浮気調査にかかる値段はどれくらい?実際の調査内容で解説
配偶者の不自然な行動から「まさか浮気している?」と疑い始めると、とても冷静ではいられません。本当に浮気しているのか確かめたくて、その証拠を見つけるべく、配偶者のスマホを覗いたりポケットやサイフをチェックしたりすることでしょう。
最初は気になるところに注目する程度だったのが、そのうち、手ごろな値段のボイスレコーダーを購入するなど、だんだんと浮気調査らしくなってきます。
個人での調査行為がエスカレートしてしまう前に、まずは浮気調査にどれくらいの値段がかかるのかを知っておきましょう。また、探偵への調査依頼も視野に入れておくべきです。
今回は費用に焦点を当てて浮気調査について解説していきます。
浮気調査するには、どれくらい費用がかかる?
芸能人の浮気騒動は今でもニュースを騒がせていますが、芸能界に限らず実際に浮気をしている人は、みなさんが想像しているよりも多いです。
そうすると、逆に「浮気調査をしたいと思っている人」も同じように多いということになります。しかし、このような調査には一般的に馴染みがなく、調査にいくらかかるのか、その金額がわかりにくいのです。
日用品のように値段がわかりやすければよいのですが、浮気調査の費用はケースバイケースで、決まった値段がついているわけではありません。
ほぼ0円で調査をする方法はある!?
探偵に浮気調査をやってもらうと、当然のことながらそれなりの料金を支払うことになります。それなら、自分でやれば、ほとんどお金をかけず、最小限度の費用で浮気調査が出来るのではないかと考えたくなるのも当然です。
実際に、探偵による浮気調査の費用は調査員の人件費が主なコストであり、探偵に依頼せず自分で調査するなら、確かにその分のコストがなくなります。それならば、ほぼ0円で、かかったとしてもわずかな費用で浮気調査ができるのでしょうか。
結論から言うと、残念ながら思ったよりも費用がかかってしまい、期待通りにはいきません。尾行するには交通費やその他の道具が必要で、その費用はそれなりの金額になるのです。また、GPSやスマホのGPSアプリにもお金がかかりますし、他にもさまざまな費用が必要となります。
浮気調査にかかる費用の例
浮気調査にはさまざまな道具が必要です。探偵は調査に必要な道具や機材を取りそろえていますが、それらのほとんどが、一般人が日常的に所有しているような物ではありません。
探偵が所有している機材を全て買いそろえる必要はなくても、最小限の道具や機材は調査のためやむを得ず購入することになります。調査をするたびに交通費などの経費もかかります。
浮気調査をすることで発生する費用を、
- レンタカーなどの交通費
- 変装をするための費用
- ボイスレコーダーなどの購入費用
- 一眼レフカメラの購入費用
4つに分けて解説していきます。
レンタカーなどの交通費
配偶者の浮気の調査を自分で行うには、不貞行為の現場を押さえるまで、自らが尾行する必要があります。しかも、1回の尾行で不貞行為の証拠が手に入るとは限りません。何度も尾行することになるでしょう。
徒歩で尾行している時、対象者が電車やバスに乗れば、追従して自分も乗り込まなければいけません。当然のことながら、乗車券を購入することになります。
また、車で移動する配偶者を尾行するなら、レンタカーが必要です。もし、家に車が2台あったとしても、家の車は使ってはいけません。我が家の車だと、すぐに相手に気づかれてしまうので、尾行するたびにレンタカーを用意する必要があるのです。
尾行1回あたりの費用は、電車・バスなら1,500円前後、レンタカーならガソリン代を含めて5,000円以上といったところでしょう。
変装をするための費用
調査対象者とは全くの他人である探偵でも、尾行の際には、「同じ人物がずっと後をつけている」と思われないように、多少の変装をすることがあります。まして、配偶者が尾行するとなると、顔やヘアスタイル、服などで簡単にバレてしまうでしょう。夫婦なら、たとえ後ろ姿だったとしても見分けがつくものです。
そこで、かなり念入りな変装が必要です。いつも着ている服は使えません。配偶者に知られていない服を尾行専用に購入します。
また、家で顔を合わせる時とは違うヘアスタイルでなければいけません。カラーリングはすぐに変更できないので、ウィッグが望ましいでしょう。
そして メガネやマスクなどの小道具も加えて、全くの別人に見せます。しかも、いくつかのパターンが必要です。
さらに、その変装道具が配偶者に見つかってはいけません。それらを保管しておく場所にも注意が必要なので、なかなか大変です。
その費用は少なくとも合計5万円以上とみておきましょう。
ボイスレコーダーなどの購入費用
もし配偶者が「実は浮気をしていました。」と白状したとしても、それを録音していなければ証拠になりません。そんな時、ボイスレコーダーがあれば便利です。
また、車で浮気相手を迎えに行き、食事などの後、さらに車で移動してラブホテルに入るという流れは、浮気の典型的な行動パターンです。家の車にボイスレコーダーを潜ませておくと、浮気相手とのさまざまな会話が録音される可能性があります。
また、ボイスレコーダーを配偶者がいつも持ち歩く鞄の中に隠しておくのも方法の一つです。
隠しやすい小型・薄型で長時間録音可能な高性能なもの、一見してボイスレコーダーには見えないものなどを購入する費用が発生します。
安ければ3,000円ほどの値段で販売されてますが、出来るだけ性能重視で選ぶべきです。
ボイスレコーダーを利用した浮気調査の方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
一眼レフカメラの購入費用
浮気調査の結果として、「浮気を目撃した」だけでは証拠能力が弱く、もし相手にとぼけられたらどうすることもできません。しっかりとした強い証拠を突きつける必要があります。
そのためには、浮気する2人がラブホテルに入るところ、そしてラブホテルから出てくるところを写真に収めることです。
ただし、そうした現場は夜が多く、また至近距離からは撮影できません。このような悪条件での撮影では、スマホカメラや一般的なデジタルカメラでは性能が不足し、暗すぎたり不鮮明だったりして証拠にならない可能性があります。
そのため、高いISO感度(暗視性能)、画素数が多さ、光学式の望遠を兼ね備えた一眼レフカメラが必要になってきます。高性能なだけに値段が高いものがほとんどで、本体が20万円以上、望遠レンズだけでも10万円以上の金額です。
浮気調査はプロの探偵に依頼しよう
自分で浮気調査をすれば、ほとんど費用がかからないのではないかと期待したいところですが、浮気調査に必要な道具や機材をそろえると、結局かなりの金額になってしまいます。しかも、機材がそろっただけでは足りません。尾行の技術や悪条件での撮影技術などに習熟する必要があります。
それならば、頑張って機材をそろえ、技術を訓練すればそれで十分か、プロの探偵と同レベルの浮気調査が出来るのかというと、まだ問題があります。実は、たった1人で尾行するのは、対象者を見失いやすく、なかなか上手くいかないのです。さらに、強引な尾行をして浮気調査がバレてしまうと、事態はますます悪化します。
つまり、負担が大きくリスクも高いわけです。
しかし、もし最初から探偵に依頼したとしたらどうでしょう。道具や機材を購入する必要はありません。技術を習得するために練習する必要もありません。そして、大変な尾行や張り込みもしなくて済みます。
多少の費用はかかったとしても、体力的にも時間的にも精神的にもずいぶん楽ですから、探偵に依頼することをおすすめします。
探偵に浮気調査を依頼すべきケース
浮気していないことを願いつつ自分で浮気調査をしてみて、本当はどうなのかを確認できればよいという考え方もあるでしょう。絶対に探偵に依頼しなければならないということはありません。
探偵に依頼すべきケースは、以下の3つです。
- 慰謝料請求のために確実な証拠が欲しい
- 浮気調査をしていることがバレないようにしたい
- できるだけ早く証拠を掴みたい
どれか一つに当てはまるのなら、探偵に調査依頼をするべきです。
各項目を詳しく解説していきます。
1.慰謝料請求のために確実な証拠が欲しい
浮気は民法第770条1項に定められた「不貞な行為」であり法定離婚事由に該当します。民法では結婚した2人の間には貞操義務があるものとされ、この貞操義務に違反する行為を不貞な行為としているのです。
また、民法709条により慰謝料請求の対象となりますが、もし配偶者がその浮気を認めない場合には、不貞行為が行われていたことを立証する必要があります。そのためには、法廷で認められるような「客観的で確実な証拠」を示さなければなりません。
探偵は一般的にこれまで多くの浮気調査を行ってきており、法廷で通用する強い証拠を入手するプロと言えます。慰謝料を請求する段階で、相手に言い逃れを許さないためにも探偵に依頼すべきでしょう。
2.浮気調査をしていることがバレないようにしたい
「配偶者が浮気をしている……」そう思うだけで心中は穏やかではありません。どうしても感情が先立ってしまって、見境のない行動に出てしまうこともあり得ます。
自分で尾行していると、配偶者が浮気相手と仲良く路上でキスをしているのを見て、ついカッとなって突撃してしまう可能性もあります。まだ不十分な弱い証拠をつかんだ段階で、配偶者を問い詰めてしまって、浮気調査をしていたことがバレてしまったということもあるでしょう。また、尾行や張り込みの未熟さから、バレてしまうケースもあります。
その点、探偵は自分の夫や妻の浮気を調査しているわけではなく、依頼者の配偶者の浮気調査ですから冷静です。また、尾行や張り込みの技術も素人とは比べものになりません。
そのようなことからも探偵に依頼した方が安心なのです。
3.できるだけ早く証拠を掴みたい
通常、浮気調査では2人の調査員が連携して尾行します。一方、自分で浮気調査をした場合だと、自分ひとりで尾行するわけです。
素人が1人で尾行するのと、プロが2人で尾行するのとでは、その能力に大きな違いがあるのは当然でしょう。
また、ラブホテルへの出入りの写真撮影は、ホテルの従業員に警戒されると撮影不可能になります。運よく撮影しやすい状態だったなら別ですが、ほとんどの場合、素人には不可能と言っても過言ではありません。
素人が浮気調査をすると、対象者にバレてしまったり、上手くやったとしても何度も失敗が続き、証拠が入手できないまま月日が経っていくという結果になりがちです。しかし、探偵は調査能力が高い分、早く証拠を入手することができます。
なぜ探偵に浮気調査を依頼すべきなのか、こちらの記事でより詳しく解説しています。
探偵による浮気調査の値段を徹底解説
自分で浮気調査をすると、見かけ上は金額的に安くなるように思えますが、そのための大変な労力や長引く期間、そして肝心の調査能力を考えると、総合的には決して安いとは言えません。
探偵に任せた方が圧倒的に負担が少なく効率的であるため、自分で調査するよりも、コストパフォーマンスにおいて優れているわけです。
では、探偵に浮気調査を依頼した場合には、どれほどの費用がかかるのでしょうか。ここからは、その料金について解説していきましょう。
費用相場
浮気調査を探偵が行う上で、そのコストは概ね調査員の人件費です。それに調査に必要な機材の費用と交通費などの経費が加わります。そして、調査にかかった時間に比例して費用がかかることになります。
もし、浮気する日が事前にわかっているなど、予め確かな情報がつかめている場合、その日時に浮気調査をすれば、浮気の証拠を効率よく入手できます。そうすると、調査時間は短くなり費用は安くなるでしょう。逆に、いつ浮気するのかわからないケースや、浮気相手が遠方に住んでいる場合などは費用がかかります。
その費用の相場は、早く調査が完了すれば10万円程度、長くかかれば100万円以上と言えます。実際はケースバイケースでその金額にはかなり幅があるのです。
さらに、料金プランのシステムによっても費用は変わります。
よくある料金プラン
浮気調査の料金がどれくらいかかるのか、一般的にはほとんど知られていませんが、実際には探偵各社がそれぞれに料金プランを打ち出しています。
そして、それらの料金プランは、
- 時間制
- パック制
- 成功報酬制
の3タイプに分類することができます。それぞれ特徴がありますので、どのような条件に向いているのかをよく理解した上、配偶者の浮気状況にあったプランを選ぶとよいでしょう。
それでは、それぞれのプランの特徴を解説していきましょう。
時間制
これは最も基本的な料金プランと言えます。浮気調査の費用は調査員の人件費が主なコストであり、それを料金に反映させる料金プランです。
まず、調査員1人につき1時間当たりの調査費用が料金として定められています。そして、「調査員が何名で何時間調査をしたのか」の合計が、時間制の料金のベースとなり、そこに諸経費などが加わって総額が決まります。
調査費用は、ほぼ時間に比例する形ですから、短時間で済むほど安く、長時間かかるほど高くなるのが特徴です。確かな情報があって短時間で済みそうな浮気調査に向いています。
パック制
これは、数時間または数十時間の調査をセットにして、時間制よりもお得な料金にしたプランです。時間制では別途追加される必要経費なども、そのパック料金に含まれている場合が多く、時間制と比べるとその分も安くなります。
ただし、30時間のパックを申し込んだけれど、10時間で証拠が入手できたとなると、残りの20時間分の料金は帰って来ず、割高な料金となることもあるので注意が必要です。
パック制でセットになっている調査時間を使い切るようなケースにはおすすめできます。
成功報酬制
この料金プランは、浮気調査に成功した場合の料金を予め決めておいて、成功した場合に支払うという形です。依頼者側の心情として、「もし浮気調査に失敗したなら調査費用を払いたくない。」という思いに応えるものです。
ただ、探偵としては、たとえ失敗したとしても、調査をすれば人件費や経費がかかってしまうので、負担が大きいのも事実です。そのため、成功報酬の金額を高めに設定するか、「着手金+成功報酬」という折衷案にしているケースが目立ちます。
また、悪質な探偵事務所では「成功」という言葉の解釈を
- 尾行が成功した
- 張り込みが成功した
として、確実な証拠が入手できなくても成功報酬を請求される場合があるので注意が必要です。成功報酬制は、信用できる探偵事務所で利用するべきです。
まずは探偵事務所に無料相談・見積もりを!
配偶者が浮気をしているのではないかと気になっていながら、日々の暮らしを冷静に過ごせる人は、ほとんどいません。大変なストレスを抱えながら、一刻も早く何とかしたいと願っていることでしょう。
しかし、そのためにいくら費用がかかっても構わないという人はごく少数です。支払える金額にも限度があります。だからこそ、実際にいくらかかるのか知りたいところです。
また、浮気調査には情報が役に立ちます。今持っている情報によって、費用が大きく変わるため、具体的にいくら費用がかかるのか、見積もりを出してもらうのが一番です。
どの探偵事務所でも一般的に、浮気調査の相談から見積もりまでを無料で行っています。一度探偵に問い合わせてみるとよいでしょう。
アルシュ探偵事務所の料金プランをご紹介
アルシュ探偵事務所では浮気調査に4つの料金プランがあります。
■基本料金(時間制料金プラン)
・調査員1名1時間:6,500円(税込7,150円)
(4時間の調査から承ります)
延長料金
・調査員1名1時間:6,500円(税込7,150円)
※調査員2名で税込み14,300円は相場と比べて安めの料金となっています。
■パック料金(パック制料金プラン)
・調査員1名8時間パック:50,000円(税込55,000円)
■浮気の証拠を撮るまで探偵さんにお任せパック
契約時に取り決めた金額で弁護士と連携しつつ裁判で通用する確実な証拠を入手するまで調査します。
浮気調査後、法廷にて慰謝料や離婚を求めていくならおすすめのプランです。
(料金は案件により変わりますのでご相談ください。)
■お試し調査プラン
初回限定の格安プラン、1日限りで3時間以内の調査を行います。
・調査員1名:9,800円(税込10,780円)
・調査員2名:18,900円(税込20,790円)
アルシュ探偵事務所では、浮気調査以外にもさまざまな調査を承っています。
まとめ
自分で調査すれば、ちょっとした費用だけで浮気調査ができるのではないかと思われます。
しかし、実際に調査をしようとすれば、レンタカーや変装道具、高性能なカメラが必要で、意外にも高額な出費となります。さらに、それだけの費用をかけたとしても、調査力はプロである探偵には及びません。
慰謝料請求や法的な対応を考えている場合、調査していることがバレないようにしたい場合、早く確実な証拠を入手したい場合には探偵に依頼すべきでしょう。
浮気調査に関するお悩みなら、千葉県船橋市の総合探偵社、アルシュ探偵事務所にご相談ください。
アルシュ探偵事務所なら、元刑事の調査官が優れた調査力を生かし、裁判や調停で有効な証拠集めと報告書作成を行います。
初めてのご依頼、不安なことが多いかもしれませんが、安心してお任せください。
アルシュ探偵事務所ではご依頼主の問題、お悩みの解決を一番に考え、調査いたします。