浮気で別れても復縁できる?復縁のメリットデメリットと復縁するための方法
浮気をされてしまうと信頼関係が崩れ酷い悲しみと絶望感を味わいます。それであっても、『パートナーと関係をもう一度やり直したい』と思う人もいます。
復縁することのメリットデメリットや復縁のための方法について解説していきます。
復縁することのメリットデメリット

浮気をされて一度別れた相手と復縁した場合には、以下のメリットとデメリットがあります。
メリット
過去の思い出を共有できる
パートナーとの関係が長ければ長いほど苦楽を共にしてきている事でしょう。
- 一緒に行った旅行
- 二人で協力して乗り越えたこと など
復縁しない場合は思い出さないようにしたり忘れようとしたりすることが多いですが、復縁するのなら全ての思い出をこれからも共有していくことができます。
相手について一から知る必要はない
相手の好きな事や喜ぶ事、嫌がることなどお互いによく知っているので新たに好みや価値観を確認する必要がありません。
- 好みの食べ物
- 嫌がる行動
- 欠点や短所
- 趣味 など
新たなパートナーを見つけるとした場合、こういった様々な情報を一つ一つ1から確認していく必要があります。付き合ってみたものの価値観の相違などが見つかることはよくありますが、復縁する場合はすでに知っているので『思っていた感じと違う…』というような事はないでしょう。
前よりも互いを大切にできる
浮気をして相手を傷つけてしまった方も、浮気をされて傷付いた方も復縁した際には前よりも相手を大切に扱うようになることが多いです。
大きな問題を乗り越えたことで二人の絆も深まります。
デメリット
再発の際のダメージが倍増
浮気は繰り返される事もあります。一度裏切られた人に再び浮気をされてしまった時の精神的ダメージはかなり大きなものとなります。
復縁したものの再び浮気をされた時に一度ではなく二度も信じた自分が悪いと感じてしまう事もあります。
過去の浮気でフラッシュバックすることがある
浮気は忘れられない出来事となります。一度されてしまうと同じような状況になった時に「また浮気されている」と疑ってしまったり、ふとした瞬間に浮気されたことを思い出して不安になるなど辛い思いをすることがあります。
- パートナーがスマホを見ているだけで不安になる
- パートナーの帰宅が遅いだけで浮気を疑う
- 優しくされると浮気相手にもそうだったのかと思う など
新しい出会いの機会を逃す
別れた時には新しいパートナーを見つける機会でもありますが、復縁することで新しい出会いの機会を逃すことになってしまいます。
復縁にばかり囚われると自分の人生を大切にすることも忘れてしまう危険があります。
復縁するための方法

浮気が原因で別れたとしても復縁できる可能性はあります。しかし、復縁できるかどうかは、状況や相手との関係性、そしてご自身の気持ちなど、様々な要素が複雑に絡み合っています。
復縁したい場合は復縁に向けて、以下の準備や心構えが必要です。
準備
冷却期間を設ける
浮気で別れた後は浮気した側もされた側もどちらも感情的になりやすいです。冷静な判断が難しいため、まずは一定(2.3カ月程度)期間を置いて気持ちを落ち着かせましょう。
自分磨きをする
浮気された自分に対して悲観的になるかもしれません。自分に自信を取り戻すために外見や内面を磨いてみましょう。
浮気した側も同じです。浮気という裏切り行為を行ってしまった自分を見つめなおしましょう。
第三者に相談
パートナーの浮気について、仲の良い友人などの第三者に意見を聞くと良いでしょう。
客観的な意見を聞くことで正しい判断がしやすくなります。
心構え
自分と向き合う
なぜ復縁したいのか、相手の事を許せるのか、自分自身に問いかけてみましょう。
また、復縁にはメリットもデメリットもあるという事をしっかり認識します。
相手への期待値を下げる
復縁したからといって浮気した事実がなくなるわけではありません。完全に以前と同じ関係に戻せるわけではないことを理解し、期待値を下げることも大切です。
浮気を引きずり過ぎない
浮気されたことを忘れるのは困難です。かといって、引きずり過ぎると自分にとっても相手に取っても精神的な負担になってしまいます。
暗い過去よりも明るい未来のビジョンを描く事が大切です。
できるだけ浮気を引きずらずに、新たに信頼関係を築き上げていかなければいけません。
話し合い
誠意ある話し合い
冷静になってから相手と率直に話し合い、お互いの気持ちを理解し合いましょう。
浮気の原因について話し合い、反省点や改善点を見つける事ができれば復縁後の良好な関係を望めます。
再発の防止について
復縁で一番避けたいのは再び浮気の問題が発生することです。また、一度された経験があるとちょっとしたことでも浮気を疑ってしまう可能性があります。
「連絡はこま目にする」などのルールを決めたり、誓約書を交わすなどで再発を防止する必要があります。
関連記事:浮気の再発を防ぐための有効な手段。浮気調査後の誓約書作成ガイド
復縁しない方がいいケース

復縁したい気持ちが強いとしても、復縁しない方がいいケースもあります。
次のような場合は幸せになる為に復縁せずに新しい道を歩むことをおすすめします。
すでに二度三度と浮気を繰り返している
浮気は残念ながら繰り返す人も多いです。そもそも浮気の再犯率は男女平均して50%程度とも言われています。
一度許したとしても二度三度と繰り返しているならまた浮気をする可能性が高いです。
「もうしない」という言葉はその場限りの『口だけ』と捉えた方が良いでしょう。そういった方は他の面でも平気で嘘をつく可能性もあります。
反省が見られない
浮気に関して話をしたところで暴力があったり浮気の原因を押し付けてくる場合は反省がなく、再び浮気する可能性が高いです。
浮気した方が悪いのは明らかなのに暴力を振るってきたり人のせいにする人はモラハラ気質なこともあるので気を付けなければいけません。
周りからの反対が強い
本人はどうしても復縁したいと思っても、周りから猛反対される事もあります。浮気に限らずですが、恋愛に関しては熱くなると冷静な判断が出来なくなってしまう事があります。
『自分が良ければいい』と突っ走らず、やはり第三者の意見も取り入れる事をおすすめします。
復縁する人はどれくらいいる?
原因が浮気に限らず、パートナーと別れたものの復縁するカップルは20%程度と言われています。
ただし、復縁したとしてもそのあと結局別れてしまうカップルはその中でも60%ほどいるようです。
元々別れた時の原因が何かにもよりますが、復縁して上手くいく可能性はあまり高くはなさそうです。
夫婦に至ってはさまざまな理由から浮気されても離婚せずに再構築する人も多いですが、こちらも結局は上手くいかずに離婚という結果になる事も多いです。
それらも踏まえて、復縁を検討してみてください。
まとめ
復縁にはいろいろなメリットデメリットがあります。
- 過去の思い出を共有できる
- 相手について一から知る必要はない
- 前よりも互いを大切にできる など
というメリットもありますが
- 再発の際のダメージが倍増
- 過去の浮気でフラッシュバックすることがある
- 新しい出会いの機会を逃す など
というデメリットもあります。
復縁は決して簡単なことではありません。また、復縁したとしても元の関係に完全に戻るという事はなく、過去の経験を活かしながら新たに信頼関係を築き上げていく必要があります。
ご自身の心の声に耳を傾け、慎重に決断してください。しっかり話し合いをする時間を設け、互いに再発防止に努めましょう。冷静な判断をするために、信頼できる友人や家族に相談してみることも大切です。
