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公開日:2024.04.26

浮気調査にGPSは使える?利用する際のポイントと注意点

浮気調査にGPSは使える?利用する際のポイントと注意点

パートナーの浮気を調査するためにGPSを使いたいと思っている方もいることでしょう。しかし、GPSの利用は一歩間違えば違法行為になってしまう、リスクの高い調査方法です。今回は、浮気調査でGPSを利用する際の取り付ける場所のポイントや注意点について解説したいと思います。GPSを使う際はよく理解して利用するようにしましょう。

目次

GPSはどうやって用意する?

携帯電話を持つ手

中程度の精度で自動的に生成された説明

まず、GPSで浮気の調査をしたいと思ったら、肝心なGPSを用意する必要があります。もし浮気調査のためパートナーにGPSを仕掛けるとしたら、できるだけ目立たない小型のGPSを用意すると良いでしょう。小型のGPSは、購入するほかに貸し出しを行っている業者から借りるという方法もあります。また、スマホに元々搭載されているGPS機能を活用する事も可能です。

  • GPSを購入する
  • GPSを借りる
  • スマホのGPSを利用する

これら3つの方法について、解説していきます。

GPSを購入する

まずGPSを入手する方法として購入する方法があります。

最近ではインターネットで様々な種類のGPSを取り扱っており、登山で使用するような高性能なものから、お年寄りの介護用として使われる首から下げるタイプなど、さまざまな物があります。価格としては、数千円台から販売されていますので、予算や用途などに合わせて必要な物を購入すると良いでしょう。

GPSを借りる

GPSを貸し出している専門業者もあります。GPSは種類や機能も多く、どれを選べば良いか悩んでしまう事もあります。もし浮気調査でGPSを使いたいのであれば、浮気調査専門にGPSをレンタルしている業者もあるので、そちらでGPSを借りるのもおすすめです。

浮気調査に使うGPSを貸し出しているので、どのGPSをレンタルしたらいいのか迷う必要がありません。

レンタル期間としては、約一週間〜一か月が一般的ですが、調査が長くなりそうならば購入してしまった方が費用的にはかからないかもしれません。

購入前に使い勝手を一度見てみたいと言った場合は利用してみるのも一つの手です。

スマホのGPSを利用する

スマホには、元々GPS機能が搭載されています。紛失時のためや家族間であれば、お互いの居場所が共有できるようにスマホのGPSを使うこともあるでしょう。これが利用できるならばわざわざGPSを購入したり借りたりしなくても、パートナーの居場所がわかります。

ただし、スマホのGPS機能を利用する際は居場所を確認すると通知される設定になっていることもあるので注意しましょう。

また、パートナーが意図的にスマホのGPS機能をオフにし正確な居場所がわからなくなってしまう可能性があるため、確実とは言えません。

浮気調査にGPSを活用するメリットと注意点

GPSは便利なぶん、使用方法を一歩間違えると違法行為になってしまうこともあります。パートナーの不法行為を暴こうとして浮気の証拠集めをしているのに、自分が違法行為を犯してしまっては本末転倒です。違法行為となってしまわないためにも、適切な利用方法を知っておくことが大切です。

浮気調査にGPSを利用することによって得られるメリットと注意点について、詳しく解説していきます。

浮気調査でGPSを使うメリット

浮気調査でGPSを使うメリットとしては、

  • 簡単に入手できる
  • 危険な尾行をする必要がなくなる(相手に気づかれにくい)
  • 購入したことがバレても、他の用途で買ったと言える

などがあります。

GPSは馴染み深い機器ではありませんが、先述した通り入手の仕方は比較的簡単です。料金もさほど高額ではありませんので、浮気調査をしたいと思った時には手を出しやすい調査方法であると言えるでしょう。

また、GPSを活用するとターゲットが「どこにいるか」「どこに行くか」GPSの情報を見る事で行動がある程度分かるようになりますので「尾行」の必要性が少なくなります。尾行は、見失ったり、相手に気が付かれたりといったリスクが付きまといますので、このリスクが減るという事はそれだけでも浮気調査に役立つ物だと言えます。

さらに、GPSを購入したことがバレても、子供やお年寄りの見守り・紛失・防犯・登山などの用途で買ったと言うこともできます。

浮気調査でGPSを使う際の注意点

大きなメリットもあるGPSでの浮気調査ですがGPSを取り付ける時や、GPSの使い方によっては違法となる事もあるため注意が必要です。

GPSは購入もレンタルもできますから、もちろん使うこと自体は違法ではありません。しかしその使い方によっては罪に問われることもあります。

GPSでの浮気調査が違法行為となるのは以下のような場合です。

  1. GPSを仕掛ける際の不法侵入や器物損壊
  2. 無許可で位置情報を取得する
  3. GPSアプリを無断でインストール

ではこれらについて、詳しく見ていきましょう。

1. GPSを仕掛ける際の不法侵入や器物損壊

浮気調査のために、浮気相手の部屋や車などにGPSを仕掛けたいと考える方もいると思います。

しかし、浮気相手の住居の敷地内に入ることは、住居侵入罪(3年以下の懲役または10万円以下の罰金)にあたります。

また、GPSを仕掛けようとした際に、他人の物を壊してしまった場合には、器物破損罪(3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料)に問われる可能性もあります。

よって、浮気相手の部屋や車にGPSを取り付けることは、不可能だと考えておいて良いでしょう。

2.無許可で位置情報を取得する

GPSをつける時には、本人の許可が必要です。本人の許可なしに、GPSを付けて位置情報を取得することはたとえ夫婦であってもプライバシー権の侵害にあたる可能性があります。

したがって、パートナーの所有物に許可なくGPSを仕掛け、位置情報を取得することで罪に問われる可能性があることを知っておきましょう。

プライバシー権の損害に対する刑罰はありませんが、民事上の責任が発生し損害賠償請求される可能性があります。

ただし、GPSを仕掛ける先がパートナーだけの所有物ではなく、二人の共有財産であれば話は変わってきます。共有財産の場合、半分はパートナーの物ですがもう半分はあなたの物と位置づけることができます。つまり、二人の共有財産である自家用車にGPSを取り付けておき、その車の位置情報をあなたが取得したとしても何の問題も無いわけです。

3.GPSアプリを無断でインストール

スマホのアプリでも浮気調査に利用できるGPSアプリがあります。

しかし浮気調査アプリなど位置情報を発信するアプリを、本人の許可なく無断で本人のスマホにインストールするのは「不正アクセス禁止法」や「不正指令電磁的記録供用罪」などの違法行為になります。

勝手にインストールする行為もそうですが、ロックのかかっているスマホを解除して中の情報を見ることもプライバシー権の侵害に当たる可能性があります。

GPSはどこに仕掛ける?仕掛ける場所と方法

GPSを仕掛ける際に注意しなければいけない事はお分かりいただけたと思います。

違法にならないラインでGPSを仕掛けるために、どのような場所に仕掛けたら良いか、仕掛けられる場所と仕掛ける方法について解説していきます。

  1. 車に取り付ける
  2. 鞄に取り付ける
  3. 「浮気調査アプリ」のGPS機能を使う

以下で、詳しく見ていきます。

車に取り付ける

パートナーが浮気で車を使う事もあります。車での移動は人の目にも触れづらく、浮気にもってこいの交通手段です。したがって、車にGPSを取り付けることで、浮気相手とよくどこにいくかなど行動パターンを把握したり場所を特定することが可能になるでしょう。

取り付けるのに適した場所について、以下で詳しく解説します。

車のどこに仕掛ける?

・バンパーの裏

バンパーの裏は比較的電波も良く下から覗いても見えにくいためオススメの場所です。

強力な磁石や粘着力の強いテープなどなどを利用し、大きな振動でも外れないように取り付ける必要があります。

・エンジンルーム

エンジンルームも滅多に開ける場所ではないので見つかりづらいのですが、エンジンルームはその車の要となるところでもあり、取り付けに失敗すると事故や故障の原因にもなりかねません。素人ではかなり難易度の高い取り付け場所になるので、知識があまりない方が自分で取り付ける場合には、あまりおすすめできない場所です。

・トランクルーム

トランクルームも見つかりづらいのですが、こちらは電波に影響を及ぼすことがあります。

GPSは衛星を利用しその電波で位置情報を取得するため、トランクルームのような強力な密室は正確な位置情報を把握するのにあまり適しません。

・車内

GPSを取り付ける場所として最も注意が必要なのは、車内です。車内は目の届く範囲も近いですし、見つかる可能性が高くなります。車内に仕掛ける際には「シートの隙間」「シートの裏」「ダッシュボードの中」「車内に置いてあるもの(ぬいぐるみなど)の中」などが考えられますが、車内は電波も悪くなりますのでやはり車外の方が適していると言えます。

鞄に取り付ける

パートナーが仕事終わりに浮気相手と会っているという事もあります。そんな時、いつも仕事で利用している鞄にGPSを付けておくことで、一緒に食事に行っているレストランやラブホテルに入った形跡が見られるかもしれません。

常に鞄の中身をしっかり整理整頓し、何が入っているか把握しているパートナーの鞄にGPSを仕掛けると見つかってしまう危険があるので適しませんが、鞄の中を整理せずにいるようなパートナーであれば可能です。

鞄のどこに仕掛ける?

ただ単に鞄の中に入れておくだけでは、中に入れてある物を探している時や鞄の整理などで見つかってしまいます。

ですから、一見しただけではわからない底板の裏など手の届かないところに仕掛けると良いでしょう。底板の縫い目をほどいて取り付けたり、底板を一枚布で包む形でGPSを内蔵させても良いでしょう。難しそうなら、鞄の裏地の目立たないところを少し破ってGPSを滑り込ませ、再び縫い閉じるという方法もあります。

どのような方法を取るにしても、絶対に見つからないように工夫をする必要はあります。

「浮気調査アプリ」のGPS機能を使う

現在、スマホ用に多くの「浮気調査アプリ」が配信されています。GPSを購入またはレンタルしなくても、このアプリを使えば浮気調査が可能になります。

アプリによっては、音声の録音もできる物や遠隔撮影できるものなどもあるため、浮気相手とよく行く場所を突き止めるだけでなく、不貞行為を言及する音声や決定的な瞬間の写真も入手することができる可能性があります。

ただし、先述した通り持ち主の断りなくアプリをインストールする行為は違法になる可能性があるため、あくまでも自分でアプリをインストールしてもらわなければいけません。

「子供の防犯のため家族で共有しておく」「スマホ紛失時のため念のために入れておきたい」など、パートナーが納得する理由を探してインストールしてもらう事になりますが、あまりにもしつこい勧誘は怪しまれている事に感づかれてしまうので、ほどほどにしておきましょう。

スマホアプリを使った浮気調査の方法についてはコチラでも紹介

安全に浮気の証拠を入手するなら探偵に依頼

車のサイドミラーに映っている男性

自動的に生成された説明

GPSを使った浮気調査では、違法行為に触れる可能性があるため合法と違法のボーダーラインを知ることが重要です。しかし、素人ではなかなか判断が難しい部分があるでしょう。

「知らずにやってしまったから許してほしい」そう思うかもしれませんが、それは法律上通用しません。

また、GPSでパートナーと浮気相手がラブホテル付近にいると分かったとしても、それが強い証拠となるわけではありません。

本当にラブホテルに行っているのか?近くのレストランで食事をしているのか?GPSの情報だけでは誤差の可能性もありますし、実際に見てみなければ真実はわかりません。その場面を形として収めなければ証拠にもならないのです。

GPS情報だけでは浮気の決定打にならないという証拠能力の乏しさを考えれば、合法と違法のボーダーラインもきちんと把握しGPSの情報だけに頼らず確かな証拠を取ってくれる探偵へ浮気調査を依頼するのも一つの賢い選択肢です。

まとめ

今回は、浮気調査にGPSが利用できるか、仕掛ける場所や方法についてポイントを解説してきました。

GPSを使った浮気調査は可能ではありますが、一歩間違えると違法行為となることから、大きなリスクがある調査方法だとお分かりいただけたと思います。

GPSを利用する場合は合法と違法のボーダーラインをしっかり理解してから行うようにして下さい。

また、リスクの割に調査で得られた結果が証拠として発揮できなければ、そもそも意味がありません。

アルシュ探偵事務所なら浮気調査に慣れた調査員が、尾行や張り込みなど高度なテクニックを駆使して浮気調査をします。

GPSを使って浮気調査をしようと思っている方は一度考え直して、プロの探偵に相談をしてみてはいかがでしょうか。

浮気の証拠を掴むには、安全かつ確実に調査を行う探偵の浮気調査がおすすめです。

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