底的に分析し、具体的な事例を交えながら、そのリアルな実態に迫ります。

目次

お酒を飲むと浮気しやすくなる3つの心理的メカニズム

お酒を飲みながら絡む男女

「たまたま飲みすぎてしまっただけ」「酔っ払ってたから覚えていない」――浮気が発覚した際に、このような弁明を耳にすることは少なくありません。これらは単なる言い訳なのでしょうか?実は、アルコールが人間の脳や心理に与える影響を考えると、そこには明確な理由があることが分かります。

理性の低下と衝動性の増大

アルコールが脳に与える最も顕著な影響の一つが、理性の低下です。

お酒を飲むと、脳の前頭前野(理性や判断力を司る脳の部位)の活動が抑制されます。この機能が低下することで、普段なら「してはいけないこと」「リスクがあること」と判断できることでも、ブレーキが効かなくなり、衝動的な行動に走りやすくなります

例えば、普段はパートナーへの罪悪感や、世間体を気にする気持ちが強く働く人でも、アルコールの影響下ではそうした抑制が薄れ、「今、この瞬間を楽しみたい」といった短絡的な欲求に流されやすくなるのです。

これがお酒と不倫の危険な関係の始まりとなることがあります。

感情の増幅と共感性の誤認

アルコールは、感情の振れ幅を大きくする作用もあります。

気分が高揚し、陽気になったり逆に悲観的になったりと、感情の起伏が激しくなることがあります。特に、楽しさや開放感を感じている時、その感情が普段よりも増幅され、隣にいる異性に対して過度な親近感や好意を抱きやすくなることがあります。

また、お酒の席では相手のちょっとした言葉や仕草に対しても共感性が過剰になり、それが恋愛感情だと錯覚してしまうケースも少なくありません。

「この人は自分のことを理解してくれる」「心が通じ合っている」といった誤認が、一線を越えるきっかけになってしまうのです。

さらに、普段はあまり話さないような個人的なことや、悩み、秘密などを、お酒の席で打ち明けてしまうこともあります。アルコールには、人の自己開示を促進する作用があり、秘密の共有が一時的に親密感を高め、関係を深めるきっかけとなることもあります。

環境要因と機会の増加

そして見過ごせないのが、アルコールが介在する環境要因と機会の増加です。

飲み会、接待、出張、社員旅行、プライベートな飲み仲間との集まりなど、お酒がある場所では必然的に異性との距離が縮まりやすくなります

開放的な雰囲気や非日常感が漂う中で、普段の自分を律する意識が薄れ、羽目を外してしまう人もいます。

特に、終電を逃したり、ホテルに宿泊するような状況では、異性と一晩を共にする物理的な機会も増え、浮気に発展するリスクは格段に高まるでしょう。

アルコールが介在する浮気のパターンと事例:探偵の現場から

探偵として数々の浮気調査を行ってきた中で、アルコールがきっかけで浮気に至るケースにはいくつかの典型的なパターンが見られます。

飲み会でのワンナイト浮気 

会社の飲み会や友人との飲み会、合コンなどで、飲みすぎてそのままワンナイトの関係に陥るパターンです。

偶発的な要素が強く、深く考えて行動したわけではない場合が多いですが、一度の過ちがその後の関係に大きな影響を与えることも少なくありません。

 例:会社員Aさん(30代男性)は、部署の歓迎会で泥酔し、終電を逃しました。同じく終電を逃した同僚の女性と二人きりで二次会へ…その後酔った二人は成り行きでホテルへ行くことに。

職場関係者との深まる関係 

職場での飲み会は、時に危険な罠となります。

仕事の悩みを共有したり、普段見せない顔を見せ合ったりする中で、お酒の力を借りて一線を超えてしまうことがあります。職場不倫は、社内での評判やキャリアにも影響を及ぼすだけでなく、関係がこじれた場合、その後の仕事にも大きな支障をきたすことがあります。

 例:部長職のBさん(50代男性)は、部下のCさん(20代女性)と仕事の相談と称して頻繁に飲みに行き、Cさんが落ち込んでいる時にお酒の勢いで関係を持ってしまいました。

出張先での気の緩み 

普段の生活圏から離れた出張先では、開放的な気分になり、気の緩みから浮気へと発展するケースもよく見られます。

見慣れない土地での非日常的な体験は判断力を鈍らせ、本来ならしないような行動を引き起こすことがあります。

 例:営業職のDさん(30代男性)は、地方への長期出張中、地元の飲食店で知り合った女性と意気投合し、連日飲み歩くうちに深い関係に。帰宅後も連絡を取り続けていたことが妻にバレてしまいました。

 関連記事:夫の出張は本当?浮気の疑いがあるケースと浮気を見破る方法

ストレス解消を目的とした飲酒と不倫

 夫婦関係の不満・仕事のプレッシャー・育児のストレスなど、様々な理由から現実逃避のために飲酒量が増え、それが浮気へと繋がることもあります。

このパターンの場合、アルコールと浮気が悪循環を生み出し、問題がさらに深刻化する傾向があります。 

例:主婦のFさん(40代)は、夫との関係に冷め切っており、ストレス解消のために友人と飲みに出かける機会が増え、その中で出会った男性と関係を持ってしまいました。

飲酒が習慣化し、それがアルコール依存症の域に達すると、浮気の問題はさらに深刻化します。アルコール依存症に陥ると、飲酒が最優先事項となり、倫理観や責任感が著しく低下します。

パートナーや家族への配慮が欠如し、飲酒や浮気を隠すために嘘をつくことが常態化します。浮気も飲酒と連動して頻繁に行われるようになり、もはや自分の意思で止められない状態に陥ることも珍しくありません。結果として、家族関係は破壊し、経済的な問題や健康問題など多岐にわたる深刻な事態を招くことになります。

飲み会後の浮気はこうしてバレる!アルコールが残す3つの痕跡

浮気調査において、アルコールが間接的に浮気の証拠を掴む決め手となるケースは非常に多いです。泥酔しているがゆえの不用意な行動や、普段ならしないようなミスが、浮気の痕跡として残ることがあります。

SNSでの不用意な投稿

 酔った勢いで、浮気相手とのツーショット写真や不適切な内容の投稿をSNSにアップロードしてしまうケースです。数時間後に削除しても、その前に友人経由で誰かに見られたりスクリーンショットを撮られたりすることで、決定的な証拠となることがあります。位置情報やタグ付け・写り込んだ背景などから、浮気相手との関係や行動が露呈することも珍しくありません。

カード明細からの痕跡

アルコールが入ることにより、「どこから浮気がバレる」という判断力が鈍くなります。現金で支払えばバレないものの、ホテル代など不審な支出がクレジットカードの明細や領収書から明らかになることがあります。 

例:夫のクレジットカード明細に、週に数回、深夜に特定のホテルの利用履歴があることに気づいた妻が調査を依頼し、浮気相手との逢瀬の場であることが判明したケースがあります。

酩酊状態での自白や言動

泥酔状態で、浮気の事実をポロリと漏らしてしまうケースも少なくありません。寝言で異性の名前を口にしたり、不自然な言動を発したりすることで、パートナーに浮気を疑われることがあります。 また、酔っているがゆえにパートナーからのLINEや電話に不用意な返信をしてしまったり、浮気相手に送ったつもりのメッセージが間違えて夫や妻宛てだった…というケースもあります。

送り先を間違えたとすれば、酔いも一瞬で覚めるほど血の気が引くことでしょう。

関連記事:不倫の自白は証拠になる?確実な証拠にするためのポイント

浮気防止のためにできること:アルコールとの賢い付き合い方

アルコールが浮気の引き金になりやすいことは事実ですが、お酒自体が悪ではありません。大切なのは、アルコールとの賢い付き合い方を身につけ、自制心を保つことです。

自分自身の飲酒量を把握し、適切な量にとどめる

どのくらいの量を飲むと判断力が鈍るのか、気分がどう変化するのかを把握しましょう。飲み会に行く前に飲む量を決めておく、チェイサーを挟むなど、意識的にコントロールすることが重要です。また、無理強いは断る勇気も持ちましょう。

飲酒時の環境を選ぶ

不特定多数の異性がいる場所での深酒は避け、信頼できる友人や同僚と飲むように心がけましょう。

一人で深酒しすぎると、寂しさからSNSなどで異性と連絡を取ってしまう可能性もあります。

ストレスの適切な対処法を見つける

浮気の背景には、ストレスや満たされない思いが隠れていることがあります。

アルコールに頼らずにストレスを解消できる別の方法を見つけましょう。趣味や運動、読書、そして何よりもパートナーとのオープンなコミュニケーションが重要です。

パートナーとのルール作り 

飲酒に関するルールを夫婦で話し合い、合意しておくことも有効です。飲み会後の連絡時間、帰宅時間、正直な報告など、具体的なルールを決めることで、お互いの不安を解消し信頼関係を維持することができます。

飲酒の多いパートナー。もし浮気を疑ったら…

もし、パートナーの飲酒習慣がきっかけで浮気を疑い、不安な日々を過ごしているのであれば、一人で抱え込まずに専門家である探偵に相談することを強くお勧めします。

探偵は、感情的になりやすい当事者に代わって、冷静かつ客観的に浮気の証拠を収集します。

尾行、張り込み、聞き込みなどの専門的な調査手法を用いて、法的に有効な証拠(写真、動画、音声記録など)を集めることができます。

これらの証拠は、パートナーとの関係を再構築する上でも、もし離婚や慰謝料請求といった法的な手続きに進むことになった場合でも、あなたが有利に話をすすめるために非常に重要な意味を持ちます。

また、探偵は調査のプロであると同時に、あなたの精神的なサポートも提供します。 現状を冷静に判断し、今後の選択肢(離婚、慰謝料請求、関係修復など)について専門的なアドバイスを提供することで、あなたが次のステップへと進む手助けをします。

まずは無料相談から、秘密厳守で承りますので、お気軽にご連絡ください。

アルコールと浮気にまつわるFAQ(よくある質問)

パートナーの飲酒が絡む浮気に関して、多くの方が抱く疑問にお答えします。

Q1. 「酔っていて覚えていない」という言い訳は通用しますか?

A. いいえ、法的にはほとんど通用しません。

浮気が発覚した際によく聞かれる言い訳の一つですが、これを鵜呑みにしてはいけません。

不貞行為に対する慰謝料請求では、「故意・過失」、つまり「わざと、または不注意で」相手に精神的苦痛を与えたかどうかが問われます。

自らの意思でお酒を飲み、その結果として理性が低下して浮気に至った場合、その行動に対する予測は可能だったと見なされるため、「過失があった」と判断されるのが一般的です。

法的に責任を免れるほどの「酩酊状態(心神喪失)」であったと証明することは、言い訳をしている本人にとって極めて困難です。

探偵の視点から言えば、この言葉は問題を矮小化し、自身の責任から逃れるための常套句であることが非常に多いです。この言い訳に惑わされることなく、起きてしまった事実と誠実に向き合うよう相手に求めることが、問題解決の第一歩となります。

Q2. 飲み会での一度きりの浮気(ワンナイト)でも、慰謝料は請求できますか?

A. はい、一度きりの関係でも慰謝料の請求は可能です。

浮気の回数は、不貞行為の有無を判断する上での本質的な問題ではありません。たとえ一度きりであったとしても、配偶者としての権利を侵害し、精神的な苦痛を与えた事実に変わりはないからです。

ただし、慰謝料を請求するためには、「不貞行為(肉体関係)があったことを客観的に証明する証拠」が不可欠です。飲み会の後に二人きりでラブホテルに出入りする写真や動画などが、その典型例となります。

また、慰謝料の金額は、浮気の期間や頻度、悪質性などによって変動します。一般的に、一度きりの浮気は長期間にわたる継続的な関係よりも慰謝料額が低くなる傾向にあります(数十万円から100万円程度が一つの目安ですが、事案により異なります)。

「一度だけだから」と泣き寝入りする必要はありません。許すか許さないか、関係をどうするかの判断は、まず「法的に有効な証拠」を手にしてからでも遅くはありません。まずは正確な事実を把握することが、あなたが今後の選択をする上での強い支えとなります。

まとめ

アルコールは、それ自体が浮気の直接的な原因ではありませんが、理性を低下させ、衝動性を高めることで、浮気を誘発する強力なトリガーとなることは間違いありません。

特に、アルコール依存の状態に陥ると、浮気が常態化し、取り返しのつかない状況に陥るリスクも高まります。

大切なパートナーや家族との関係を守るためには、自分自身の飲酒習慣を見直し、アルコールと賢く向き合うことが非常に重要です。

自分の適量を把握し、ストレスの適切な解消法を見つけ、パートナーとの良好なコミュニケーションを心がけること。これら一つ一つの積み重ねが、浮気防止の最大の薬となります。

もし、パートナーの飲酒が原因で浮気を疑ってしまったり、具体的な浮気の兆候に気づいたりした場合は、決して一人で悩まず、信頼できる探偵事務所に相談してください。

早期に専門家の力を借りることで、問題解決への道筋が見え、あなたの心の負担も軽減されるはずです。

アルシュ編集部
アルシュ編集部

千葉県船橋市の総合探偵事務所アルシュです。アルシュの調査員は元刑事だけ!調査力に自信があります。

船橋本店、千葉支店、柏支店、東京(品川)支店を拠点に、浮気調査、素行調査、人探し、法人調査など、さまざまなご依頼に全国対応可能。

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