ドライブレコーダーを使って浮気を調べる!どんなドライブレコーダーが良いの?
車の事故発生時の状況を確認したり、あおり運転等の危険行為を証拠化するためなどにドライブレコーダーがよく利用されますが、実は浮気の事実を確かめるためにドライブレコーダーが役に立つことがあります。
本記事ではドライブレコーダーを使って調べられる浮気の情報とおすすめのドライブレコーダーについてご紹介します。
浮気調査をしたいと考えている方は参考にしてみてください。
ドライブレコーダーの搭載率と設置目的
2020年に国土交通省によって行われた『自動車用の映像記録型ドライブレコーダー装置について』の調査によれば、自家用車を保有する人のうち53.8%が車にドライブレコーダーを搭載していると回答しており、その設置率は年々増加傾向が見られます。
また、ドライブレコーダーを設置する目的としては、どの年代でも交通事故の記録が1位、次いであおり運転など危険な運転への対策、そして安全運転の意識を高めるためと答えています。
こういった本来の目的とは少し異なりますが、多くの車に搭載されつつあるドライブレコーダーは浮気を調べるのにも適しています。
ドライブレコーダーで調べられる情報
パートナーが浮気で車を使用しないのならば浮気調査に使うことは難しいですが、パートナーが自家用車に浮気相手を乗せたとすれば、ドライブレコーダーで以下のような情報が入手できます。
浮気相手の容姿
車への乗り降り、車内での様子を撮影することで浮気相手の容姿が明らかになります。
浮気相手の住所もしくは最寄り駅
浮気相手を車で送迎するとしたら、家の前まで行くこともあるのですが、周囲の人にバレないように最寄り駅くらいまでしか行かない可能性もあります。
浮気相手とよく行く場所
浮気は結構パターン化しやすいです。いつものレストランやいつものホテルなど、よく訪れる場所の情報を手に入れられるかもしれません。
浮気相手の名前
ドライブレコーダーには映像を残す以外に音声録音機能が搭載されている物もあり、会話から様々な情報を得らえることもあります。
車の中での会話に、ほぼ必ず相手のことを呼ぶタイミングがあります。フルネームまではわからないとしても、ニックネームや下の名前くらいなら判明するはずです。
浮気相手との関係性
会話の内容や呼び方から、パートナーとの詳しい関係性がわかるはずです。
- 職場が同じ
- 上司と部下の関係
- 同級生だった
- アプリで出会った など
会話をしっかり聞けば多くの情報が得られます。
性行為中の映像
時に浮気相手と車中で性行為に及ぶ事もあります。性行為中の映像がしっかり撮影されていれば、浮気の証拠にもなります。
ドライブレコーダーで得た情報は浮気の証拠になる?
浮気の証拠となるものは、肉体関係が推認できるものとされています。ラブホテルの中に2人で出入りする様子や車内で性行為が行われている場面が撮影されていれば浮気の証拠として十分利用できる可能性があります。
一方、車中で仲良く話をしていていかにも親密な様子がわかったとしても、肉体関係があったことを証明するには証拠として不十分でしょう。
もし、ドライブレコーダーで浮気の証拠を得たいのなら、肉体関係があるとわかる映像を抑える必要があります。
関連記事:もしかして浮気?疑ったらするべきこと。浮気の証拠の集め方をお教えします
浮気調査に適したドライブレコーダーの機能
では、ドライブレコーダーで浮気の証拠を掴みたいという場合はどのようなドライブレコーダーを使うと良いのか、おすすめの機能について詳しく解説していきます。
常時録画式
ドライブレコーダーには常に録画しているものと、車が衝撃を受けた時や車体の周囲で不審な動きがあった場合にのみ録画機能が作動する物があります。
浮気調査をする場合は前者の常に録画している物が良いでしょう。
360度撮影
ドライブレコーダーのモデルには前後2カメラのものや前方1カメラのものがありますが、本来あおり運転防止や事故時の証拠撮影として搭載しているため、車内よりも車外を重点的に記録している事もあります。
しかし、浮気調査に使うならば、車内の様子も映るように360度撮影できるものがおすすめです。
夜間も鮮明に撮影記録できるもの
浮気は夜間に行われることも少なくありません。夜間の密会でも誰と会っているのかわかるように高解像で夜間でも鮮明に撮影できるものが良いでしょう。概ね200万画素以上はあった方が安心です。
駐車監視機能付き
運転中のみの撮影機能の場合、エンジンを切ると録画がされなくなります。
駐車中も録画できるように駐車監視機能の付いているものがおすすめです。また、駐車監視機能がついていても
- 車両に衝撃が加わった際に録画が開始するもの (衝撃感知型)
- 動く人や物を察知して録画を開始するもの (動体感知型)
- 常時録画するもの (常時録画型) など
異なる録画方式があります。
せっかくラブホテルの駐車場まで録画出来ていたのに、肝心なラブホテルに入っていく場面が撮れていなければ、「近くの施設の駐車場が満車でやむを得ず止めただけ」等と言い逃れされてしまう可能性もあります。
撮影逃しを避けるためには、動体感知や常時録画型がおすすめです。
内臓バッテリーや外部バッテリ―を使用
ドライブレコーダーを浮気調査に使う場合、長時間にわたって駐車監視機能を作動させることになりますが、車両のバッテリーを使用すると車のバッテリーに負担がかかりバッテリー上がりを起こす可能性もあります。
そのため、ドライブレコーダーの本体にバッテリーが内蔵されている物や専用のバッテリーセーバーを使用した方が安心です。
SDカードは容量の大きいもの
大切な情報が失われないようにSDカードの容量は大きいものをおすすめします。記録を残しておきたい時間を計算して、適切な容量のSDカードを用意しましょう。
ドライブレコーダーの機種や画質設定によって異なりますが、1時間~1.5時間フルハイビジョンで録画するのに8GB程度必要と言われています。
クラウドサービスが利用できるもの
多くのドライブレコーダーは撮影されたものがSDカードに録画され、容量をオーバーしてくると基本的には古いものから順に上書きされていきます。
そのため、せっかく録画された浮気の証拠が長時間の録画で上書きされて消えてしまう危険があります。
また、浮気している人の中にはSDカードのデータを故意に消してしまう人もいます。
最近はクラウドサービスを利用できるドライブレコーダーもあるので、そういったプランを利用するのもおすすめです。
ドライブレコーダーを装着するための口実
ドライブレコーダーを装着している車は多くなってきていますが、まだ自家用車につけていないという人も当然います。
また、装着してあっても、浮気調査にはあまり向いてない機種かもしれません。
そういった場合はドライブレコーダーをさりげなく装着したり、機種の変更をしたいと考えるでしょう。
ドライブレコーダーを装着する際に使える口実をご紹介しておきます。
保険料が安くなる
保険会社によってはドライブレコーダーを搭載することで特約を受けられることもあります。
保険の切り替えをチャンスにドライブレコーダーの装着を提案してみても良いでしょう。
あおり運転防止
近年、あおり運転の被害がニュースになる事もあるので、そのタイミングで設置の必要性を訴えます。
ドライブレコーダーは装着しているだけで、あおり運転をされる抑止力にもなります。自分や友人が実際に危険を感じたという話をしてみるのも良いでしょう。
子供の免許取得
浮気は子供がある程度大きくなり手が離れてきたタイミングで始まるケースも多いです。
40代50代の浮気も非常に多く、それくらいの年代になると自分の子供が免許を取る事も珍しくありません。子供の免許取得をきっかけにドライブレコーダーの装着を提案しても自然です。
浮気しているかも!?ドライブレコーダーを使った浮気の兆候チェック
パートナーが浮気をしている可能性が高いかどうか、ドライブレコーダーを使ってまずは簡単にチェックしてみても良いでしょう。
以下に該当しないかどうか、確かめてみてください。
- ドライブレコーダーに入れてあったSDカードの録画データが消えている(一部または全部)
- ドライブレコーダーの電源が抜いてある
- ドライブレコーダーの音声録音機能を切っている
- ライブレコーダーの装着や機種変更の提案を異常に拒否
これらの言動があれば、浮気をしている可能性が高くなります。
思ったようにドライブレコーダーの設置や機種変更が進められない場合は簡単にこれらをチェックして浮気の可能性を確かめましょう。
ドライブレコーダーで証拠入手が難しかったら、探偵の浮気調査がおすすめ!
ドライブレコーダーはうまく使えば十分に浮気の証拠を掴むことが可能です。
しかし、機能が優れている物ほど金額は高額になる傾向ですし、パートナーが浮気をしている場合は設置する事さえも難しいかもしれません。
自分で浮気の証拠が掴めずに困っている場合は、浮気調査のプロである探偵に浮気の証拠を掴んでもらうと良いでしょう。
また、既存のドライブレコーダーから浮気の証拠までとは言えなくても何かしらの浮気の情報がつかめている場合は、それらを探偵へ提供することで調査費用を抑えることができるかもしれません。
関連記事:探偵に浮気調査を依頼したとき、費用はどのように決まる?
まとめ
パートナーの浮気をドライブレコーダーで調べたい時は調べたい内容に合わせて必要な機能を持ったドライブレコーダーを使用しましょう。
- 常時録画
- 駐車監視
- 360度撮影
- クラウド保存 など
さまざまな機能がありますので『車内も撮影したい』『駐車中も撮影したい』『データを失いたくない』など目的に合わせて機能を選びましょう。
ただし、ドライブレコーダーだけの浮気調査では不十分な事もありますので、しっかりと証拠入手をしたいという場合は探偵への浮気調査依頼も検討してみてください。