同じ相手とずっと浮気。長期間浮気は本気度が高い?
一度きりの関係、定期的な関係、長期間続いている関係…浮気はさまざまな形があります。
愛すべきパートナーへの裏切り行為である浮気は、二人の関係を根底から揺るがし、深い傷跡を残します。
特に、長期間にわたる浮気がパートナーに与える心の痛みは計り知れません。
長期間続く浮気、それは本気の証なのでしょうか?それとも、その名と通り単なる浮気なのでしょうか?
本記事では、長期間の浮気でも、本気度の高い浮気と低い浮気についてその心理や特徴を解説していきます。
浮気の平均的継続期間は?

浮気関係の継続期間は、人や状況によって大きく異なるため、明確な平均値を提示することは難しいです。しかし、いくつかの調査結果や一般的な傾向から、浮気関係の平均的な継続期間は約1年とされています。一方で、3年以上も続く長期的な関係も少なくありません。
関連記事:既婚者の不倫の確率と不倫が多い年代は?長期化する不倫についても解説!の『3.不倫はどれくらい続く?』も参考に。
1年の浮気と聞くと長く感じる人も多いのではないでしょうか?
浮気をされている側からすると、パートナーが1年間浮気をしていると聞いたら「そんなに長い間浮気をしていたなんて…」とショックを受けるかもしれません。
しかし、浮気は隠されながらされるので気が付かずに1年が経っていると言う人は多いです。
または、浮気しているのを知りながら、『いつかやめるだろう』と思って時だけがどんどん過ぎてしまったという人もいます。
そうやって続く長期間に渡る浮気は、どのような特徴があるのでしょう。
次の項で解説していきます。
長期間続いている浮気の本気度は?

浮気という関係を長く続けるという事は、『相手に本気だから』とまず考えるかもしれません。
しかし、長く続いているからと言って必ずしも本気でない事もあります。
- 本気度が低い長期間の浮気
- 本気度が高い長期間の浮気
それぞれの心理や特徴を比べてみましょう。
本気度が低い
本気度は低いけど浮気が続いている時の心理
『本気じゃないならサッサと別れれば良いのに!』そう思う人もいるかもしれませんが、別れずに続いているのには次のような心理が隠れている可能性があります。
- 浮気相手に別れを言い出せない
- 惰性や習慣
- 欲を満たすのに都合が良い
- 相手が別れてくれない
それぞれ解説します。
- 別れを言い出せない
浮気相手という立場にさせといて自分から別れを言い出せない人もいます。言い出せずにだらだらと関係を続けてしまい、そうやって続いていくうちに今度は情が湧いてさらに別れを言いづらくなります。
- 惰性や習慣
定期的に浮気をしていると習慣化してしまいます。愛情は無くともなんとなく関係が長くなってくるとわざわざ状況を変えようともしなくなり浮気が習慣化します。
- 欲を満たす上で都合が良い
性欲は人間の三大欲求の一つでもあり、他の欲に比べると欲を満たすためには相手の存在が必要になってきます。
(浮気相手には酷ですが)欲求を満たすための都合の良い道具のような感覚で長い間浮気をしている事もあります。こういった人は比較的本気度は低く、体の繋がりだけで長く続きます。
- 相手が別れてくれない
浮気したことに罪悪感を感じてすぐに別れようとする人もいるのですが、別れたいと言っても相手が別れてくれない事も実はあります。時には「別れたらバラす」と脅されてしまうケースもあるようです。相手が別れてくれずに、本気ではないのにどんどん浮気が長引いてしまいます。
本気度が低い浮気の特徴
次のような特徴がある浮気は本気度が低い可能性が高いでしょう。
- 会う時は必ず肉体関係がある
本気度が低い浮気によくある『性欲を満たすための浮気』であるとすれば、当然会うたびに体の関係になります。
- お金をかけない
本気でないのですからいかに費用をかけずに浮気ができるか、逆を言えば費用をかけずに浮気できる相手と長続きすることになります。
- 長く続いていても会う頻度は低い
自分の都合の良い時に会ったり他の用事を優先させる事が多く、会う頻度はそれほど高くなりません。
- 二人の将来の話はしない
自分が本気でない場合、相手からも本気になられると困ります。安易な約束や将来の話をして期待させるわけにはいかないので、2人の将来の話などはあえてしないようにします。
本気度が高い
本気度が高くて浮気が続いている時の心理
浮気相手に本気になっているのならバレない限り続くのは、まぁ想像できます。浮気相手に本気ならいっそそっちに行けば良いのに。そう思う人もいるかもしれません。
本気度が高く長い間浮気をしている時、そこには次のような心理が隠れているかもしれません。
- パートナーと比べている
- 環境が整うのを待っている
- パートナーから別れを切り出されるのを待っている
それぞれ解説します。
- パートナーと比べている
浮気相手にも本気、パートナーとも別れたくない、浮気相手に対する本気度が高くてもまだパートナーにも情がある、もしくはパートナーを失った時のリスクを考えてどちらを選ぼうか比べながら浮気を続けているかも。
- 環境が整うのを待っている
パートナーと別れようとは思っているが、子供がいて大きくなるまでは別れないようにしていたり、ダブル不倫で相手にも家庭があるなどですぐに繋がることができない状態にあると、環境が整うまで何年でも浮気を続けることがあります。
- パートナーから別れを切り出されるのを待っている
本当は浮気相手と一緒になるためにパートナーとは別れたい。しかし別れを言い出しづらい、または別れを提案することで浮気を疑われるのでは?と恐れているケースもあります。
となると、自分からではなくパートナーから別れを切り出されるのを待っている状態で浮気を継続している事もあります。
本気度が高い浮気の特徴
本気度が高く長期間に渡る浮気には次のような特徴があります。
- パートナーと別れても良いと思っている
本当は心の奥底で浮気相手と一緒になる事を望んでいるので、パートナーと別れるために嫌われるようなことをすることもあります。
- 相手にお金をかける事に抵抗がない
浮気をしだすとオシャレをしたり身だしなみを整えたりお金をかける人は多いのですが、本気度が低い場合は自分に投資する傾向です。一方、本気度が高い浮気は相手のためにプレゼントをしたり相手の行きたいところに行ったりと、相手にお金をかけます。
特に長期間その様子が変わらないのは相手に対する気持ちが本気だからです。
- 肉体関係のないデートをする
本気度が低いまま長期間浮気をしている時はだいたい会うたびに肉体関係があるのですが、本気度の高い浮気を続けている場合は肉体関係のない普通のお出かけやデートをします。
- 将来について話をする
本気度が低い時は二人の将来について話すことはほとんどありません。しかし、本気度が高ければ、『いつか一緒になりたい』『パートナーと別れようと思っている』など、将来を見据えた話をします。
長期間の浮気は証拠を掴んで有利に戦う

長期間浮気をしている人は、本気かただの浮気かなんて関係なしにパートナーの気持ちなど考えず、自分に都合よく浮気を継続している人が多いです。
長期間浮気をしている人は隠し上手でもあるのでバレない限り続けます。そして本気の場合は都合よく浮気相手に乗り換える事もあるでしょう。
自分勝手思い通りにさせないためにも、浮気はなるべく早い段階で強制的にやめさせることが大切です。
既婚者である場合、パートナーの浮気は不法行為であり慰謝料請求をする事もできれば離婚を求める事もでき、浮気が長期間に渡っている場合慰謝料も高額になることがあります。
また、あなたが離婚したくないのにパートナーが離婚したいと言ってきたとしても有責配偶者からの離婚は認められませんので、あなたが拒否すれば『浮気相手と結ばれる』ということも簡単に叶う事はないでしょう。
浮気した人ばかりが得をするような選択肢を与えたくないという時は浮気の証拠を掴んで有利な立場で戦ってください。
関連記事:もしかして浮気?疑ったらするべきこと。浮気の証拠の集め方をお教えします
まとめ
浮気は、パートナーへの罪悪感、相手に感じる魅力の低下、パートナーとの関係修復、浮気の発覚などから終わる事が多いです。
ですが、それらが起こらないと本気度が低くても長く続いていくことも珍しくありません。
- 別れを言い出せない
- 惰性や習慣
- 欲を満たすのに都合が良い
- 相手が別れてくれない
というような心理で長く続いているだけなら本気度は低いでしょう。
しかし浮気相手に本気で長く続いている場合は
- パートナーと比べている
- 環境が整うのを待っている
- パートナーから別れを切り出されるのを待っている
といった心理で、いずれはパートナーとの別れを考えているかもしれません。
本気度の低い浮気ならきっかけを作る事ですぐに相手との関係を絶たせる事もできるかもしれませんが、本気度の高い浮気の場合、パートナーより浮気相手との繋がりを優先する可能性があります。
別れさせたい時や有利な話し合いをしたい場合には浮気の本気度の見極めと、証拠収集を綿密に行いましょう。
