人探しは自分でもできる?緊急ではない場合はまずは自分で探してみよう! 自分でできる人探しの方法
人探しの中でも、緊急を要するものとさほど急ぎでもない事案があります。緊急を要するものについては警察や探偵にすぐに相談するべきですが、そうでない場合はまず自分で調べられる方法で試してみるのも良いでしょう。
今回は自分でできる人探しの方法をご紹介します。
緊急を要するものはまずは警察や探偵へ相談して!
はじめにお伝えしておきたい事は、お年寄りや子供が行方不明になった等、緊急を要するものはまず警察に届けてください。
事件性があるものや命に危険があると想定されるケースでは警察の捜索がすぐに開始されます。
ただし、成人が自らの意思で家出をした場合等は事件性が無いとしてすぐに捜査の対象とはならないケースもあります。
家出人の発見率は家出から時間が経てば経つほどその発見率が低くなりますので、警察の捜査がされない場合は探偵へ相談する事をおすすめします。
関連記事:人探し、警察で調査できる・できないの基準とは?警察以外に依頼するなら探偵へ
試す価値あり!自分で人探しをする方法
さて、特段緊急を要するとまではならない人探しとしてよくあるケースは
- 学生時代の恩師に自分の成長を伝えたい
- 初恋の人や昔の恋人にもう一度会いたい
- 仲の良かった友人と疎遠になりまた連絡を取りたい
- 助けてもらったが名前だけしか聞けなかった人に感謝を伝えたい
- お金を持ち逃げされた人を探し出したい など
早く見つけたいと思う気持ちもあるかもしれませんが、時間に少し余裕があるのなら自分で探してみるのも良いと思います。
自分で探せる人探しの方法をご紹介します。
ステップ1 探したい人の情報できるだけ思い出す
まず人探しをする上でとても重要なことは探したい人の情報を少しでも多く出すことです。
これは探偵に人探し調査を依頼する際にも必ず必要となる事で、この情報次第で見つかるか見つからないか、そしてどれくらいの時間がかかるかが大きく変わってきます。
人の記憶は時間が経つにつれて薄れ曖昧になっていきます。少しでも多くの正確な情報を思い出しましょう。
- 名前(できればフルネームの漢字、あだ名)
- 特徴(外見、性格)
- 生年月日
- 住んだことのある場所や出会った場所 等
- 出身校
- 現在または過去の職場 など
ステップ2 探す
探したい人の情報を思い出したら、早速探しましょう。
探す方法は以下の方法を試してみてください。
- 検索エンジンでフルネーム検索
- SNSで検索
- 掲示板を利用
- 友人や知り合いをあたる
それぞれ詳しく説明します
検索エンジンでフルネーム検索
探したい人の名前がわかる場合は検索エンジンで氏名を検索します。
インターネットが普及している現代では、検索エンジン(Google・Bing・Yahoo!等)でフルネームを検索するとその氏名にヒットするSNSやブログ、企業のホームページ、何かの名簿やリスト等様々な関連サイトが出てきます。
検索の際は漢字、ひらがな、ローマ字等それぞれで入力する事で検索結果も異なってきます。
うまくいけばこれだけで本人の情報が得られる事もあります。
SNSを検索
検索エンジンでフルネームを検索する事でSNSのページが表示される事もありますが、SNS上の設定でネット検索されても出ないようにしている人も多くいます。
SNSの種類も増えて、非常に多くの方がSNSをやっているような状況なので、SNS内で直接検索する事も有効です。
もし名前以外にも学校や職場、出会った場所などがあればそれらの関連する場所も検索します。学校や企業などのアカウントを見つけて、友達登録やフォローしている人などまで探しましょう。
以下のSNSで検索してみましょう。
ただし、各SNSは年代によって利用率が変わってきます。そのため、探したい人の年齢に合わせて検索した方が効率的です。
- Facebook (比較的高年齢層までの方が利用)
Facebook に関しては30代40代が多く20代50代が少し少ない、そして60代の方の利用率はXやInstagramの60代の利用率に比べると多くなっています。
また、Facebookは実名で登録するシステムになっているため、フルネームで検索した時に見つかりやすいです。フルネームがわかっている場合、まず初めにFacebookを検索してみましょう。
- TikTok (10代の利用率が一番高い)
TikTokは10代の利用率が一番高く、次いで20代30代と低くなっていきます。よって、比較的若い子を探すのに適したSNSです。
- X(旧Twitter)、Instagram (60代以上の利用率低)
XやInstagramは20代が一番利用率が高く、次いで10代30代40代と少なくなっていき、60代ではグンと低くなります。実名ではなくニックネームや名前と誕生日を組み合わせたアカウント名にしたりする事も多いので、様々なパターンを考えて検索してみましょう。
- mixi (20代以下の利用率低)
mixiもFacebookより少し前に流行った印象ですので、年齢層的には比較的高年齢層の利用率が高いです。昔通っていた学校のコミュニティに登録する事がよくありましたので、探している人の在籍していた学校・学年をチェックしてみても良いでしょう。
掲示板を利用
情報提供を呼び掛けたり、情報が掲載されている掲示板があります。
以下は無料で使える掲示板なので人探しで利用しやすいです。
- 尋ね人(たずねびと)-無料掲示板 http://www.re-re.net/index.php
- 人捜し掲示板 https://b.z-z.jp/?holmes2
- 再会のためのサイト・いまどこ?青い糸、赤い糸 https://www.imadoco.jp/
- 人探し無料掲示板サーチズ https://p-searchs.com/
- 同窓会支援サイトゆびとま https://www.yubitoma.or.jp/
友人や知り合いをあたる
探したい人の友人・知人、または家族等がわかるのならそれらの人を片っ端から当たってみるのも一つの方法です。
一人一人からは小さな情報かもしれませんが、それらをたくさん集める事で探したい人に繋がる可能性もあります。
また、探したい人の家族も探しているような状況ならば、家族が戸籍の附票や住民票を取る事で居場所が分かる事もあります。もしかしたら調べる方法がわかっていないだけかもしれませんので協力して探すと効果的です。
ただし、聞く相手によっては探している人から口止めをされているようなケースも考えられます。聞く相手の選定には注意が必要な事もあるのを覚えておいてください。
人探しの注意点
人探しの目的は人それぞれだと思いますが、借金から逃げている人等自らの意思で隠れている人を探すのは難易度が高くなります。難しいからといって闇雲にインターネット上に顔写真などの個人情報を載せるとトラブルになる可能性がありますので注意しましょう。
また、最近は掲示板が悪用され、いたずらに使われたり嘘の情報を掴まされるようなこともあるようです。
さらに、今回あえてご紹介しなかった方法となりますが、名簿業者を使って人探しをする事もできます。名簿業者では、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどから個人情報を検索できるようまとめた名簿を販売しています。
ですが、個人での利用を制限している事もありますし、何より個人情報保護法上の問題があったり、悪徳業者や詐欺のケースがある等、トラブルになる可能性があるためあまりおすすめできません。
利用しても良いのですが、利用する業者には細心の注意を払い、正しい情報であるかどうかを判断しながら人探しを行うようにしてください。
まとめ
「あの人どうしてるかな?」と昔の知り合いを懐かしんで思い出すようなことや、お金を貸したら逃げられた…という「どうしても探し出してやりたい!」という事まで、人を探したい理由は色々だと思います。今回は自分で探す方法をご紹介しましたが、人探しは難しいケースもあるのが実情です。
自分で探してみても見つからなかったという事もあるでしょう。もしどうしても探したい場合は有料にはなってしまいますが探偵の人探しも検討してみてください。
自分で調べた情報を伝えていただくことで調査の時間や費用を抑える事にも繋がります。相談や見積もりは無料で行っていますので、諦める前に総合探偵事務所アルシュに一度ご相談ください。