携帯やスマホを使って浮気調査はできる?証拠を掴む方法を解説
調べものや買い物、ビジネス、人との交流や出会いまで、今ではインターネットは欠かせないものとなりました。特に、携帯やスマホは常に持ち歩き、インターネットの端末として頻繁に利用されます。ですから、きっと浮気にも使われているに違いありません。
つまり、浮気の証拠や重要な手がかりが、携帯やスマホの中にあるわけです。そこから浮気の証拠をつかむ方法を解説していきましょう。
携帯には浮気調査に役立つ証拠が満載
今、インターネットでかなり多くのことができます。地図を見るのもインターネット、お店を探したり予約したりするのもインターネットです。また人とのコミュニケーションも、直接会ったり電話で話したりするよりも、インターネット上のSNSやメッセージアプリを介して行われることが増えました。
浮気は、家族に知られないように隠しているものです。そのため、毎日のように会うことはできません。だからこそ、浮気相手とはインターネットを介したコミュニケーションが欠かせないのです。それにはパソコンも使われますが、多くの人が利用しているのはやはり携帯やスマホでしょう。
そのため、携帯やスマホの中には浮気の痕跡が大量にあると考えられるのです。
浮気の兆候!携帯にまつわる怪しい行動
浮気をしているなら、携帯やスマホにはその証拠が隠されているかもしれません。その扱い方を見ていると、「何かおかしい」、「今までそんなことはしなかったのに…」と奇妙に感じる場面があるかもしれません。
たとえば、
- ある時からスマホをパスワードでロックするようになった
- 常にスマホの画面を伏せるようにして置いている
- 風呂やトイレにまでスマホや携帯を持って行く
- スマホの使用中に画面を見られるのを嫌がる
- 電話がかかって来ても出ない時がある
などです。
これらは、携帯やスマホに関して、知られてはいけないことがあり、隠そうとしている行動とみてよいでしょう。または、知られてはいけない相手とのコミュニケーションがあることを示しています。
つまり、浮気の可能性が高いということです。
携帯・スマホで浮気の証拠を掴むにはまずどこを見る?
浮気の証拠や情報を携帯やスマホから探し出すとき、見つけやすい場所を効率よく調べたいものです。
4つのポイントをご紹介いたします。
- メール、またはLINEなどのメッセージアプリ
- 画像フォルダ
- GPSなどの位置情報
- インターネットの閲覧履歴
そして、それらをどのように調べていけばよいのか、具体的に解説していきましょう。
1.メール、またはLINEなどのメッセージアプリ
携帯やスマホは人とのコミュニケーションに使用されます。当然、浮気相手とのコミュニケーションにも使われているわけです。
メールのやりとり、SNSやメッセージアプリには、浮気相手との会話が大量に残っている可能性があります。某芸能人の浮気発覚の際にもメッセージアプリでの会話が公表され話題になりました。携帯やスマホを見るなら、まず見ておきたいところです。
ただし、メールやメッセージアプリを見るときに注意すべき点があります。メッセージの未読・既読が表示されるアプリなら、「未読」には手を出さないようにしましょう。見ると既読に変わってしまい未読には戻せないアプリがあります。
それから、よく使われているメッセージアプリは「LINE」ですが、それ以外のメッセージアプリを浮気相手専用に利用している可能性があります。「WhatsApp」や「KakaoTalk」、「Viber」、Facebookの「Messenger」など、SNSやメッセージアプリを見落とさないようにしましょう。
2.画像フォルダ
写真は、スマホの場合、AndroidならDCIMフォルダ、iPhoneならば「写真」アプリに保存されています。携帯(ガラケー)の場合は機種にもよりますが「写真」や「画像」という名のフォルダです。
浮気というのは、不法行為ではありますが、一種の恋愛といえます。一緒に食事したりデートしたり、旅行に行ったり、また性行為もあるわけです。そうした、2人の出来事を写真に撮っている可能性は高いでしょう。
デートで行ったテーマパークで撮影、一緒に行った旅行で撮影、場合によってはラブホテルの中で撮影など、浮気の証拠や手がかりとなる情報が写真として残っている可能性があるわけです。
その写真の中で頻繁に写っている人物は浮気相手の可能性があります。しかも服を脱いだ状態で写っている人物なら、ほぼ間違いなく浮気相手でしょう。その浮気相手がどこの誰かまではわからなくても、どんな姿の人物なのかはわかります。
3.GPSなどの位置情報
携帯の場合は機種によってGPS機能がない場合があります。スマホの場合、ほぼ全ての機種に搭載されている機能です。地図アプリやネット検索を利用したときには、アプリが自動的に現在の位置情報を基準にして動作するような使われ方をしています。
この位置情報が履歴として残っている場合があり、いつどこに行ったのかという情報が記録として残っているのです。そして、Androidなら「Google マップ」の「ロケーション履歴」、iPhoneでは「利用頻度の高い位置情報」にまとめられています。
これまで訪れた場所が表示されるため、そこがラブホテルだったり、誰かの自宅だったりすると、浮気の形跡だけでなく、浮気相手のおよその住所(少し位置がずれる可能性あり)まで判明する可能性があります。
4.インターネットの閲覧履歴
家族の共用パソコンや、仕事用のパソコンでは見られないようなWebページに、スマホからアクセスしている履歴が見つかる可能性があります。
仕事では行かないようなホテルやレストランの予約ページといった怪しい履歴が見つかれば、可能な限り、日時や店名、住所といった情報を控えておきましょう。予約当日に、「今日は仕事で遅くなる」などと言えば、大きな手がかりとなります。
さらには、パパ活や援助交際の掲示板で相手とやりとりをしている履歴といったピンポイントな証拠も見つかるかもしれません。
ただし、パパ活・援助交際は浮気と認めるのは難しい場合もあります。
不貞行為の無いパパ活や援助交際は浮気として認められない!?詳しくはこちらの記事をご覧ください。
もしも携帯から浮気の証拠を見つけたら?
携帯やスマホから浮気の様々なことがわかると、感情的になるものです。「浮気しているかもしれない」という疑いだったものが、具体的な会話や写真までわかってしまうと、怒りと悲しみがこみあげてくるのも当然です。
しかし、ここで感情的になって対応を間違ってはいけません。もし、浮気をしている配偶者に「これは一体どういうこと?この人は誰なんだ?」と感情的に詰め寄ってしまうと、後で不利になることが多いのです。
落ち着いて、次のような対処をしておきましょう。
携帯・スマホの本体ごと画面を写真撮影
見つけた浮気の情報や証拠は何らかの形で記録しておく必要があります。浮気がバレることを警戒して、いつか削除されてしまうかもしれないからです。
ところで、どのような形で浮気を示す画像や会話、メールなどを残しておくのがよいでしょうか。その方法についてはいくつかのやり方があります。
まず考えられるのが、自分のスマホやパソコンに送信する方法です。しかし「誰の携帯やスマホに、その写真や会話ログがあったのか?」を示すことも重要なので、自分のスマホやパソコンに保存していても、それがベストな方法とはいえません。
そこで、浮気している配偶者の携帯やスマホの画面に、浮気を示す画像や会話を表示している状態で、その本体ごと写真に収めてしまうやり方をおすすめします。
浮気相手とのメールのやり取りだけでは証拠として弱い
メールのやり取りの内容が、浮気をしていると確信できるものであっても、「ふざけて、そんなやり取りをしただけ」と、頑なに否定されると、それ以上どうにもなりません。言い逃れができるような証拠では、法的にも通用しないのです。
浮気であることを法的に立証するには、不貞行為があることを立証しなければならず、会話やメッセージのやり取り程度では不貞行為に該当しません。したがって、浮気を疑う理由にはなりますが、証拠としては弱いのです。
また、デートしているところを撮影した写真も、同じ理由で証拠としては不十分といえます。
ただし、ラブホテルなどで撮影された、性行為を強く推量させるような写真や動画があれば、証拠として有力です。
探偵での浮気調査に役立つ証拠として保存!
相手に浮気を認めさせて、「慰謝料を請求する」、「浮気をやめさせる」、「離婚する」といった結論へと向かおうとしても、相手が言い逃れに終始して認めないケースはよくあります。浮気相手が誰なのかも言わないことがほとんどです。
確実に浮気を立証できない弱い証拠では、浮気問題に進展はないと思っておいた方がよいでしょう。
スマホには浮気の形跡がたくさんありますが、残念ながらほとんどが言い逃れ可能な弱い証拠です。しかし、探偵に浮気調査を依頼するときには、それらが調査に役立つ有用な情報となります。
その情報によって探偵は、より効果的な浮気調査ができるでしょう。
携帯・スマホを使って自分で浮気調査をする方法
浮気をしている配偶者のスマホを見て浮気の痕跡を探すだけでなく、もっとハイレベルな調査を行う方法もあります。
携帯やスマホ、特にスマホは小さなコンピューターですから、様々なアプリを動作させることができます。ITが進んだ現在では、とても便利な(また逆にとても恐ろしい)アプリが開発されていて、それらを駆使することで高度なIT技術を用いた浮気調査が実現するのです。
ただし、これからご紹介する方法は全て、相手の同意なしに行うと「刑法第168条の2、不正指令電磁的記録に関する罪」や「不正アクセス禁止法違反」に問われる危険性が高く、どちらも刑罰の対象なのでご注意ください。さらに民法上では「プライバシーの侵害」となります。
1.位置情報アプリをインストール
特定のスマホの位置をGPS機能を用いて、別のスマホやパソコンから監視できるアプリが存在します。
本来このようなアプリの目的は、家族(特に子どもやご老人)の位置をスマホを通じて遠隔で知ることができる、見守りや安全管理です。また、スマホが盗難されたり置き忘れてきたりしてどこにあるのかわからなくなった場合の対処が目的のアプリもあります。それを利用すれば、配偶者のスマホの位置情報を別の端末から遠隔で監視することも可能なわけです。
代表的なアプリは「life360」、「Track View」、「Zenly」など。これらはAndroidとiPhoneのどちらのスマホでも使用できます。
人の多いテーマパークなどに出かけた際に、「はぐれたらこのアプリを利用しよう」と言って同意の上で位置情報アプリをインストールし、忘れた頃に浮気調査に活用する、といった方法なら法令違反になりません。しかし、配偶者が疑り深かったりネットリテラシーの高い人物であると、正しく利用した後にすぐアプリを削除されてしまう可能性があります。
2.削除したメールやメッセージを復元 写真や動画も復元できる
浮気の証拠がないかと配偶者のスマホを見ても何も見つからない場合があります。もちろん浮気をしていなければ、何も見つからなくて当然ですが、過去のメールや画像が全部削除されていたり、メッセージアプリに何も残っていないのは不自然です。
不自然なほど何もないのは、浮気がバレるのを警戒して削除してしまった可能性があります。また、特に不自然さはなくても、浮気相手とのやり取りだけは削除しているのかもしれません。
ファイルを削除すると、見かけ上は消えたように見えますが、そのデータが残っている場合があり、復元できる可能性があるのです。通常の操作では不可能ですが、それをやってくれる下記のようなアプリが存在します。
AndroidとiPhone向けに「Dr.Fone Suite」、「UltData:iOSデータ復元・Androidデータ復元」、「Aiseesoft:Androidデータ復元・iPhone データ 復元」などがリリースされています。
3.配偶者、浮気相手のSNSアカウントの監視
「監視アプリ」や「スパイアプリ」と呼ばれたり、そのものズバリ「浮気調査アプリ」と呼ばれたりするアプリがあります。
名目上は、子供がSNSなどでいじめに合っていないかどうか、親が子供のスマホをチェックするためのアプリということです。そのアプリは、そのような子供の見守りにも使われているでしょうが、子供ではなく恋人や配偶者のスマホを監視する目的にも使用されています。
これがあれば、配偶者のスマホを覗き見る必要はなく、SNSやメッセージアプリの会話を自分の端末から監視できるわけです。
また、多機能なものが多く、位置情報の監視や通話記録の監視、写真や動画、WEBサイトの閲覧状況など、スマホの中身と使用状況が丸見えになるようなアプリもあります。
AndroidとiPhone向けに「mSpy」、Android版のみですが「Cerberus」がよく知られているアプリです。
スマホ・携帯の機能やアプリを利用して浮気調査をする方法は、こちらの記事でより詳しく解説しております。
自分で浮気調査をするには大きなリスクが
配偶者の浮気を調査したい場合、やはりスマホは気になります。確かにスマホには浮気の形跡や証拠が満載で、多くの情報が手に入ることでしょう。
もちろん、浮気している配偶者の同意を得て、そのスマホを調査するなら問題はありません。しかし、浮気をしている人が、スマホを見せたり浮気調査アプリをインストールしたりすることに同意するでしょうか。
現実には、同意を得ることなく、こっそりとわからないようにやるしかありません。そして、相手のスマホを無断で見たとしたら、それだけで「プライバシーの侵害」になる可能性が高いのです。しかし、そこには「そうでもしなければ、浮気の実態がつかめない」という現実が関係するので、簡単に判断できません。
自分で浮気調査をすることには、たとえうまくいったとしても大きなリスクがあることは理解しておきましょう。
携帯・スマホで証拠を掴んだら探偵に依頼しよう
浮気調査にはその道のプロがいます。素人が簡単にマネできないような技術や機材を駆使して浮気調査を行う探偵です。そして、探偵は携帯やスマホの調査をすることはありません。違法な調査であり、しかも決定的な証拠を期待できないからです。
しかし、携帯やスマホから「間違いなく浮気している」と確信できる証拠をつかんだら、その情報を探偵に知らせることで効果的な調査が期待できます。情報を持って探偵に浮気調査を依頼しましょう。
探偵の調査が違法にならない理由はこちらの記事で詳しく解説しています。
メッセージのやり取りから浮気現場をキャッチ
浮気相手とのメッセージのやり取りは、証拠としてはあまり役に立ちませんが、浮気調査をする上では有益な情報です。
たとえば、「今度の金曜日、いつもの店で…」というような会話があれば、浮気カップルの行動パターンが読めてきます。浮気相手と会う日や、いつも利用する待ち合わせ場所があることがわかるわけです。また、「車で迎えに行きます」というメッセージがあれば、車での尾行が主体になりそうだとわかります。
このように、浮気調査すべき日時や場所、尾行ルートなどを知る手がかりとなり、効果的な調査に結びつくのです。そして、その分、調査費用が安くなる可能性もあります。
写真データからよく行くラブホテルを特定
写真はさまざまな情報を伝えてくれます。何気なく撮った写真でも、その背景からどの場所で撮影したのか、明るさや影から何時ごろだったのかなど、被写体以外の情報が含まれているのです。
同じ人物が複数枚の写真で見つかれば、関係の深い人物であることが想像できます。それらの写真を総合して、デートコースを割り出したり、よく利用するラブホテルを特定できる可能性があります。
また、その他の情報と照合して、浮気カップルのより詳細な行動パターンを導き出すことも可能です。そうしたことから、「特定の日時に、いつも利用しているラブホテルで張り込み調査」というように、場所を絞り込んだ効率的な調査につながることもあるのです。
探偵による浮気調査のテクニックについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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浮気調査の実績のある探偵をお探しなら、ぜひ「アルシュ探偵事務所」にご相談ください。
千葉県船橋市の総合探偵社、アルシュ探偵事務所では調査にあたる探偵は全員ベテランの元刑事です。元刑事としての優れた調査力を生かし、裁判や調停で有効な証拠集めと報告書作成ができます。もちろん、ご予算や相場に見合った調査を実施いたしますので、料金の面でも安心です。
また、「探偵って、どういう調査をしてくれるのかわからない……」という心配も無用です。調査内容を明確にし、リアルタイムでの途中経過のご報告も可能です。
問題が大きくなる前に、どんな小さなことでもご相談ください。
まとめ
今回の記事では、携帯やスマホでどのような浮気調査ができるのかについて紹介しました。
調べるべき場所は、まず、メールやSNSやメッセージアプリなどのコミュニケーションツールです。それから、画像フォルダにある写真にも浮気に関する情報があるでしょう。またGPS機能による位置情報もおよその行動パターンを知る手がかりとなります。
見つけた証拠や手がかりはスマホ本体ごと写真にとっておくとよいでしょう。
携帯やスマホから浮気の情報を得たら、それ以上は深追いせず、その情報を持って探偵に浮気調査を依頼しましょう。
アルシュ探偵事務所ではご依頼主の問題、お悩みの解決を一番に考え、調査いたします。