妻の妊娠が浮気のきっかけに?妊娠中に多い夫の浮気理由と対処法。
妻の妊娠中は新しい命の誕生を迎える希望に満ちた日々です。ですがこの時期に夫が浮気をするというケースは決して珍しい事ではありません。とあるアンケートによれば、約8人に1人が妻の妊娠中に浮気をするのだとか…。
妻の妊娠中に夫が浮気をする理由や妊娠中の浮気を防ぐ方法、さらに浮気されてしまった時どうするべきか、対処法について解説します。
妻の妊娠中に夫が浮気する理由

妊娠は奇跡の結晶、神秘的で素晴らしいものです。妊娠を知って大喜びした夫でも、日がたつにつれて気持ちに変化が現れ浮気をしてしまうケースがみられます。
なぜ夫は浮気をしてしまうのでしょうか。
その理由とは?
- 性的欲求を満たせなくなったから
- 妻からの愛情が感じられなくなってしまったから
- 妻の変化についていけなくなった
- 父親になる重圧から
- 里帰り等で妻の目が届かなくなる
それぞれ詳しく解説します。
性的欲求を満たせなくなったから
妊娠中の性行為は禁止されているわけではありませんが、胎児の安全や母親の体力的にも妊娠前に比べるとどうしても制限されます。妻側としては妊娠初期には悪阻があってそういった気分になれない事もあります。
夫側からも、妊娠中の性行為に恐怖を感じてしまったり外見の変化に戸惑うこともあります。
そういった事情から、妊娠を機にセックスレスになったという夫婦も実際見られます。元々性欲の強い男性は、満たされない性欲のはけ口も兼ねて浮気してしまうケースがあります。
妻からの愛情が感じられなくなってしまったから
子どもの誕生は夫婦揃って楽しみにしていることでしょう。子供への愛情も日に日に増していくと思います。しかし、そのような日々の中で妻の愛情が子供へばかり向いているように感じると夫は寂しさを感じます。愛されていないと感じて、自分へ愛を注いでくれる相手を探してしまうことがあります。
妻の変化についていけない
妊娠は喜ばしいことなのに、なぜか不安になったり気持ちが落ち込んでしまうマタニティブルーは妊娠中から起こります。
妻は小さなことも気になってイライラしてしまったり、急に泣き出したりしてしまう事もあります。
こういった感情の起伏は夫には無いので理解に苦しんでしまい、『妻は変わってしまった』と感じて浮気を始めてしまうことがあります。
父親になる重圧
父親になるには責任が大きくのしかかります。特に共働きしていた夫婦が妊娠によって妻が働けなくなってくると、経済的な不安を抱えることがあります。
そういった重圧から逃避したい気持ちになって浮気をしてしまいます。
里帰りなどで、妻の目が届かなくなる
妊娠中は切迫流産などで入院してしまったり、出産前には里帰りする機会があります。
そういったタイミングに妻からの目が届かなくなると、『子供が生まれる前に自由な時間は今しかない』と感じて浮気をしてしまうことがあります。
関連記事:新婚でも注意!新婚で浮気をするのはなぜ?浮気が危ない時期や原因とは?
妊娠中の浮気を防ぐ方法

妊娠中の浮気は、これから生まれてくる子供にも影響する可能性の高い重要問題です。未然に防ぐことが最善となります。
どのようにしたら防げるか、その方法をご紹介します。
- 性行為以外のスキンシップを取る
- 父親学級や定期健診に一緒に行く
- 将来設計について話す
- 子供が生まれる前にできることをしておく
それぞれ詳しく解説します。
性行為以外のスキンシップを取る
スキンシップは愛情を確かめるために必要ですが、肉体関係が全てではありません。
- ハグをする
- 手をつなぐ
- キスをする
- 添い寝
これらも立派なスキンシップです。体の状態が芳しくない時は正直に伝え、他のスキンシップを求めると良いでしょう。
妻側から求めることで、夫は愛情を感じる事ができます。
父親学級や定期健診に一緒に行く
父親学級や定期健診は子供の事を知るだけでなく、妊娠中の妻の気持ちや変化について学べる機会になります。
妻は妊娠で母になりますが、妻が妊娠しても夫は父になりきれないとも言われています。女性は体の変化からも母になったことを実感できますが、男性は子供が生まれて目の前に現れてそこでやっと実感するという人も中にはいます。
父親学級や定期健診、またはベビー用品の準備などに参加させて、もう少し早い段階で父親であることを実感できるようにすることが浮気の防止に役立ちます。
将来設計について話す
子どもができると経済的な不安を抱えることはよくあります。
子供一人を成人まで育てるのに平均的に3000万円程度かかるとも言われていますので、確かに夫婦や子供の将来についてよく話し、どちらか一方に負担がかからないように協力していくことは大切です。
コミュニケーションを取って不安を取り除いていくことが浮気の抑止になります。
子供が生まれる前にできることをしておく
外食や旅行、ドライブなどは子供が生まれてすぐは難しくなります。
妊娠中はあまり遠出することはできないかもしれませんが、近くであっても気分転換にもなりますし、二人だけの時間は絆を深めることになります。
妊娠中に浮気されたら・・・
妊娠中にしんどい思いをするのは大方妻です。その辛さを理解してかせずかわかりませんが、大切な時期の浮気は許しがたいですよね。
『妻がいない隙に、ちょっとだけ』と思っていてもそこから関係が深くなっていくことも珍しくありません。
浮気の疑いがあるのなら、早めに対処しましょう。
浮気の事実を確かめる
まずは本当に浮気をしているかどうか知る必要があります。
自分で調べるには精神的にも肉体的にも負担が大きいので、本格的に調べるには探偵に調査を依頼することをおすすめします。探偵の調査ならば証拠を入手できますので、話し合いもスムーズになります。
よく話し合う
浮気の事実が明らかになったとしたら、事実確認も含めて夫婦でよく話し合います。まず話し合いで夫に確認しなければいけないのは以下の内容です。
- 浮気の理由が何だったのか
- 夫に反省は見られるのか
- 改善の余地があるのか(浮気の断絶)
別れるか別れないかを考える
話し合って夫の意見を聞き、それを許せるのかを考えなければいけません。
ただし、妊娠中はホルモンバランスが不安定で判断力が鈍ります。
その時出した結果が後悔に繋がる危険もあるので、慎重にならなければいけません。
可能であればすぐに決断せず、出産が終わり少し落ち着いてから最終決断を出しても良いでしょう。
ただし、後述する慰謝料請求には浮気の事実(浮気の相手も含む)が判明してから3年という時効があるので、それだけは注意してください。
制裁を与える(慰謝料請求)
子どもが出来てこれからという時なので、しっかり反省の様子がみられるのなら一度だけ許して関係を継続することもあります。
離婚をしない場合でも慰謝料は夫と浮気相手の両方に請求する事が可能です。
ただし、離婚する場合と比較すると離婚しない場合慰謝料は低くなります。
また、浮気(不貞)に対する慰謝料の金額は、妊娠中であるか否かは影響されない傾向ですが、場合によっては増額事由として認められる可能性もあります。
離婚や慰謝料請求しない場合でも、再発を防止するためにも誓約書を作成して万が一に備えておくことも大切です。
関連記事:浮気の再発を防ぐための有効な手段。浮気調査後の誓約書作成ガイド
場合によっては離婚を検討する
妊婦で自由も利かない大変な時に、夫が気ままに浮気をしているなんて絶対に許せないという気持ちになる事もあると思います。
夫に反省も見られない、疑心暗鬼になって子育てに支障が出るなど、明るい未来が見えない状態ならばシングルマザーになる事が生まれてくる子供のためになる事もあります。
その場合、慰謝料請求を含め、養育費や財産分与の取り決めを行う必要も出てきます。
子育てで大変な時、周囲の人や弁護士に相談しながら必要な手続きを進めるようにしましょう。
まとめ
妊娠中は喜びや期待もありますが、ほとんどの女性が不安も抱えるものです。
それでもお腹の子供を育てるために一生懸命なところで、夫の浮気はどんな理由があろうと許される行為ではありません。ですが、妊娠中の浮気は珍しくないのが実情。
妊娠中に浮気をされないように努力しなければいけないこと自体もおかしなことですが、浮気されないようにしていても浮気されてしまったとしたら証拠に基づいて冷静に対処しなければいけません。
自分自身と子供の未来のためにも、ひとりで悩まず周囲の人や専門家に相談し、適切な措置を取りましょう。
妊娠中の夫の浮気が心配な時は母体や胎児に負担のかからない探偵の浮気調査を検討してください。
