離婚したいと言われた…浮気調査をするべきケースと正しい対処法
今や3人に1人は離婚する時代とも言われており、何らかの理由により離婚する事も珍しくありません。パートナーから突然離婚宣言されることもあり、急な申出に頭が真っ白になってしまうかもしれませんが、ここは落ち着いて行動する事が必要です。
本記事では、「離婚したい」とパートナーに言われた時に探偵の浮気調査を利用するべきケースと得られるメリット、そして離婚の話をされた時に避けるべきことや浮気調査以外にもしておくべきことについても解説していきます。
探偵の浮気調査を利用すべきケース
今や離婚は珍しい事ではありません。中には別々の人生を歩んだ方が円満である夫婦もいます。
しかし、離婚したいと言われたかと言って直ちに離婚に応じる必要があるわけでもなく、まずは探偵に調査を依頼すべきケースがあります。総じて言うとすれば、それは離婚の話を切り出したパートナーに浮気の疑いがあるケースと言えますが、具体的にどのような場合に探偵の浮気調査を利用すべきか解説します。
探偵の調査を利用せずに後悔してしまう人もいますので、以下に該当する場合は探偵の浮気調査を検討する事をおすすめします。
- 離婚理由に納得がいかない
- 突然家を出て行ってしまった
- 浮気の疑いがあるが、証拠がない
それぞれについて詳しく解説します。
離婚理由に納得がいかない
性格の不一致は離婚理由のでもよく挙がってくるものです。相手の言動などに不満を感じ、それが継続されると夫婦関係を解消したいと思う事も珍しくありません。
しかし、中には『⠀離婚するほど?』と感じてしまう内容である事もあります。
本来夫婦は歩み寄りが必要な関係でもあり、多少のすれ違いや意見のぶつかりは仕方ありません。
『お互いのため⠀』と言いつつも、実は浮気が本気になった末に離婚をしたいと言い出した可能性があります。
突然出て行ってしまった
離婚が決まっていないうちに、パートナーが家を出ていき別居状態になってしまうことがあります。
実は別居中の浮気については慰謝料を請求されないケースがあるため、パートナーは浮気がバレないうちに早々に家を出ることがあるのです。
「一人になってゆっくり考えたい」など何か理由を言って出ていく事もありますし、突然何も言わずに出て行ってしまう事もあります。
浮気の疑いがあるけど、証拠が無い
浮気の疑いがあるケースでは、探偵の浮気調査を強くおすすめします。
特に、証拠がない場合は、いくら口頭で「浮気をしている事がわかっている」と相手に伝えたとしても、否定されてしまう事がほとんどです。
浮気相手といるところを見たと言っても、人違いと言われたり勝手な勘違いだと主張されてしまう可能性があります。
探偵に浮気調査を依頼する事で得られるメリット
探偵に調査を依頼した場合、依頼者が知りたい真実を明らかにし、それを証明できる証拠を入手する事が出来ます。その調査結果によりどのようなメリットが得られるか解説します。
- パートナーや浮気相手に慰謝料を請求できる
- 離婚を拒否できる
それぞれについて解説いたします。
パートナーや浮気相手に慰謝料を請求できる
探偵の浮気調査の結果、離婚を言い出したパートナーが浮気をしている事が明らかになった場合、離婚をするにしてもしないにしても精神的苦痛を与えられたとしてパートナーに損害賠償請求(慰謝料請求)をすることができます。
また、探偵の浮気調査では浮気の事実だけでなく浮気相手についても詳細に調べる事ができるので、離婚の話を持ち出したパートナーだけでなく、その浮気相手にも慰謝料請求ができるようになります。
離婚を拒否できる
パートナーに離婚を宣言されたとしても、それを絶対に受け入れたくない人もいます。
探偵の浮気調査でパートナーの浮気の事実が明確になった場合、パートナーは有責配偶者(離婚の原因を作った者)となるため、たとえ離婚訴訟を起こされたとしても法的に離婚が認められなくなります。これにより、パートナーがいくら離婚をしたいと言っても、離婚するすべを持たなくなります。
離婚話をされた時にしてはいけないこととすべきこと
この項ではパートナーから離婚の話をされた時にしない方が良いことや探偵の浮気調査以外にすべきことについて解説します。
パートナーに離婚宣言された場合、適切な行動を心がけましょう。
離婚話をされた時にしない方が良いこと
すぐに離婚に応じる
パートナーから離婚の話をされた場合、あなたに離婚の意思があっても無くてもすぐに返事をするのはNGです。
一度離婚に応じる事を伝えてしまうと、その後に気持ちが変わっても相手が受け入れてくれない事もあります。
また、離婚に同意できるとしても、浮気の可能性があるのなら有利に離婚するためにもまずは探偵に浮気調査を依頼するなどして浮気の証拠を掴むべきであり、離婚に応じる事を伝えるのはその後にすべきです。
離婚したくないという場合はしっかりとその意思を伝えておきましょう。
別居
離婚したいと言ってきたパートナーとの関係で、まずは離婚せずにとりあえず別居しようという話になる事もあります。
しかし、一度別居をしてしまうと元の生活に戻る事が難しくなることもありますし、何より別居中の浮気はすでに家庭が破綻していたとみなされ慰謝料請求が認められなかったり慰謝料が低くなる要因とされてしまうケースもあります。
そのため、パートナーが離婚を希望してきたとしてもできれば別居は避ける事が望ましいと言えます。
離婚話をされた時にすべきこと
夫婦関係が継続していることを裏付ける証拠を作る
別居を避けられるのなら避けておいた方が良いですが、勝手に出て行ってしまったり別居を始めたあとに離婚を言い出してくるケースもあります。
その場合は家庭が破綻していない事を主張できるように、離婚したくない旨をLINEなど形に残る物で送ったり旅行など家族のイベントに誘った事実を作っておくと良いでしょう。
離婚届不受理手続き
離婚したいと言われても離婚したくない場合、勝手に離婚が成立する事を避けるために離婚届けが受理されないように役所に不受理の手続きを行っておきましょう。
離婚を言い出したパートナーが、浮気相手に「早く離婚してほしい」と言われ、あなたの同意がないにも関わらず離婚届けを出してしまう可能性もあります。
浮気調査を行ったとしても離婚後の浮気では法的に問題ないとされてしまう可能性もありますし、離婚届けが勝手に提出されたことを証明するために膨大な時間と労力が必要になる事も考えられます。
取り下げも簡単な手続きでできますので、望まない離婚届提出の危険がある場合は手続きをしておいて損はありません。
財産の調査
離婚に応じることになれば財産分与を行う事になります。夫婦の共有財産は基本的に折半することになりますが、財産を隠される事もあります。
その場合は公平な財産分与とならないため、相手の財産をしっかりと把握しておくことが必要となります。
探偵は浮気調査だけでなく財産についても調べる事ができます。離婚をする際は探偵の財産調査も検討すると良いでしょう。
まとめ
パートナーが突然離婚を宣言してきた時、なぜだろうかその理由に納得できないケースや絶対に離婚したくないケースなどがあります。
パートナーが突然「離婚をしたい」「1人になりたい」等と急に言ってきた場合は一度浮気を疑ってみると良いでしょう。
もし、浮気の可能性があるのなら、探偵の浮気調査で浮気の事実を確かめ、証拠を掴みましょう。
そうする事によりパートナーや浮気相手に慰謝料を請求してあなたの望む家族の形を継続する事も有利な離婚をすることも可能になります。
さらに、離婚の決意が固まっていて相手の財産隠しの危険がある場合は探偵の調査で明らかにできる物もありますので、合わせて相談してみる事をおすすめします。