浮気は繰り返される!?浮気の再発率と再発の原因となる5つのこと。断ち切るための対策とは。
「一度だけだから」と信じて許したパートナーの浮気。辛い気持ちを乗り越えて再構築を選んだはずなのに、またしても裏切られてしまった…。
探偵事務所である私たちに寄せられるご相談の中でも、最も心が痛むのが、この浮気の再発」に関するお悩みです。
「なぜ、あの人はまた同じ過ちを繰り返すの?」 「私の何がいけなかったの?」
怒り、悲しみ、そして深い絶望感に苛まれているのではないでしょうか。
この記事では、数多くの夫婦問題と向き合ってきた探偵事務所の視点から、浮気の再発率、繰り返してしまう根本的な原因を深く掘り下げます。そして、この悪夢を断ち切り、あなたの心の平穏を取り戻すための具体的な再発防止策を解説します。
驚くべき浮気の再発率

残念ながら、一度浮気をしたパートナーが再び浮気をしてしまう可能性は決して低くありません。具体的な数字は調査によって異なりますが、一般的に30%~50%程度の再発率を示すデータがあります。
これは、一度過ちを犯したとしても、その後の関係性や個人の意識が変わらなければ、再び同じ道を辿ってしまう可能性が高いことを示唆しています。
また、浮気の再発率は男女でも異なると言われていますが、男性の方が高く80%以上・女性20%以上というデータもあります。
さらに、再発の際のお相手に関しては、先の浮気相手とは別の相手と浮気をするケースもありますが浮気相手と縁が切れておらず同じ人と再び浮気をしているというケースも多いです。
浮気が再発する主な5つの原因

では、なぜ一度は夫婦の関係を壊しかけるほどであった浮気という行為が繰り返されてしまうのでしょうか?その背景には、以下のような複合的な原因が考えられます。
根本的な問題が解決できていない
一度目の浮気が発覚した後、表面的には謝罪や反省が見られたとしても、夫婦関係の根底にある問題が解決されていない場合、不満や不満感が再び浮気を招く可能性があります。
- コミュニケーション不足
日常的な会話がない、お互いの気持ちを伝えられないなど、コミュニケーション不足が続くと不満の原因になります。
- 愛情不足・マンネリ
パートナーへの関心が薄れてしまったり、刺激のない関係は他に目を向ける原因になります。
- 性的な不満
長期間のレス、性的な欲求不満が解消されない場合、浮気再発のリスクが高くなります。
これらの問題が放置されたままだと、浮気という形で再び不満を解消させようとしてしまうことがあります。
浮気に対する罪悪感の欠如・希薄さ
浮気に対する倫理観が低い、あるいは発覚した際の痛みを十分に感じていない場合、再び誘惑に負けてしまう可能性があります。
「バレなければいい」「一時的な気の迷いだった」といった安易な考えが根底にあると、再発のリスクは高まります。
依存心や寂しさ
依存心が強い、あるいは孤独を感じやすい性格の場合、一時的にできた関係に心の拠り所を求め、浮気を繰り返してしまうことがあります。
特に、自己肯定感が低い場合や、承認欲求が強い場合に起こりやすいと言えます。
環境要因
職場や友人関係など、浮気に繋がりやすい環境に身を置いている場合も、再発のリスクを高めます。例えば、異性との出会いが多い職場、浮気を容認するような友人の存在などが挙げられます。
過去の成功体験
一度目の浮気が大きな問題にならずに済んだ場合、「また同じようにやり過ごせるだろう」という誤った認識を持ってしまうことがあります。パートナーの許しを得られた経験が、再発へのハードルを下げてしまう可能性もあるのです。
浮気の再発を防ぐためにできること
一度裏切られた経験を持つ方にとって、再び同じ苦しみを味わうことは耐え難いものです。浮気の再発を防ぐためには、夫婦双方が真摯に向き合い、具体的な行動に移す必要があります。
【夫婦で取り組むべきこと】
- 原因の究明と改善への努力
なぜ浮気をしてしまったのか、なぜ浮気をされてしまったのか、その根本的な原因を深く掘り下げ、改善に向けてコミュニケーションを取り具体的な行動を起こしましょう。
夫婦だけでの話し合いが難しい場合は、カウンセラーや専門家の力を借りることも有効な手段です。
- 誓約書の作成
再発を防ぐためには誓約書の作成が有効です。
「また浮気をしたら慰謝料〇〇万円を支払う」「浮気相手との接触を禁止する」など、明確なルールを設け、誓約書を作成することで強力な心理的ブレーキとなります。
関連記事:浮気の再発を防ぐための有効な手段。浮気調査後の誓約書作成ガイド
【浮気をされた側ができること】
- 感情を整理し、冷静に話し合う
怒りや悲しみで感情的になるのは当然ですが、落ち着いてパートナーと話し合うことが大切です。怒りや悲しみだけでなく、「また裏切られるかもしれない」という不安や、「これからどういう関係を築きたいか」という希望を具体的に伝えましょう。
- 一度目にしっかりと対処
浮気の再発防止には、一度目の浮気に毅然と対処することが重要です。「一度くらい」と安易に済ませず、「浮気は絶対に許さない」という明確な意思を示すべきです。法的制裁を与える慰謝料請求は浮気相手を遠ざけ、パートナーに反省を促します。
「大ごとにならずに済んだ」「許された」と甘い考えを持たせないためにも、初回の対応が再発を防ぐ鍵となります。
- 自分自身のケアを大切にする
辛い気持ちを一人で抱え込まず、信頼できる人に相談したり、カウンセリングを受けたりするなど、自分自身の心のケアを怠らないようにしましょう。
浮気をされて自信を無くしてしまうと、再発のリスクは大きくなります。自信を持てる自分になった方が魅力的になり再発から遠ざかります。
【浮気をしてしまった側がすべきこと】
- 心からの反省と謝罪
二度と繰り返さないという強い意志を示し、誠意をもって謝罪することが不可欠です。
- パートナーへの安心感の提供
スマホにロックをかけない、日常的な連絡や行動をオープンにする、愛情表現を積極的に行うなど、パートナーに安心感を与える努力を続けましょう。
オープンにすることによって、浮気がしずらい環境が作れます。
- 環境の見直し
飲み会や交友関係を見直す、職場を変えるなど、浮気に繋がりやすい環境から身を置いたり誘惑の種を自ら断ち切る覚悟が必要です。具体的な環境対策を講じましょう。
- 自己成長への意識
依存心や寂しさを埋めるために気持ちが浮つく暇もないくらい、趣味や仕事に打ち込むなど、自己成長を意識することで、心の安定を図りましょう。
浮気調査は再発防止の第一歩

「もしかしたら、また…」という疑念は、夫婦関係に深い影を落とします。そのような不安を抱えたままでは、建設的な話し合いも、前向きな関係を築くことも困難です。
私たち探偵事務所は、真実を明らかにするための浮気調査を通じて、あなたの不安を解消し、冷静に夫婦関係を見つめ直すための第一歩をサポートします。
- 確実な証拠収集
探偵の浮気調査により確実な証拠を得る事で、『浮気をしたら必ずバレる』という強烈なプレッシャーをパートナーに与える事ができます。
また、法的な手続きを行う上でも証拠は欠かせません。浮気調査で入手した証拠があることにより事実に基づいた話し合いを可能にします。
- 精神的なサポート
調査の結果だけでなく、その後の心のケアについてもご相談に応じます。
- 専門家との連携
必要に応じて、弁護士やカウンセラーなど、他の専門家をご紹介することも可能です。
浮気の再発に悩んでいる方は、一人で抱え込まず、私たち探偵事務所にご相談ください。真実を知ることで、未来への一歩を踏み出すことができるはずです。
まとめ
浮気の再犯率は30~50%程度と言われています。性別だけが再犯率に影響するわけではありありませんが、男性に至っては80%以上の方が一度浮気すると再び浮気をするという調査データもあり、残念ながら高い数値と言わざるを得ません。
実際に当探偵事務所へも、『以前に浮気をされたことがあって…』とご相談にいらっしゃる方も多くいます。
浮気が再発してしまう原因は『未解決の根本問題』『罪悪感の欠如』『依存心』『環境』『過去の経験』などが複雑に絡み合っています。
再発を防ぐためには、
・夫婦が協力して原因を究明し、改善に向けた具体的な行動を取る
・一度目の浮気に毅然と対処する
・誓約書の作成で明確なルールを設ける
これらが不可欠です。
そして、もし今あなたがパートナーの再度の裏切りを疑い、苦しんでいるのなら、一人で抱え込まないでください。
「浮気」「再発」――これらの言葉に心が押しつぶされそうなら、まずは私たち専門家にご相談ください。あなたの心の負担を軽くし、次の一歩を踏み出すお手伝いをいたします。