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探偵が伝授!車両尾行を成功させるためのコツと素人が失敗しやすい場面

探偵が伝授!車両尾行を成功させるためのコツと素人が失敗しやすい場面

探偵の調査方法と聞いて、皆さんはどのような調査手法を思い浮かべるでしょうか?尾行・張り込み・聞き込み調査などさまざまな手法を思いつくと思いますが、今回はその中でも探偵が実際の現場で行っている『車』を使った尾行を成功させるためのコツをお教えします。車で尾行したいと思っている方必見です!

目次

車両尾行で失敗しやすい場面と成功のためのコツ

『パートナーの浮気を調べたい』『社員の行動を探りたい』など、何かの理由で尾行をしたいと考えている方がいると思いますが、尾行は失敗すると取り返しがつかなくなってしまうこともあります。

  • 相手に見つかる
  • 相手を見失う
  • 事故、違反行為   

といった失敗がありますが、そのような事が起きないように対策しなければ成功は難しいです。

素人が車で尾行する際によくある失敗の場面や失敗しない為のコツはどのような事でしょう。

それぞれの詳しい場面と失敗しない為のコツを以下で詳しく解説します。

関連記事:プロが教える尾行のコツとは?方法と注意点も解説

相手に見つからないためのコツ

尾行するうえで一番避けたいのは相手に見つかる事です。相手に見つかりやすい場面は次のような時です。

《見つかりやすい場面》

  • 信号待ち
  • 小さな路地  など

運転中も後ろからくる車は気にするものですが、信号待ちでは止まっているうえに近くにいるのでより後ろの車を確認しやすく、運転手から良く見えるので見つかりやすくなります。また、小さな路地に入る場合も同じ道をたどってくる車は気になります。

目立たない車を使用する

配偶者を尾行したいという場合はレンタル会社もしくは友人から車を借りることになります。

車には様々な色や形のものがありますが、大きすぎる車は目立つ上に小回りも利きづらく適しません。

また、色についてもカラフルな車は目立つため一度目に入ると覚えられやすくなります。使用する車は白や黒、シルバーなどのよくあるカラーが良いです。

探偵が調査をする場合、機材を乗せたり張り込みで長時間になる事もあるため少し大きめのワンボックスカーやミニバンを使うケースがありますが、素人が尾行だけを目的として行う場合はセダンやコンパクトカー、ステーションワゴンくらいが使い勝手が良いでしょう。

対象の車との間に他の車を一台入れる

徒歩や自転車等の尾行は対象者の振り返りで見つかる事がありますが、車両尾行の場合は振り返るのではなくバックミラーやサイドミラーで後ろをチェックする際に見つかりやすいです。ですが、対象者の車両と自分の車の間に車を1.2台入れるだけでだいぶ目が届かなくなります。

ただし、間に車を入れるとその車のスピードに合わせることになるため見失うリスクが出てきます。

ライトの使い方に気を付ける

夜間や天候の悪いときには車のヘッドライトを点けるかと思いますが、ヘッドライトが車のルームミラーに反射し、後ろの車を気にするきっかけになります。

近づく際はスモールライトやフォグランプ(ヘッドライトよりも低い位置についている足元を照らすライト)に切り替える事で存在感を出さないようにしましょう。

ただし、フォグランプは装着されていない車種もありますので尾行する車の装備についてはあらかじめ確認しておきましょう。

加速、減速をうまく使う

対象車両とは200~300メートルくらい離れるのが理想です。近づきすぎるとバレやすくなりますので、対象車両との距離感を見ながら適度に加速減速をします。対象車両が赤信号で止まっているのなら信号が変わるくらいまで減速したり、目立たない場所で停車して後ろにピッタリとつくことを防ぎながら走ります

ただし、周りに車がある場合は迷惑になってクラクションを鳴らされてしまったり不自然な動きで逆に目立つことになるのでほどほどに。

また、対象車両が小さな路地に入っていく場合、見えなくなることを懸念して近づきがちですが、すぐ後ろを付けていくと不審に思われやすいです。対象車両がほとんど曲がり切ってから曲がるなど、見えるか見えないかのラインをうまくスピード調整しながら尾行しましょう。

車に乗せている物は見えないところにしまっておく

レンタカーには特にないと思いますが、フロント部分にぬいぐるみを置いていたりバックミラーに飾りをぶら下げていたりすると印象に残りやすくなります。それらは見えない場所に全部しまっておきましょう。尾行の際の車はシンプルイズベストです。

後ろだけにいない

対象者が尾行を警戒する場合、基本的に自分より後ろにいる車を気にします。ですが、尾行は後ろからついていくものとは限りません。

高速道路など、暫く分岐のない数車線ある道路ならば対象車両よりも少し前や横に行っても大丈夫です。

免許を取る時に学んだと思いますが、車には死角があるので車線変更して死角に入るのも良いでしょう。

相手を見失わないためのコツ

見つかってはいけないのはもちろんのことですが、見つからないようにしようとして距離を取り過ぎると今度は見失って失敗してしまうことも少なくありません。

《見失いやすい場面》

  • 赤信号や合流
  • 渋滞
  • 曲がった後の動き
  • 立体駐車場
  • 駐車場から出るタイミング    など

複数人で尾行

探偵もそうですが、尾行は基本的に一人では行いません。見失わないように目の数が多いに越したことはありません。前に車が数台あると運転手側から対象車両が左折する様子は見づらいですが、助手席側からは見やすいので対象車両の動きの見落としが少なくなります。

信号の切り替わりに注意する

信号は守らなければ事故を起こしてしまいます。対象車両と離れていると対象車両が信号を渡っても自分が渡れずに見失ってしまうことがありますので、信号の変わり目には注意しなければいけません。

信号には時差式感応式歩車分離式押ボタン式などさまざまなサイクルがあります。時差式の信号機の場合、歩行者信号は車の信号よりも早く点滅しますので、歩行者信号が点滅していたら注意を払い対象車両との距離感を詰める等して対策します。

また、信号は安全と円滑な流れを計算してサイクルを決めています。そのため、先の信号が赤になっているのなら、近くの信号も赤になるタイミングが近づいていると推測して距離感を調節します

折り畳み自転車を車に乗せておく

信号でうまく渡れず離されてしまう事もありますが、合流場面などで渋滞になっていると離されて見失ってしまうこともあります。

さらに、対象車両が曲がった後にまたすぐに曲がってしまうとどっちに行ったか分からなくなってしまうこといった失敗もあるでしょう。

そういったケースでは同乗者が自転車で追いかける等うまく連携を取りながら尾行することで完全に見失うリスクを回避します。

ただし、折り畳み自転車も物によっては展開や折り畳みに時間がかかるものもありますので、数十秒程度でできる設計のものを選ぶ必要があります。

駐車場では同乗者が徒歩の導線をおさえる

対象者が車から他の移動手段を取ることがあります。対象者が車を駐車場に止める場合は自分も車を止めている間に見失わないように注意しなければいけません

対象者が見える場所に自分の車も止められれば良いのですが立体駐車場等どうしても見えない場所や違う階に止めなくてはいけないこともあります。

対象者が駐車場に車を止めてどこかに行くのを尾行したいのなら、運転手が駐車している間に見失わないように、同乗者が先に降りて徒歩で通る導線(駐車場の出口、エレベーター、階段等)をまずおさえておかなければいけません

駐車場から出るのを待つ場合は停車する向きに注意

対象車両が駐車場から出た後も車両尾行を継続するのなら、ゲートで離されて見失うのを防ぐために先に出ておくと良いのですが、出口が複数ある場合は違う出口から出る可能性もあるので注意が必要です。

また、駐車場から出た後の進行方向と逆向きに停車しているとUターンする必要がでてきます。できればどちらに進んでもすぐについていける場所で待機すると良いでしょう。

起こしやすい事故や違反行為と避けるためのコツ

車両尾行では事故や道路交通法違反などにも注意が必要です。

  • 見失うのを恐れて信号無視
  • 駐車場に止める時間がなくて駐車禁止区域に路上駐車
  • 対象車両ばかりに気を取られてしまい歩行者巻き込み  など

事故や違反行為をしないためには気を付けることが一番の対策ですが、他にも方法があります。

運転手の交代

集中力の低下により事故の確率も上がってしまいます。尾行の運転は通常の運転よりも集中力が必要となりますので、運転は同乗者と交代で行った方が負担が軽減します。

また、運転手が覚えられてしまい見つかりやすくなる事もありますので、その面でも運転手は交代しながら尾行した方が良いでしょう。

回り道や抜け道の確認は同乗者が行う

対象車両と離れてしまった場合、抜け道などを使ってうまく尾行を継続することがありますが、ナビや地図を見るのは同乗者が行うようにすると事故の危険が軽減します。

探偵は基本的にGPSを使用できませんが、自分で車両尾行を行う場合はGPSを使う事もあると思います。もし対象車両にGPSを付けている場合は、その位置確認も同乗者が行うようにしましょう。

難しさを感じた場合は無理せず探偵に尾行してもらおう!

尾行調査は探偵の調査の中でも欠かせない手法ですが、経験が浅かったり技術が低い探偵だと少し気を抜いたり油断するだけで失敗してしまう事があります。

尾行の際は相手の移動手段に合わせて徒歩や自転車、公共機関など様々な手段を使いますが、中でも車を使った尾行に関しては事故になった時の被害が大きいので、注意が必要です。

実際にやってみるとわかるかもしれませんが、少しでも難しさを感じた場合は無理に調査を継続しようとせず、すぐに中断しましょう。

尾行をして調べたい事があるのならば、調査経験の豊富な探偵への依頼をおすすめします。

まとめ

今回は車を使った尾行を成功させるためのコツを詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか?もし自分で車両を使った尾行を行う場合は、無理をせず安全に行う事を第一に考えましょう。

尾行を行う上で絶対に避けたい事は、見つかる事と事故を起こす事です。

見失った場合は諦めて次回の機会を設ける事ができますが、見つかる事は次回に繋げる事が難しくなりますし、事故でけが人が出る等はあってはならない事です。

もし難しいと感じた場合は尾行のプロである探偵に頼る事も検討しましょう。

総合探偵事務所アルシュでは安全かつ確実な尾行技術で対象者の行動を証拠化します。

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