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LINEの証拠は有効？浮気の証拠になるものとならないもの
さまざまなきっかけがあってパートナーの浮気に気が付きます。その中でも、LINEでパートナーの浮気が発覚したという人も少なくありませんが、LINEで見つけた浮気の証拠は本当に浮気の証拠となるのでしょうか？
浮気の証拠になるものとならないものの違いや証拠になる保存方法、LINEの他にどのようなものが浮気の証拠となるのか解説します。
どこから浮気になる？
『どこから浮気になるか』というのは、人それぞれ異なる感覚を持っていることがあります。
- 異性と二人で出かけたら浮気
- キスをしたら浮気
- 手を繋いだら浮気
- 気持ちが傾いたら浮気
- 異性と肉体関係を持ったら浮気 など
一般的にパートナーがこれらの状況になると浮気と判断する人がいます。
しかし、法的に浮気を証明する必要が出てきた場合は自分の感覚で浮気だと思っても、第三者から見れば浮気と見なされないケースもあります。
たとえば、慰謝料請求したい場合に裁判所が浮気と判断するケースは、『肉体関係がある』というのが一つの基準になります。
LINEの証拠は有効か無効か
あなたがパートナーのLINEから、浮気をしていると判断できる証拠を見つけたとしても、法的に訴える場合の証拠として有効かどうかはその内容によります。
有効になるものとそうでないものの例をご紹介します。
有効となり得るケース
- 肉体関係を示唆するメッセージのやりとり
・『こないだのエッチ最高だったね』→『ほんと最高だったよ！』
・『〇〇とのエッチが一番だよ』→『他の人とはしたらだめだよ』
・『次からゴムなしでエッチはダメだよ』→『ごめんね、次からちゃんとするね』 など
- 一夜を共にした事がわかる内容
・『他のラブホテルにも泊まりたいな』
・『今日は帰らなくていいから泊まっていくね』
・『一泊じゃ足りなかったから、次は二泊しよう』 など
- 肉体関係を示唆する写真や動画がある場合
『性行為中の写真や動画』『二人が一緒に裸で映った写真や動画』などを送るまたは送られている
LINEの証拠が無効になるケース
一方、LINEの内容からいかにも浮気していると感じても、法的観点から考察した場合浮気とは判断されないこともあります。
たとえば、
『大好きだよ』『愛してる』『早く会いたい』『エッチしたいな』などは、浮気していると感じるまたは、いかにも浮気していそうな内容ですが、これらの内容だけでは必ずしも肉体関係があるとは言えません。
よって、これらの会話を証拠としようとしても、無効になってしまう可能性が高くなります。
証拠になるLINEを保存する時のコツ
もしパートナーのLINEに浮気の証拠を見つけた場合、「これはどういう事！？」とパートナーに事実確認したり問い詰めたくなるかもしれませんが、何より先に保存することが大切です。
保存する際のコツについて解説します。
ＬＩＮＥを写真に収める
LINEの証拠を写真に収める場合、パートナーと浮気相手とのやり取りを画面に出した状態でスマホの本体ごと撮影します。
肝心な部分の他にも、前後の流れも撮影しておくと良いです。この時、日付や時間が表示されている状態で撮るようにしてください。
動画に収める
写真に収める方法も良いですが、長いやり取りの場合、スクロールしながら動画を撮影する方が手っ取り早いかもしれません。
動画で撮影しておけば、後に一部分を写真に切り取る事もできます。
後に切り取る事も考え、スクロールしっぱなしにせず、ピントが合う瞬間を作りながらゆっくりスクロールするのがポイントです。
この場合も写真に収める時と同じく本体ごと撮影するようにしてください。
テキストの形で送る
ＬＩＮＥのやりとりはテキストの形にして転送することができます。
古いやり取りから全て日付や時間も記されているので、写真や動画だけでなくテキストも自分に送っておき後からゆっくり確認したり保存しても良いでしょう。
やり方は次の通り。
- 転送したい人ＬＩＮＥのトーク画面を開く
- 画面右上の三本線をクリック
- 『設定』の中の『トーク履歴を送信』をクリック
- 転送先として自分のＬＩＮＥを選んで転送
- トーク画面に送信歴が残るので必ず『削除』
※間違っても『送信取消』をしないように！！！
ただし、テキストで送れる内容はあくまでも『文字』のみ。写真や動画は送れません。([写真][動画]と記されます)
また、ＬＩＮＥの通話を利用していれば、『通話時間00：00』『不在着信』『通話をキャンセルしました』と履歴が残っています。
LINEの証拠を掴む時の注意点
ＬＩＮＥの証拠は、肉体関係を直接示すものや肉体関係があると推認できる内容であれば証拠となる可能性は十分ありますが、相手のLINEを勝手に閲覧することは違法行為になる危険があります。
プライバシー権の侵害で民事上の損賠賠償請求をされたり、不正アクセス禁止法違反で3年以下の懲役又は100万円以下の刑事罰が科される可能性もありますので注意してください。
なお、浮気の当事者は浮気バレ対策を施している事があります。
のぞき見防止アプリでＬＩＮＥを見る人を撮影するようにしてあることもありますので、気を付けましょう。
※ＬＩＮＥののぞき見を推奨しているわけではありません。ＬＩＮＥを相手の許可なく見る場合は自己責任となります。
関連記事：
iPhoneで浮気調査ってできる？役立つアプリや機能をご紹介！
LINE以外の有効な浮気の証拠
ＬＩＮＥから浮気が発覚することはよくありますが、そこに浮気の証拠があるとは限りません。
ＬＩＮＥ以外にも、どのような浮気の証拠が有効かご紹介します。
- ボイスレコーダーの録音
- ドライブレコーダーの映像や音声
- 性行為中の写真や動画
- 自白 など
肉体関係がある事が明らかにわかる発言や映像は浮気の証拠になる可能性が高いです。
また、
- 浮気相手宅への宿泊
- ラブホテルへの出入りの映像
- 宿泊を伴う二人きりの旅行 など
肉体関係そのものの写真や映像がなくても、肉体関係があると強く推認できるものも浮気の証拠となります。
浮気の有効な証拠として代表的な物に、『ラブホテルへの出入りを撮影したもの』がありますが、ただ出入りする映像ではなく一定時間滞在している(肉体関係に及ぶ時間概ね４０分以上)など、条件もあるので注意しなくてはいけません。
関連記事：もしかして浮気？疑ったらするべきこと。浮気の証拠の集め方をお教えします
浮気の確かな証拠が必要な場合は探偵の浮気調査がおすすめ
浮気の気配を感じた時、ただ問い詰めてもパートナーが自白してくれる可能性はあまり高くありません。
また、浮気されて慰謝料を支払ってほしい場合は法的に有効な浮気の証拠が重要です。
ＬＩＮＥに浮気の証拠が残っているのならしっかりと保存しておきましょう。
ただし、ＬＩＮＥの証拠だけでは不足している事もありますので、証拠として不十分な場合や確実な証拠が無い場合は証拠を掴まなければいけません。
LINEを勝手に見る行為にはリスクもありますし、浮気の確実な証拠が欲しい場合は、探偵の浮気調査がおすすめです。
浮気しているパートナーの行動を監視し、浮気相手とラブホテルへ出入りする場面や浮気相手の家に寝泊まりする様子など、法的に浮気と認められる証拠を写真や動画に残します。
また、調査後の報告書は裁判にもそのまま提出できますので、慰謝料請求などで法的手続きを検討している方や相手が浮気を認めず争いになる事が懸念される場合にも探偵の浮気調査を利用すると良いでしょう。
浮気の証拠を入手したい場合は高い調査技術を持つ総合探偵事務所アルシュにご相談ください。
