盗聴器が仕掛けられている時に起こる現象は?複数あったら要注意!
「まさか、盗聴されている?」
そんな恐怖を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、近年、一般家庭やオフィスにおいて盗聴器が発見される事例は決して珍しくありません。巧妙に隠された盗聴器は、私たちのプライベートな会話や重要な情報を筒抜けにしてしまう可能性があります。
もし、あなたの身の回りにおいて本記事で紹介するような現象が複数起こっている場合、それは盗聴器が仕掛けられている危険なサインかもしれません。決して見過ごさず、慎重な対応を心がけてください。
盗聴器はどんな人が仕掛ける?

盗聴器を仕掛ける人物は、その目的や関係性によって様々です。主なケースとしては、以下のような人物が考えられます。
- 親しい関係者によるもの
盗聴器を仕掛ける人物は、被害者にとって身近な存在である可能性も十分にあります。
- 配偶者や恋人(元配偶者や元恋人)
浮気調査や行動監視、束縛や支配欲から盗聴するケースがあります。感情的なもつれや不信感が背景にあることが多いです。
- 親族
遺産相続や家族内のトラブル、財産管理などを目的として、親族間の情報を探るために盗聴する場合があります。
- 友人・知人
嫉妬や恨み、いたずら心から盗聴するケースも稀にあります。また、個人的な興味本位で盗聴する場合も考えられます。
- ビジネスに関わる人物
盗聴器が仕掛けられる目的は様々ですが、多くの場合、利益や優位性を得ようとする意図があり、オフィスなどビジネスの場に仕掛けられることもあります。
競合他社が営業秘密や新製品の情報・顧客情報などを不正に入手しようとしたり、取引先が交渉を有利に進めるために相手の内部情報を探ることもあります。
- 従業員・元従業員
不満や恨みから、会社や上司の情報を漏洩させたり、嫌がらせをしたりする目的で盗聴器を仕掛けることがあります。
- 犯罪に関わる人物
近年では、小型で高性能な盗聴器が容易に入手できるため、犯罪を行うような人でも比較的簡単に盗聴を実行できてしまう環境にあります。犯罪に使われている場合は仕掛けられている人に大きな危険が伴う事もあるでしょう。
- 詐欺グループ
詐欺の手口を巧妙化したり、ターゲットの情報を集めたりするために盗聴器を利用することがあります。
- 強盗・空き巣犯
事前にターゲットの生活パターンや留守の時間帯を把握するために盗聴器を仕掛けることがあります。
- ストーカー
被害者の行動を監視し、精神的な苦痛を与えたり支配しようとする、もしくは接触するタイミングを見図るなど目的で盗聴器を設置する場合があります。
- その他
・元住人…賃貸物件など、以前の住人が盗聴器を仕掛けたまま引越しで出ていきそのままになっている事があります。
・悪徳な業者…工事関係や荷物の搬送など、自宅に立ち入ったり作業をする際に盗聴器を設置することがあります。
複数該当したら危険信号!盗聴器が仕掛けられている時に起こる現象

身の回りで頻発する異変…それは盗聴器が仕掛けられたサインかもしれません!
次のような現象には要注意です。
電波やノイズの異常
- ラジオやテレビの特定のチャンネル、固定電話に、今までになかったノイズやエコー、雑音などが入る。(盗聴器が発する微弱な電波により電波干渉のあるアナログ製品に異常が出やすい)
- 家電製品の近くやコンセント付近から、「ジー」「プチプチ」といった微かな電子音が聞こえる。(電源を必要とする盗聴器が作動している可能性がある)
電気製品や小物の不審な点
- 電源が入っていないはずの家電が、触るとほんのり温かい(内部に盗聴器が仕込まれ微量の熱を帯びている可能性)
- 見慣れないコンセントタップやUSBなどの小物が増えている(偽装された盗聴器の可能性)
- 不自然な物の配置の変化や、覚えのない場所への移動(盗聴器の設置や確認のために侵入された可能性)
スマホの盗聴アプリ
盗聴器は自宅やオフィスに仕掛けられる事もあれば、近年監視アプリのようなものもあります。
スマホに監視アプリが入れられている場合は次のような現象が起こることがあります。
- 通話中にエコーがかかったりプツンと切れる
- バッテリーの減りが異常に早い
- 使用していないのに本体が熱を持っている
- 通信量が不自然に増える
- 使用していないのにオレンジ(マイク作動中)のランプがついている(iphone)
といったような現象が起こる可能性があります。
これらの現象がある場合は、一度自分のスマホにダウンロードされているアプリを全てチェックした方が良いでしょう。
その他、見過ごせない危険サイン
- 身に覚えのない郵便物や宅配物が届くようになった
- 親しい相手から不自然なタイミングでのプレゼント
- 家の近くで停車している同じ車をよく見る
- 購入した記憶がないものが家にある
- 親しい人にしか話していないはずのプライベートな情報を、第三者が知っている。
- 以前と比べて、電気代が不自然に高くなった。
- 無言電話やいたずら電話が増えた
- 点検を称した業者や突然の訪問が多い
- 特定の人物が、行動をまるで見ていたかのように話すことがある
もし、わずかでも盗聴の疑いがある場合は…
盗聴器は価格帯も手ごろなものがあり入手の方法も簡単です。
昔はよく『テレビにノイズが…』『固定電話に雑音が…』と言って盗聴器が疑われる事もよくありましたが、最近は盗聴器も家電も性能が良く影響もあまりない傾向になりつつあり、気づきづらくなっています。
盗聴器によって不審な現象が起こるのは怖くもありますが、気づけるきっかけにもなるので悪い事ではありません。
むしろ一番怖いのは、全く気配もなく盗聴されている事です。
気付かないうちに盗聴されているかも…と心配して暮らすようならば、一度専門の機材で調査しておくと、安心して生活が送れるようになります。
また、何か不審な現象に心当たりがあったり、盗聴の疑いを持った場合はご自身で安易に解決しようとせず、専門家にご相談ください。
専門の調査機材と知識を持った総合探偵事務所アルシュにおいても盗聴器の調査を行う事ができます。秘密厳守で徹底的に調査を行い、証拠の発見と安全な解決をサポートいたします。
不安を感じたら、まずは私たちにご連絡ください。あなたの平穏な日常を取り戻すために、全力でサポートさせていただきます。
もしご自分で盗聴器を探したいという場合は設置されやすい場所も紹介しているコチラの記事も参考にしてみてください。
まとめ
盗聴器が仕掛けられている場合、『電波やノイズの異常』や『電気製品や小物に不審な点』が見られるほか、様々なサインが現れる事があります。
盗聴器はどんな人がどのような目的で仕掛けるのかわかりません。もし不審な現象が起こっているのなら、『まさか』と思うよりも『もしかして』と疑ってほしいです。
以前の住人が興味本位であなたの言動をチェックしているようなことや社内の機密情報を盗み聞きしようとしていることもあります。
もし不安があるという場合は一度盗聴器の有無を調べておくと安心です。
