不倫からの略奪婚は幸せになれる?シタ側・サレ側それぞれの末路

「不倫相手と結ばれたい」「今のパートナーと別れて、あの人と一緒になりたい」 許されないとわかっていても、燃え上がる恋心。その先にある「略奪婚」という選択。
ドラマや小説では劇的に描かれる略奪婚ですが、その現実は決して甘いものではありません。
一時的な感情で障害を乗り越えた先には、想像以上の困難が待ち受けているケースが非常に多いのです。
この記事では、探偵事務所として多くの男女問題を見てきた視点から、「略奪婚」を選んだシタ側(不倫した側)と、パートナーを奪われたサレ側(不倫された側)、それぞれの「末路」について、現実を詳しく解説していきます。
もし今、あなたがパートナーの不倫を疑い、「略奪されるかもしれない」という不安を抱えているなら、この記事はあなたの未来を守るための一助となるはずです。
そもそも「略奪婚」とは?

「略奪婚」とは、一般的に、既婚者またはパートナーがいる人を、その関係を終わらせて(離婚・破局させて)自分と結婚することを指します。多くの場合、不倫関係から発展し、不倫相手が元の配偶者からパートナーを「奪う」形で成立する結婚を意味します。
「好きになった人がたまたま結婚していただけ」 「本気の恋だから障害は乗り越えられる」
シタ側の当事者たちはそう主張するかもしれません。
しかし、この結婚が誰かの犠牲の上に成り立っているという事実は、その後の結婚生活に重い影を落とし続けることになります。
略奪婚の末路

では、さっそく、不倫からの略奪婚が迎える末路について、『浮気をした側』と『された側』のそれぞれで見てみましょう。
シタ側(あなたからパートナーを奪った側)が直面する現実
「不倫」という障害を乗り越えて結ばれた二人。一見、究極の愛を貫いたように見えますが、その「略奪婚」の末路は、決して幸せなものばかりではありません。むしろ、困難な道を歩むことになるケースが圧倒的に多いのです。
終わらない「不信感」と再度の裏切りへの恐怖
略奪婚の最大の障害は、皮肉にも「成功体験」そのものです。
- 「夫(妻)は、前の奥さん(旦那さん)を裏切って私を選んだ」
- 「私(僕)も、パートナーを裏切って彼(彼女)を選んだ」
この事実は、結婚生活の基盤であるはずの「信頼」を根底から揺るがします。
「一度裏切った人は、また裏切るのではないか?」 「私(僕)がしたように、他の誰かが夫(妻)を奪うのではないか?」
少し連絡が取れないだけで、少し帰りが遅いだけで、猜疑心が頭をもたげます。
自分がかつて「シタ側」だったからこそ、その手口も心理もわかってしまう。お互いに相手を心の底から信じきれない関係性は、常に不安と隣り合わせです。
残念ながら、「不倫」という形でしか関係を構築・清算できない人は、同じ過ちを繰り返す傾向があるのです。
周囲からの冷たい視線と「祝福なき結婚」
不倫の末の略奪婚は、周囲から祝福されにくいという現実があります。
- 親・親族の猛反対
「人を不幸にしてまで結婚するなんて」「そんな相手とは縁を切る」と、家族との断絶を招くケース。
- 友人の離反
「サレた側の気持ちを考えると、素直に喜べない」と、親しかった友人たちが距離を置くようになることも。
- 職場での信用の失墜
社内不倫からの略奪婚だった場合、その経緯は瞬く間に知れ渡り、「倫理観のない人」「信頼できない」というレッテルを貼られ、人間関係や時には昇進にさえ悪影響が出ることもあります。
誰からも祝福されない孤独な結婚生活は、二人の絆を試すどころか、お互いへの不満や「こんなはずではなかった」という後悔を増幅させます。
慰謝料・養育費という重い経済的負担
略奪婚は、ロマンチックなイメージとは裏腹に、極めて現実的な「お金の問題」に直面します。
不倫が原因で離婚に至った場合、シタ側(不倫した配偶者)と不倫相手(略奪した側)は、サレた側(元の配偶者)に対して「不貞行為による精神的苦痛」への慰謝料を支払う義務を負うのが一般的です。
慰謝料の相場はケースバイケースですが、数十万~数百万円に上ることも珍しくありません。
さらに、夫婦の間に子供がいた場合、離婚後も養育費の支払い義務は続きます。
新しい生活をスタートさせる矢先に、過去の清算(慰謝料)と未来への責任(養育費)という重い経済的負担がのしかかります。お金の余裕は心の余裕。経済的な困窮は、いとも簡単に二人の関係をギスギスさせていきます。
「吊り橋効果」が消え、訪れる現実
不倫関係は、「許されない恋」「秘密の共有」というスリルや障害があるからこそ、一時的に感情が燃え上がりやすいものです(いわゆる「吊り橋効果」)。
しかし、いざ障害(元の配偶者)がなくなり、正式に結ばれて「日常」が始まると、あの燃え上がるような感情は急速に冷めていきます。
「こんな人だったっけ?」 「不倫相手として見ている時が一番輝いていた」
冷静になって相手を見つめ直した時、そこにあるのは「ただの普通の人」、あるいは「前のパートナーの方が良かった」という残酷な現実かもしれません。「略奪婚」というゴールにたどり着いた途端、関係が終わってしまう末路も多いのです。
サレ側(奪われた側)のその後
一方で、愛するパートナーを奪われた「サレ側」の末路はどうなるのでしょうか。絶望の淵に立たされたように思えますが、必ずしも不幸なだけではありません。
裏切りによる深い心の傷と再生
信頼していたパートナーと、場合によっては信頼していた友人や知人(不倫相手が顔見知りだった場合)に同時に裏切られる衝撃は、計り知れません。
人間不信、うつ状態、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ方も多くいらっしゃいます。心の傷が癒えるまでには、長い時間が必要です。
しかし、多くのサレ側の方は、この辛い経験を乗り越え、新たな人生を歩み始めます。
慰謝料請求と法的な決着
サレ側には、法的に認められた権利があります。それは、不倫をした配偶者と不倫相手の両方に対して、慰謝料を請求する権利です。
これは、受けた精神的苦痛に対する正当な補償です。お金で心の傷が全て癒えるわけではありませんが、法的に「非は相手にある」ことを確定させ、金銭的な補償を得ることは、次の人生へ進むための一つのケジメとなります。
「呪縛」から解放され、手に入れる新しい幸せ
辛い離婚を経験したサレ側ですが、時間が経ち、客観的に振り返った時、「あの時別れてよかった」と心から思えるようになるケースも非常に多いのです。
- 自分を裏切るような誠意のない人間と別れられた。
- 離婚を機に自立し、新しい仕事や趣味を見つけた。
- 苦しみを理解してくれる、誠実な新しいパートナーと出会えた。
不倫という「呪縛」から解放され、自分自身を大切にする人生を取り戻し、以前よりも幸せになる。それもまた、サレ側の立派な末路の一つです。
なぜ略奪した者の末路は厳しいものになりがちなのか?

探偵事務所として数多くの事例を見てきた結論として、略奪婚が困難な道をたどりやすい理由は明確です。
- スタート地点が「裏切り」
信頼関係がゼロ、むしろマイナスからスタートする結婚生活は、些細なことで崩れやすい。
- 問題解決能力の欠如
前の結婚生活で生じた問題を、不倫(逃避)という形でしか解決できなかった二人が、新しい生活で問題に直面した時、再び同じことを繰り返す(=再度の不倫)可能性が高い。
不倫により誰かを傷つけていると気づけない人は、そもそも相手の事を考える力が欠如しています。
- 「奪う」プロセスへの依存
幸せを「築く」のではなく「奪う」ことでしか手に入れられないという思考パターンが、人間関係の破綻を招きやすい。
不安な日々を過ごす「サレ側予備軍」のあなたが、してはいけないこと
パートナーの不倫を疑い始めた時、不安と怒りで頭が真っ白になることでしょう。しかし、ここで絶対にやってはいけないことがあります。
NG行動1:感情的に問い詰める
証拠がない段階で「不倫してるでしょ!」と問い詰めても、相手は絶対に認めません。逆ギレされるか、警戒して証拠を巧妙に隠蔽し始め、調査が困難になるだけです。
NG行動2:自分で無理に証拠を探す
パートナーのスマホを勝手に見たり(プライバシー侵害、不正アクセス禁止法違反の可能性)、自分で尾行したりすることは、非常に危険です。相手にバレて関係が決定的に破綻するだけでなく、あなたが法を犯してしまうリスクさえあります。
「法的に有効な証拠」を得る事が大切
もしもの時(離婚、慰謝料請求)にあなたを守ってくれるのは、感情論ではなく、「不貞行為(肉体関係)があった」ことを示す客観的かつ法的に有効な証拠だけです。
素人が集めた曖昧なLINEのやり取りや、1回きりの写真だけでは、パートナーに浮気を認めさせたり、はたまた裁判で「不貞行為」を立証したりするのは困難です。確実な証拠が、あなたの「未来」を決めます。
「略奪婚の末路」をただ待つ必要はありません。サレ側が一方的に不幸になる必要もありません。 今、必要なのは「真実」を知ること。そして、その真実を武器に、あなたの人生の主導権を取り戻すことです。
探偵が得る「法的に有効な証拠」
法的に有効な証拠は、誰にでも簡単に掴むことができるものではありません。
その証拠を、専門的に最も確実に掴むことができるのが探偵です。
- 合法的な調査
法律を遵守し、合法的な範囲で調査を行う事が大切。素人が違法な方法で得た場合、訴えられる可能性も。
- バレない技術
プロの調査技術と機材を駆使し、相手に気づかれることなく証拠を収集します。視界に入らず決定的な映像を捉えるにはプロの技術が必要です。
- 法的に有効な報告書
いつ、どこで、誰と、何をしたのか(例:ラブホテルへの出入りなど)を詳細かつ客観的に記録された「調査報告書」は 裁判でも通用する体裁で作成されます。
証拠がもたらす「選択肢」
確実な証拠を手に入れることで、あなたは初めて「選択」することができます。
- 関係を修復したい場合
証拠を突きつけ、不倫相手との関係を完全に清算させ、二度と裏切らないことを誓約させる(誓約書、示談書)。
- 離婚を決意した場合
相手の有責(不倫が原因)を立証し、慰謝料請求、財産分与、親権(子供がいる場合)などを有利に進める。
どちらの道を選ぶにせよ、「事実を知っている」という揺るぎない立場が、あなたを強く支えます。
まとめ
『不倫からの略奪婚』は、一見華やかに見えても、その『末路』はシタ側にとっても多くの困難を伴います。信頼の欠如、周囲からの孤立、経済的負担…それらは全て、誰かを傷つけた代償です。
そして今、もしあなたがパートナーの裏切りに気づき、「サレ側」になるかもしれない恐怖の中にいるのなら。 決して一人で抱え込まないでください。
略奪されることが必ずしも不幸とは限りません。
感情的にならず、まずは「事実確認」という冷静な一歩を踏み出すことが、あなたの未来を守る最短距離です。
私たちは、あなたの不安を「確信」に変え、あなたが次のステップに進むためのお手伝いをするプロフェッショナルです。ご相談は無料です。あなたの秘密は厳守します。
