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結婚前調査とは?探偵に婚約者の身辺調査を依頼するケースをご紹介

結婚前調査とは?探偵に婚約者の身辺調査を依頼するケースをご紹介

優しそうに見える人が、実際に優しい人だとは限りません。

よい家庭を築いていけそうに見えても、本当のところはわかりません。素敵な婚約者が、実は結婚詐欺師だったというケースもあります。

結婚を目前に控えると、婚約者が本当に結婚すべき相手なのか、結婚しても間違いない人なのか、不安になることもあって当然です。

このような不安は、探偵による結婚前調査で確かめるべきでしょう。

結婚前調査とはどのような調査なのか、詳しく解説いたします。

目次

結婚前調査とは?

結婚を前提にお付き合いしている相手のことは、よく知っていて信用しているつもりでも、まだ不明な部分があるかもしれません。調べてみると、結婚するかどうかを左右する重大な問題が明らかになる場合もあるのです。

結婚や離婚は気軽に行えるものではありません。何か重大な問題を知らないままだと、結婚した後で「こんなはずじゃなかった」と頭を抱えることになってしまいます。

結婚前調査とは、そうした懸念を払拭し、安心して結婚するために、相手の身辺を事前に調査することです。

婚約者(フィアンセ)に行う身辺調査

誰もが自分に都合の悪いことは言いたくないもので、ギャンブルにのめり込んでいることや、借金の返済に追われていることなどは、言い出しにくいことでしょう。結婚して一緒に暮らせば、いずれわかってしまうと思いつつも、言い出すきっかけがないのかもしれません。また、「黙っていれば何とかごまかせる。」と思っている可能性もあります。

そのようなことも身辺調査を行うことで明らかになります。身辺調査とは、対象者が具体的にどんな暮らしをしているのか、また身元や素性、経歴を調べる調査です。

そして、婚約者に対して行う身辺調査のことを「結婚前調査」と呼びます。

結婚前調査によって何がどこまでわかる?

結婚前調査を行うことによってさまざまなことが明らかになります。これまで、真実だと信じていた相手のプロフィールに嘘があれば、当然わかるわけです。

調査内容は本人の生活状況だけではありません。その範囲は、婚約者の家族や親族、交友関係にも及びます。

結婚前調査によってわかることを、次の項から詳しく紹介します。

婚約者の家族・親族との関係

婚約者の家族、特に両親は結婚後の生活において深く関わることになるでしょう。

もし、その両親に何らかのトラブルがあれば、他人事ではありません。また兄弟姉妹も、ある程度は結婚後の生活に影響するでしょう。親戚関係も、場合によっては問題となることがあります。

そうした中に、素行が不良な人物がいたり、悪影響が考えられる事態が起こったりしていないかどうか、それぞれの素性を調査することが可能です。

また、家族や親族から婚約者本人の素性も浮かび上がってくることがあります。

婚約者の交友関係

家族や親族だけでなく、婚約者の交友関係も調査します。「類は友を呼ぶ」と言いますが、その交友関係から、婚約者の考え方や趣味がわかるわけです。

反社会的な団体の構成員との付き合いや、麻薬がらみの交友関係などがあれば、調査によって明らかになるでしょう。また、婚約しているにも関わらず、他の相手との恋愛関係があるかもしれません。結婚を思いとどまるべき重大な問題が見つかる可能性があるわけです。

また、婚約者に対して交友関係をオープンにしていないなら、そこに何か知られたくないことがあるとも考えられます。

このように、交友関係からもさまざまなことがわかるのです。

婚約者がどのような生活をしているか

学生時代から長く続く恋愛の末に結婚するなら、どんな生活をしてきたのか熟知しているでしょう。しかし、婚活イベントやコンパなどで知り合ったとか、ネット上のSNSやマッチングアプリで知り合った場合には、私生活の詳細な実態を知らなくても不思議はありません。

婚約者が日々どのような生活をしているのかを調べると、自称しているプロフィールは本当のことなのか、勤務している会社など、かなりの部分がはっきりとします。さらに、既に結婚して家庭があることが判明したり、近所や職場ではトラブルメーカーであったり、実は結婚詐欺師だったなど、思いもよらなかったことが明らかになる可能性もあるのです。

結婚前調査は自分でもできる?

結婚前調査の実施方法として、尾行や張り込み、聞き込みなど、頑張れば自分でも出来る部分はあります。ただし、素人にはその技術や経験がありません。大変な思いをして頑張った割には、十分な成果は期待できないでしょう。

また、不慣れな素人がやることですから、違法な調査方法をやってしまったり、結婚前調査を行っていることを相手に知られてしまったりするリスクもあります。バレないように慎重に調査しなければなりません。

万が一結婚前調査をしていることが、相手にバレてしまったら、どうなるのでしょうか?

考えられるリスクを次の項から解説していきます。

結婚前調査を行っていることがバレるとどうなる?

結婚前調査を行う側の思いとして、「安心して結婚できるように念のための調査をした」つもりでも、調査された側の気持ちはどうでしょうか。

痛くもない腹を探られたという不快な思いは当然でしょう。何か良からぬ人物ではないかと疑われていたことに対して傷つくかもしれません。また、人には知られたくないプライバシーを侵害されたと思う人もいるでしょう。

不愉快を通り越して怒りを感じたとしても不思議ではありません。しかも、本人だけではなく家族や親族、友人まで疑いの目を向けられたことになるわけです。

つまり、結婚前調査がバレた時に待っているのは、本人・家族・親族・友人一同の反感や怒りです。

婚約の破棄 

もし、「結婚となると慎重になるのは当然で、結婚前調査くらいは一般的にするものだ。」と互いに理解があれば、それほど大問題にはならず、一部から不愉快だとの声があがる程度かもしれません。

しかし、多くの人々が、「人から疑惑の目で見られる理由はない」と自負しているものです。疑いをかけられただけで、悪者扱いされたような気分になるでしょう。

場合によっては、家族、親族、そして友人から「そんなに信用できないなら、結婚しなければよいだろう。」との意見が噴出することもあり得ます。そして、感情的にこじれた状態では、良き縁談とは思えず、婚約の破棄となることもあるわけです。

慰謝料や式場キャンセル代の請求

婚約が解消された時点で、既に結婚式の会場との間に本予約(契約)まで完了していた場合、挙式迄の日数によって見積もり額の10%〜80%程のキャンセル料を支払う必要があります。当日間近になるほど高額のキャンセル料です。

予約した当人に請求が来ますが、どちらがどれくらい払うのか、これも揉め事のタネになります。どれほどの比率で支払うのかは別として、ある程度は支払うことになるでしょう。

また、結婚前調査で、「不当にプライバシーを侵害された」と慰謝料を請求される可能性もあります。特に、自分で調査をしたケースでは詳しい法的知識もなく、違法な調査方法をやってしまいがちです。そうすると、慰謝料の請求に対して抗弁しにくい不利な状況になるでしょう。

結婚前調査は探偵に依頼するのが一般的

昭和時代、結婚は家と家の縁であるとの認識があり、しかも家柄という考えや差別意識が根強い中、結婚前調査はよく行われていました。その時には探偵(当時は興信所という名称が主流)に調査依頼をするのが一般的でした。

今では、出会い目的の居酒屋やバー、婚活サービスやイベント、SNSやマッチングアプリなどで、素性の全くわからない相手との出会いが増えています。そして、結婚を考えるまでになった段階でも、まだ相手のことがよくわからないので、結婚前調査を検討する人が増えているのです。

ただ、素人が調査をすると、成果が期待できない割にはリスクが大きいため、現在でもプロである探偵に依頼するのが一般的です。

結婚前調査を探偵に依頼するのはどのようなケース?

では実際に、探偵に結婚前調査を依頼するのはどのようなケースなのでしょうか。

  1. 経歴詐称の可能性がある
  2. 結婚をする意思があるのに何度も延期する
  3. 婚約者の周辺の人間関係が不明
  4. 現金で高額の金銭要求をされる

4つのパターンで解説していきます。

あてはまる項目や、婚約者に対して不安な気持ちがある方は、一度探偵に相談してみると良いでしょう。

1.経歴詐称の可能性がある

結婚や恋愛において、モテる職業があります。それは、医師やパイロットやキャビンアテンダント、大学教授、IT企業の社長など、高収入で印象のよい職業です。

また、学歴も恋愛や結婚において重視される傾向があります。誰も知らないような大学よりも、東大や京大、有名私立大学の方が印象がよいわけです。

そして、恋愛を有利にするため、または、結婚詐欺のために、都合のよい学歴や職歴を詐称する人がいます。他人同士が知り合えるマッチングサービス、居酒屋やバーで出会った相手が自称する学歴や職業が、真実かどうかを個人で追求するのは難しいものです。

婚約者の経歴に対して怪しいと感じる節があったら、結婚前調査によって暴かれる裏の顔があるかもしれません。

2.結婚をする意思があるのに何度も延期する

結婚詐欺師は、高収入、社会的地位の高い職業、高学歴の人物に成りすまし、相手に「結婚したい」と思わせることで金銭をだまし取ります。この時、結婚できる可能性に期待させたり、結婚する日が近づいていると思わせたりして、その願望をあおる一方で、「まとまったお金が緊急に必要になった」とお金を要求します。

つまり、相手を惹きつけるために「結婚しよう」と言いながらも、実際に結婚するわけにはいかないので、何かと理由をつけて結婚を延期するわけです。

また、結婚詐欺師だけに限らず、浮気の場合にも結婚を先延ばしにすることがあります。独身と偽っている既婚者がその不倫関係を継続させるため、いつかは結婚できると思わせているケースです。

結婚を何度も延期するのは、その背景にこのような「結婚できない理由」が潜んでいる可能性があります。

3.婚約者の周辺の人間関係が不明

通常は婚約に至るまでにそれなりの期間があり、デートなどさまざまな付き合いがあるなかで、婚約者の友人や家族には何度も会っているものです。それが、婚約の段階まで来て婚約者の周辺の人間関係が不明なのはあまりにも不自然でしょう。そこには何か理由があると考えるべきです。

まず思いつくのは、家族や友人に会わせた時「本当の事がバレるとまずい」というケースです。プロフィールを詐称していたり、実は既に結婚していたり、結婚詐欺師だったりする場合が考えられます。

4.現金で高額の金銭要求をされる

結婚詐欺は結婚願望をテコに金銭をだまし取るわけですが、その手口は大変巧妙です。

婚活パーティー、オンラインまたはオフラインでの婚活サービスに参加し、優秀なプロフィールで結婚願望のある人の関心を引きます。その中から高額なお金を奪えそうな相手を定めて、結婚をちらつかせながらの交際を始めるのです。

交際が始まるとしばらくは、夢のある将来の話などで結婚願望を高めることに専念します。そして、頃合いを見計らって、「急にお金が必要になったので貸してほしい」と要求してくるわけです。ターゲットには、「それさえ乗り越えれば、幸せな結婚が待っている。何とかお金を工面しなければ…」と思わせ、だまし取るのです。

常識として、婚約者に高額な金銭を要求するような人は信用できません。たとえ結婚詐欺師ではなかったとしても、経済的に問題がある可能性も考えられるため要注意です。

結婚詐欺師の見分け方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

探偵が調査を行わない結婚前調査のケース

結婚前調査を探偵に依頼すると、婚約者の身辺を調査して、その結果を報告してくれます。しかし、場合によっては違法性の高いものとなる可能性があり、どんな依頼でも引き受けてくれるとは限りません。

  • 差別目的の結婚前調査
  • 犯罪につながる可能性のある結婚前調査

といった調査は引き受けてくれません。調査を依頼する際には、その点に気をつける必要があります。

探偵が調査を行わないケースについて詳しく解説いたします。

差別目的の結婚前調査

昭和時代には、半ば公然と国籍による差別や出身地による差別が行われてきました。しかし、時代が進むとともに人権意識が高まり、そのような風潮が改善されてきています。

国籍や出身地は、生まれた時、本人の意思とは無関係に定まっているものであり、本人の資質を示すものではありません。ですから、それを理由に差別するのは著しい人権侵害と言えるでしょう。

そして、探偵がそのような差別に協力することは許されません。2007年に施行された「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」第九条によって、違法な差別的取り扱いのための調査を行ってはならない旨が定められています。

犯罪行為につながる可能性のある結婚前調査

もしストーカーが、狙った人物の個人情報をもっと詳しく知ろうとして、婚約者に成りすまし、探偵に結婚前調査を依頼したらどうなるでしょう。その依頼を請け負って、探偵が調査を行うと、ストーカー行為に協力したも同然ではないでしょうか。

そのような調査は道義的にも問題がありますが、これも探偵業法第九条で、違法な行為のために用いられることを知ったときは、その業務を行ってはならないと定められています。つまり、ストーカーのような違法行為を目的にした調査は違法です。

もちろん、ストーカーだけでなくDV加害者やその他の犯罪行為、不当なプライバシー侵害などにつながる結婚前調査は違法となります。

探偵による調査のガイドラインとなる法律「探偵法」についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

結婚前調査を検討しているならまずは探偵事務所に相談!

結婚を前提とした交際をしている、または婚約しているけれど、何か腑に落ちない所があったり、不明な点が気になったりする場合、そのまま結婚してしまってよいのでしょうか。

婚活サービスなどで知り合った相手、特に友人がうらやましがるような好条件の結婚で「早く結婚したい」と強く願っている場合は、一旦気持ちを落ち着けて、考え直してみるとよいでしょう。

結婚してから深刻な問題が発覚したのでは、既に手遅れです。そうなる前に結婚前調査をしておくべきです。

まずは探偵事務所に相談してみることをおすすめします。

アルシュ探偵事務所の優れた調査力

結婚前調査をする上で重要なのは何か、それにはいくつかの要素があります。その中でも第一にあげられるのが信頼できる調査力と言えるでしょう。調査力が高いからこそ、効果的で的確な調査が行われ、早く結果を出すことにつながります。

アルシュ探偵事務所で調査を行う調査員は、全員がもともとベテランの刑事でした。長年の間、事件捜査の第一線で活躍してきており、十分な経験や知識、調査スキルを持っています。そして、それらは探偵としての調査力へとつながっているのです。

千葉県船橋市に本店を構えるアルシュ探偵事務所では、結婚前調査をご検討中の方のご相談を受け付けております。ご相談お見積もりは無料です。

まとめ

結婚前調査は、婚約者の身辺調査をすることで、不審な点を払拭し、安心して結婚に向かうために行うものです。しかし、その調査が行われたことがバレてしまうと、相手方の家族や親族、友人を巻き込む感情的な問題へとなってしまう危険性があります。

自分で調査することも不可能ではありませんが、十分な調査が出来ない上にバレてしまう危険性があるため、探偵に依頼するとよいでしょう。

婚活サービスで出会った相手で、本当のプロフィールや人間関係が確認できない場合は、結婚前調査をおすすめします。

結婚前調査も含めた身辺調査ができる探偵事務所をお探しなら、「アルシュ探偵事務所」にご相談ください。

アルシュ探偵事務所は、ご依頼主様の問題解決を第一に、徹底的に調査をいたします。

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アルシュ編集部
アルシュ編集部

千葉県船橋市の総合探偵事務所アルシュです。アルシュの調査員は元刑事だけ!調査力に自信があります。

船橋本店、千葉支店、柏支店、東京(品川)支店を拠点に、浮気調査、素行調査、人探し、法人調査など、さまざまなご依頼に全国対応可能。

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