家出した人はどこへ行く?年齢や状況によって異なる行き先。
大切な人が家出してしまったとき、すぐに戻ってくるようならば良いのですが、連絡しても繋がらない…なかなか戻って来ない…という状況になると心配になってしまいます。家出してしまった人を探すときどこを探したら良いのでしょうか?
本記事では、家出した人がどのような所へ行くのか、年齢や性別・状況によって異なる行き先について人探しを得意とする探偵が解説していきます。
家出してしまった人を探したい時は参考にしてみてください。
家出の原因になること
何かが原因で家を出たくなってしまう事、経験したことがある人もいるのではないでしょうか…。
家出の原因はさまざまで、年齢や状況によって千差万別と言えます。残された人からするとその原因が何なのか不明な事もありますが、何となく想像できる人もいる事でしょう。
どのような人がどのような原因で家出してしまうのか、よくある例をご紹介します。
家庭環境
家出の原因は家庭環境を原因としたものが非常に多いです。家にいる事が苦痛になったり辛くなってしまい、最終的に家を出て行ってしまいます。
親子
- 子供が親に干渉されることを拒み家出する
- 子供が親の虐待から逃げるために家出する
- 親子の喧嘩が絶えず、子供が家を出る
- 親の介護に疲れて投げ出したくなり出ていく
- 義両親との同居が辛くて出ていく
- 親の夫婦喧嘩を見たくなくて子が出ていく など
夫婦・カップル
- 繰り返される喧嘩のあと一方が出ていく
- 相手からのDVから逃げる
- パートナー以外に好きな人ができて家を出る など
病気、精神的問題
家出してしまうのは家庭環境を原因とするものが半数以上と言われていますが、病気や精神的な問題から家出するケースもよく見られます。
- うつ病、発達障害、痴ほう症
- 病気で余命宣告されて精神的に病んで消えたくなった
- いじめられて学校に行くことが嫌になって家を出た
- 仕事が上手くいかず何もかもが嫌になった(パワハラ、解雇、倒産等)
- 病気が辛い、辛い所を家族に見せたくない
- 学校へ行くことよりも遊びを優先したい
- 将来が不安になり家にいることに意味を見出せなくなった など
その他
家庭環境や病気等以外にも次のような個人的な事情により家出することもあります。
- 借金から逃げるため
- 宗教に入信し出家する
- 暴力団に追われて など
また、時には自分で家出するのではなく、誘拐や事故に巻き込まれて家出のような形になってしまうケースもゼロではありません。
家出した後の行き先はどこ?
家出の行き先は出て行った人の年齢や状況によって変わってきます。
家出した人が向かいやすい場所について、年齢や状況ごとで詳しく解説していきます。
【子ども】
家出に一番多いのは10代と言われています。10代というと、小学校高学年くらいからですが、親からするとまだまだ未熟で、『帰ってこない、連絡が取れない…』となると心配で仕方ありません。
子供と言っても年齢によって多少行き先が異なってきますが、青少年の健全な育成に関する条例により基本的に未成年は深夜の外出を禁止されています。(親の同伴がある場合などは例外もある)
そのため、夜間に出歩いていれば警察の補導の対象になり保護者へ連絡がいく可能性が高いのでどこかに身を隠すようになります。
子どもが家出した時に向かいやすい行き先は次のような場所です。
ゲームセンター、公園
プチ家出くらいならばゲームセンターや公園で遊びながら時間を潰している事もあります。
しかし、夜になると補導の対象となる可能性が出てくるので、日中はゲームセンターや公園にいたとしても夕方や夜になると移動することが多いです。
友人の家
子どもが家出をした時によく行く場所は友人の家です。ただし、本人が自分の意思で友人の家に行ったとしても、未成年には判断能力が備わっていないとされるため親の同意がない場合は住人側が未成年者誘拐罪・未成年者略取罪という犯罪行為になる可能性も出てしまいます。
何日も同じ友人の家にいると親に連絡をされたり通報されるリスクも高くなるため、一か所に留まらず友人の家を転々とすることがあります。
祖父母の家
友人の家に転がり込むと迷惑をかける事も考えて、祖父母の家を行き先にすることもあります。
少し離れた場所であっても何度か行ったことがある場所ならば問題なく辿りつけますし、味方になってくれる祖父母も多いので甘えるケースもあるでしょう。
ただし、こちらも友人の家と同じく保護者の許可なく住まわせるなどすれば犯罪行為にもなり得ますし、保護者に連絡される事を嫌がり早々に出ていく可能性もあります。
SNSで知り合った人の家
SNSでは色々な人とやり取りをすることができ、家出した時に泊めてくれる人を探したりすることもできます。
純粋に困っている人を助ける目的で家に泊めてくれることもありますが、中にはさまざまな犯罪を目的として近づいてくる悪い人もいます。
危機感が無い子供はそういった相手の家に行っている可能性も大いにあります。
トー横、グリ下
未成年の子供が家出した時に行く場所で最近増えているのがトー横やグリ下と呼ばれる場所です。
トー横とは新宿区歌舞伎町にある東宝ビルの横、グリ下とは大阪ミナミのグリコの看板周辺を言いますが、これらの場所では未成年の若者が日中夜間に問わずたむろっています。
この近辺ではパパ活や援助交際なども盛んに行われ、未成年を相手にしてくれる人もいるため子供であっても金銭が手に入ってしまう場所です。
あまり環境が良いとは言えない場所で、お金欲しさに闇バイトに手を染める危険もあるので注意が必要です。
関連記事:闇バイトってどんな仕事?内容や危険性と関わらないための知識
ネットカフェ、漫画喫茶
深夜の時間帯は未成年を入店禁止としている所がほとんどです。ですが、シャワーも完備されている場所もあるため、未成年でも日中に利用することはよくあります。
18歳以上の成人した子供であれば深夜の時間帯に宿泊利用することも多いです。
ファミレス、カフェ
ファミレスやカフェも未成年の深夜利用が難しいですが飲食ができるので未成年の場合は深夜の時間帯を外して行きやすいです。
フードコートのあるデパート
買い物もできて手軽に食事もできるデパートも子供が家出時によく行く場所です。
ただし、家の近くのデパートだと家族や知り合いと逢ってしまう可能性が高くなるので、あまり馴染みのない場所を利用することもあります。
【大人(男性)】
男性が家出をした時、一人になれるところや気を紛らわせられる場所に行く傾向があります。
- 車で行ける場所
- ネットカフェや漫画喫茶
- サウナ
- スーパー銭湯
- ビジネスホテル など
リフレッシュする程度のプチ家出ともいえるレベルのこともありますが、本格的になってくるとスーパー銭湯やビジネスホテルに連泊をして家出することもあります。
後述する女性の場合は実家を頼る事もよくありますが、男性は心配させる事を避けたりプライドがあって実家や友人に頼らず一人で過ごすことも多いです。
【大人(女性)】
大人の女性が家出する時は心の落ち着く場所に行く傾向があります。悩みを相談したりすることもできる相手と話し合い、冷静な判断をしようとすることもあるでしょう。
- 実家
- 仲の良い友人の家
- ホテル など
もちろん、女性であっても男性と同じような場所を行き先とすることもあります。
【大人(男女共通)】
浮気相手の家
浮気相手がいる場合、浮気相手の家に潜り込むこともあります。
よく行く(行った)場所
痴ほう症などで自分の意思に反して家出してしまった時は昔住んでいた所、買い物に行く場所や公園、親戚や友人のところへ行くことがあります。
【大人(子連れ)】
大人であっても一人で家出するのと子供を連れて家出をするのとでは大違いです。子供を連れて家出する時の行き先はどのような場所になるでしょう。
子供がいる友人の家
同じ子供を持つ者同士、状況を理解してもらえる点が多く、頼りがいがあります。
実家
子供や孫が突然頼ってきても実家なら受け入れてくれるケースも多いです。突然の帰省に対しても柔軟に対応してくれることもあり、仕事があっても孫を安心して預ける事もできます。
シェルター
子どもや自分をパートナーから守るために家出をする場合は追手から見つからないように、秘匿性の高いシェルターを利用することもあります。
特にDVなどで身の危険感じるようなのであればシェルターを利用する可能性も高いでしょう。
マンスリーマンション
学校などがある場合、遠方に行くと都合が悪く家出したとしてもあまり離れない事もあります。そういった場合はさほど遠くない場所へマンスリーマンションをひとまず借りて住むことも考えられます。
【財布・連絡ツール不所持】
生活の必需品である財布や連絡ツールを不所持で家出をした場合は大人子供に限らず危険な状態という可能性が高いです。
命の危険もあり得ますのでまずは警察に届け出る事をおすすめします。
その上で、行き先として選ばれやすいのは次のような場所です。
住み込みで働ける風俗などの寮
財布や携帯を持たずに家出をしている場合は命に危険があるケースもあるのですが、全て投げ捨て一からやり直すために家出することもあります。
給与ももらえ、衣食住が揃う住み込み可能な寮のある仕事に就いている事もあるでしょう。
思い出の場所
好きだった場所、悩んだときによく行った場所など思い入れのある場所が家出の行き先になることも多々見られます。その地に行って、何を想うか、数日かけて自分を見つめなおすこともあります。
雨風が凌げる場所
金銭も持たず家を出て行った家出人は路上生活を始める可能性もあります。陸橋や高架下などに身を潜めているかもしれません。
海や山
探されないように見つかることが無いように、海や山の自然に飲まれようとしてしまう事があります。
高いビルや駅周辺
危険な感情にある時、自殺を意識して高いビルや自殺の名所となっている所、ホームドアのない駅を探すなどの行動に出る事があります。
家族とのトラブルで家出をし、家族に負担をかけたいと考えている時に電車への飛び込みを考えてしまう人もいます。(家族に対する損害賠償請求の可能性から)
遠く離れた田舎の土地
誰も自分の事を知らないような人里離れた田舎の土地に身を隠すように逃げるようなパターンもあります。
わざと何も持たずに家出をして、死んだように見せかけることさえあります。
家出人の行き先を知る為のヒント
家出人が行く場所はある程度パターン化されている部分もありますが、時折突拍子もない所に行くことももちろんあります。
行き先を考えても全く予想もつかない時は、ヒントを得るところから始めましょう。
家出人がどこへ行ったのか、その行き先を知る為には次の事がヒントとなります。
- 家出の原因を考える
- 友人や関係者について整理する(家出人のSNSもチェック)
- スマホやタブレットなどの検索履歴に残された情報
- 持って行ったものや身に着けて行ったものを知る
- 残された物(ゴミなども)をチェックする など
これらを試み、家出した人が『なぜ出て行ってしまったのか』『何を考えていたのか』『何をしたいのか』など、残された情報から思考や行動を考察することが行き先を知る為には欠かせません。
何も持って行ってない、寒い時期なのに上着も着て行っていない、自殺名所を検索していた履歴がある、遺書のようなものを書こうとした形跡がある。これらの条件が揃えば最悪の状況を考えなければいけません。
警察に届け出る事で捜索してもらえる可能性がありますのですぐに警察に相談して行方不明者届を提出してください。
特に未成年や高齢者や精神疾患のある方の場合は積極的に捜索される可能性が高いです。(特異行方不明者に該当する場合)
逆に、ある程度のお金やキャッシュカード、スマホを持ち、着替えなどもしっかり持って家出をしているなら早めに探し始めることで発見に繋がります。
まとめ
大切な人が出て行ったまま帰ってこない時には効率よく探すことが大切です。
家出の原因を探り、残された情報から行き先を絞りスピード感を持って探しましょう。
子供で自立していない場合は友人や祖父母などの関係者の元に身を寄せている事もありますが、危険なトー横やグリ下のような繁華街で犯罪に手を染めてしまうようなこともあります。軽い気持ちで家出をして思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
また、大人でも子供でも財布や携帯を持って行っていない場合は事件に巻き込まれている可能性や命に危険がある場合も多いです。警察に相談して行方不明者届を提出することを優先させてください。
ただし、警察は様々な事件を取り扱っているためすぐさま行方不明者の捜査を開始するとは限りません。そうこうしているうちにどんどん遠くに行ってしまったり命が危険にさらされる事もあります。
探偵の人探しは依頼を受けてすぐに調査に取り掛かります。お持ちの情報から行き先を絞り効率的かつ的確に調査を行いますので、早く見つけたいという場合は出来る限りの情報を持って探偵にご相談ください。