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配偶者の浮気が原因で離婚したい!その時に必要なのはどんな証拠?

配偶者の浮気が原因で離婚したい!その時に必要なのはどんな証拠?

配偶者が浮気している…そこで浮かんでくる様々な思いの中には「離婚」という選択肢も含まれていることでしょう。

子どものことや生活のことなど、諸般の事情を考慮すれば、必ずしも離婚だけが浮気に対する答えではありませんが、配偶者の浮気が発覚した時には誰もが一度は考えることかもしれません。

もし、浮気が原因で離婚をするなら、どのような浮気の証拠を押さえておく必要があるのでしょうか。

この記事では、離婚と浮気の証拠について解説していきます。

目次

配偶者の浮気が原因で離婚したい……証拠は必要?

配偶者が浮気していると確信した時、様々な思いが心の中を駆け巡ります。裏切り行為への怒りやストレスの中、浮気をやめさせて夫婦関係をやり直そうと思うこともあれば、もう離婚しかないと思うこともあるでしょう。

もし離婚するのなら、基本的には互いの合意があれば可能です。しかし、「配偶者が浮気を認めず離婚にも応じない」となれば、法的手段を講じることになります。それに「慰謝料はどうなるのか」という問題もあるでしょう。

離婚をするために、浮気を立証する証拠が必要となるケースを2通りご紹介します。

  1. 配偶者が合意しなかった場合の裁判離婚で必要になる
  2. 浮気に対する慰謝料の金額を決めるのに必要になる

一つずつ見ていきましょう。

1.配偶者が合意しなかった場合の裁判離婚で必要になる

夫婦が話し合って互いに合意した場合、離婚は可能です。これは「協議離婚」と言われています。

しかし、夫婦の話し合いでは合意に至らない場合、裁判所に調停を申し立てることが可能です。調停では夫婦間の協議に、調停委員が仲介役として加わり、裁判所において話し合いが行われます。しかし、裁判と違って判決は出ません。あくまで話し合いです。

この調停で互いに合意すれば離婚は成立します。これを「調停離婚」と言います。

しかし、調停が不成立となると、次は審判または裁判の段階へと進みます。

審判は、

  • 概ね合意しているが離婚条件の一部のみが合意に至っていない

または

  • 調停に相手が出席しない

というケースで利用される制度です。「審判離婚」と言われます。しかし、この審判離婚はほとんど見られず、裁判になるケースがほとんどです。

裁判で離婚が認められるには、民法第770条で定められた法定離婚事由が必要で、浮気はそれに該当するのです。ですから、配偶者が浮気していたことを立証すれば、いくら「浮気していない」と主張しようとも、合意なしに離婚を勝ち取ることができます。これは「裁判離婚」と言われています。

つまり、確実な浮気の証拠があれば、「どんなに配偶者が否定しても最終的に離婚は可能」ということなのです。

2.浮気に対する慰謝料の金額を決めるのに必要になる

一言で浮気と言っても、その内容は様々で、交際期間の長さや性行為の回数、浮気相手の認識など、浮気の程度に違いがあります。そのため、慰謝料の金額を決定するにあたっては、その浮気の実態を明らかにする必要があるのです。

もし、浮気した配偶者が「お酒に酔った勢いで」または「つい出来心で」、「1回だけラブホテルに行ったが、それ以前にもそれ以後にも一切関係はない。」と主張したならどうでしょう。それが認められると、慰謝料の金額は低くなってしまいます。

逆に、浮気であると知りつつ、永く交際が続いており、何度も肉体関係がある場合、慰謝料は高くなる傾向があります。

このように、慰謝料の金額を左右する浮気の程度を立証するために証拠が必要となるのです。

離婚の裁判で有効な証拠とは?

裁判で、配偶者の浮気を立証できるような証拠には、様々なものがあります。浮気であることを何となく想像させるものから具体性の高いものまで、証拠能力の弱いもの・強いものがあるのです。

ここからは裁判に有効な証拠について、その具体例を弱い証拠から強い証拠まで順番にご紹介していきましょう。

当然のことながら、浮気を確実に立証できる強い証拠が必要ですが、弱い証拠も裁判上で役立つことがあるので確保しておきたいところです。

1.浮気相手との目撃情報

浮気している配偶者の職場では、「浮気しているらしい」という噂が広まっているかもしれません。仕事帰りに浮気相手らしい人物と会っているところを目撃されている可能性もあります。

また、人通りの多い繁華街などでいつも浮気相手と食事やデートをしているなら、多くの人に見られています。友人がたまたま目撃することもあり得るわけです。

そのような中から目撃情報が得られることがあるでしょう。時には「見知らぬ相手とラブホテルに入るところを見た。」という話を聞くかもしれません。

「聞いた」だけでは証拠にならない

もしその目撃情報が信用できる友人からの情報なら、「きっと浮気しているに違いない。」と確信できるかもしれません。しかし、裁判上ではどうでしょうか。

その目撃情報は、嘘か本当かわからない話として扱われ、証拠能力はほとんどないと言ってもよいでしょう。もし、その友人が法廷で証言してくれたとしても、原告の友人という関係からその証言の信ぴょう性が問われるところです。

しかし、今は多くの人がスマホを持っています。その場面を写真や動画などに収めてあるなら証拠能力が高まることでしょう。その内容によっては浮気の証拠として、または浮気の実態を示す証拠の一部として有効になる場合があります。

しかし、「目撃情報を聞いた」というだけでは、ほとんど期待できません。

2.LINEのやりとり

コミュニケーションのツールとしてスマホは一般的に利用されるものです。しかも浮気となると、会える時間が限定される分、スマホはさらに欠かせないものとなっています。

そのため、浮気している配偶者のスマホの中には、浮気相手とのコミュニケーション履歴が大量にあると推測されるわけです。特にLINEなどのメッセージアプリは、浮気相手とのコミュニケーションに利用されている可能性があります。

その中には浮気していることを示すような会話も含まれていることでしょう。

スクリーンショットではなく写真で保存

どれほど親密な様子の会話であっても、性行為に関するものでなければ証拠にはなりません。親しい友人だと言い逃れできます。たとえば、会話の中に「愛しているよ」という言葉があっても浮気の証拠にはならないのです。

しかし、性的な関係があることを示す会話なら、少しは有効です。過去の性行為について語っている、次に行くラブホテルの話をしているなどの会話があると、浮気の証拠となります。

ただし、「ふざけてそのような話をしただけ」と言い逃れも可能なので、証拠能力としてはかなり弱い方です。それでも、浮気の実態を示す証拠の一部として役立つ可能性はあります。

その会話を証拠として保存するには、スクリーンショットやデータの転送ではなく、その画面を表示させたスマホごと、カメラで撮影するとよいでしょう。

3.二人の親密さがわかる音声データ

浮気に自家用車を使用しているなら、その車内にボイスレコーダーを潜ませておくと、浮気相手との会話が録音できるでしょう。また、配偶者が持ち歩く鞄にボイスレコーダーを仕掛ける方法もあります。

そのようにして収集した音声データから、浮気相手との親密な会話を探し出して、浮気の証拠を入手するわけです。車や鞄に隠しておく都合上、録音するには必ずしも好条件ではないため、クリアーに録音できるかどうかは不確実なところがあります。

ボイスレコーダーを使って浮気調査をする方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

「肉体関係があることがわかるかどうか」が重要

浮気カップルとはいえ、ほとんどは普通の会話をしており、世間話をしたり愚痴を言ったりしています。そのような会話はいくら仲がよさそうでも、浮気の証拠にはなりません。

浮気であること、つまり不貞行為に該当することを法的に示すには、性行為または性的類似行為があることを証明する必要があります。たとえば、ラブホテルに到着する様子やそこを利用していることがわかるような会話、または性行為そのものの音声ならば、高い証拠能力があります。

ただし、「録音されたその音声は誰の声なのか?」という問題があり、浮気カップルが「自分たちの音声だ」と認めればよいのですが、そうでなければ誰の声なのかを証明しなければなりません。

したがって、不明瞭で言い逃れができる音声データでは証拠としてはそれほど強くはないでしょう。

4.ラブホテルのレシートや領収書

ラブホテルを利用した料金の支払いをカードで済ませると、カードの利用明細にそれが記載されます。それは、聞きなれない会社名と3,000円~18,000円程度の支払金額で、会社名をネット検索で調べると、ラブホテルを経営している会社だとわかります。

そうした怪しい痕跡が利用明細に残るのを避けるため、現金で支払うパターンもあるでしょう。そして、レシートをサイフに入れたまま忘れてしまっていたり、自宅のゴミ箱に捨てていたりします。

ラブホテル=不貞行為の証拠に

たとえ浮気でなくても一般的に、ラブホテルを利用したことを親兄弟に知られたくはないものです。ラブホテル側もカード利用に対してはホテルを経営する会社名にしたり、レシートは部屋番号と金額だけのよくわからない内容を記載するなど、一見してラブホテルだとわからないような対応をしているところがあります。

そのため、レシートや利用明細はわかりにくく、見落としがちなので注意が必要ですが、もし見つかれば証拠能力はそれなりにあると考えてよいでしょう。ラブホテルは性行為目的の施設であるという一般認識は法廷でも通用します。ですから、浮気の証拠として有力です。

ただし、そのレシートや利用明細だけでは、性行為を行うに十分な滞在時間だったかまで証明できません。また、誰と利用したのかも不明です。

5.浮気相手との性行為の様子を写した写真や動画

スマホの発達と普及により、多機能なインターネット端末を常に持ち歩く生活へと変わりました。SNSやメッセージアプリはもちろん、各種インターネットコンテンツに加えて、写真や動画を撮影できるカメラを常に持ち歩いて生活しているわけです。

そして、浮気にもスマホが活躍します。浮気相手とのコミュニケーション、レストランやラブホテルの予約、デート中の写真や動画の撮影と、スマホをフル活用していても不思議はありません。そうなると、性行為の様子を撮影した写真や動画が、配偶者のスマホまたはパソコンから見つかる可能性も考えられます。

強い証拠になるが入手は困難

何かとスマホで撮影するのが日常的になった今、浮気相手との性行為をスマホで撮影していても全く不思議はありません。そして、それを発見できれば、間違いなく強い証拠となります。

しかし、一方で浮気している側から見れば、そのような写真や動画は浮気がバレてしまう危険な証拠です。バレるリスクを回避したい考えから、そのような撮影は一切しないようにしているケースもあります。また、撮影した写真や動画のファイルをオンラインストレージやメールサーバーに置いて、スマホやパソコンには残さないようにするなど、見つからないようにしているケースもあるのです。

つまり、そもそもそのような写真や動画が存在しないか、あったとしても巧みに隠されているため、簡単に入手できるものではありません。

6.浮気相手とラブホテルに出入りする様子を写した写真や動画

性行為そのものを撮影した動画でなくても、性行為が行われたことがわかる写真や動画も強い証拠となります。その代表的なものが「2人でラブホテルに出入りする様子」を撮影したものです。

ラブホテルはその性質上、性行為を行うことが前提となると考えられます。ですから、そこに入ったということは、性行為を行う目的だったことを意味します。

ただし、入ってすぐに出た場合は、性行為が行われなかったと考えられるため、入るところだけを撮影したのでは証拠として不十分です。ラブホテルに入った後、一定時間経過した後に出てきた様子も撮影しなければなりません。

探偵に依頼することで入手できる強い証拠

浮気している配偶者が油断していて、たまたま性行為の写真や動画がスマホやパソコンに残っていたなら不幸中の幸いと言えるでしょう。しかし、そのような幸運がなくとも、ラブホテルの出入りは意図的に撮影できます。

先述の「性行為を撮影したもの」は浮気カップルが自分たちで撮影したものですが、ラブホテルへの出入りは、第三者によって撮影されます。防犯カメラにたまたま映っていたというような偶然ではなく、何者かの手によって意図的に狙って撮影するわけです。

ただし、素人がその撮影を行うにはリスクが高すぎます。確かに強い証拠であり、意図的に撮影できるからといって、自力でそれを撮影するのは危険です。

これを撮影するには、尾行や張り込みの技術と優れた撮影機材が必要で、素人の手に負えるものではありません。そうした調査活動のプロである探偵に依頼すべきでしょう。

ラブホテルで証拠を押さえる探偵の浮気調査テクニックに関してはこちらの記事もご覧ください。

賢い離婚に向けた浮気の証拠は「探偵」が掴む!

本来は夫婦間の合意がなければ離婚はできませんが、民法には合意がなくても離婚が出来る法定離婚事由が定められているのです。浮気は770条1項1号の「配偶者に不貞な行為があったとき」に該当します。

これは、「配偶者の浮気さえ立証できれば離婚は可能」ということを意味しているわけです。

「とにかく離れたい、いますぐ離婚できるのならそれでよい」という考えは、あまりおすすめできません。本来受け取ることが出来るはずの慰謝料を放棄するようなものだからです。

もし、離婚するなら慰謝料は多いに越したことはありません。ですから、探偵に浮気調査を依頼することで、浮気の実態を明らかにして、必要な証拠を入手した上で、慰謝料の金額など少しでも有利な離婚をしましょう。

浮気調査のノウハウと高い調査力

古くから探偵は、尾行や張り込みを駆使した調査を行ってきました。浮気調査においても、浮気している対象者を尾行し、浮気デートの一部始終を記録、ラブホテルの出入りも撮影するなど、その調査力を発揮しています。

尾行には、対象者の動きの変化や移動手段に対応して臨機応変に追尾する高い技術が必要です。また張り込みには、周囲から怪しまれずにその場に留まるノウハウが必要です。そうしたスキルは素人が見よう見まねで行えるものではありません。

また、ライターや腕時計の形をした撮影機材や、暗い中でも撮影可能な暗視カメラなどを駆使した撮影も、証拠入手に必要な技術です。

このように、探偵は浮気調査に必要なノウハウと高い調査力を備えています。

探偵による浮気調査の詳細はこちらの記事で詳しく解説しています。

なぜ自力での浮気調査は危険?

自力調査はリスク大

浮気カップルがラブホテルを出入りするところを撮影すればよいなら、「自分でやれば探偵に依頼するまでもなく浮気の証拠が入手できる」と思う人もいるでしょう。しかし、リスクが高いためおすすめできません。

まず、素人が尾行したり張り込んだりするのは技術的に難しく、また互いに顔や容姿をよく知る夫婦ですから、すぐにバレてしまいます。

そして、浮気調査をしていることが相手に気づかれてしまうと、夫婦間で感情的な言い争いになりやすく、暴力沙汰にも発展する可能性があります。さらに、警戒され巧みに隠蔽するようになり、まずます実態が不明となるのです。

また、配偶者が浮気相手と仲よくデートしている姿を見て冷静でいられるでしょうか。浮気カップルの会話の中で好き勝手なことを言っているのを聞いて、それでも落ち着いていられる人はいないでしょう。感情が抑えきれず、相手に問い詰めてしまって失敗します。

さらに、違法な手段とは知らずに、または知っていても「これくらいは問題ない」と、一線を踏み越えてしまいがちです。そのため、相手から慰謝料を請求されたり、刑事事件でこちらが有罪となってしまうリスクもあるのです。

探偵なら安全かつ確実に調査を行います

先述のように、調査に不慣れな人が、いきなり浮気調査を自分でやろうと頑張ったとしても、よい結果が得られないばかりか、かえって別の問題を引き起こしてしまうリスクがあります。やはり、プロである探偵に任せるべきでしょう。

プロならば、こうした調査に関する知識を持っています。何が違法で何が合法なのか、調査にまつわる法的な知識、また対象者に浮気調査を気づかれないためのノウハウなど、経験から培ってきたものがあるわけです。

また、探偵にとって浮気している対象者は全くの他人です。夫婦なら感情的にもなりますが、探偵は冷静に調査を遂行することが可能。感情的になって浮気調査をぶち壊してしまうことはありません。

このように、探偵ならば浮気調査を安全かつ確実に行えるのです。

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まとめ

浮気が原因で離婚を考えている場合、どのような証拠が有力なのかについて解説してきました。

浮気の証拠は、その証拠能力が弱いものから強いものまで様々です。そこで弱い証拠から強い証拠まで列挙してみましょう。

  1. 浮気相手といるところの目撃証言
  2. LINEなどのメッセージアプリの会話
  3. 浮気カップルの会話を録音した音声データ
  4. ラブホテルのレシートなど
  5. 性行為の写真や動画
  6. 浮気カップルがラブホテルに出入りする写真や動画

です。

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